クラシックギターの曲について

質問

ドレミ出版のピアノピースの難易度（A～F)で
クラシックギター曲の愛のロマンス、アルハンブラの思いで、ソルの月光、アストゥーリアス、ファンタジアオリジナルだとどんなもんでしょうか？

回答No.1

illashige · ベストアンサー

以前クラシックギターを習っていたことがあるものです。ピアノは、遊びで２声のインベンションのうちほんの数曲を一人でやったことがあるくらい。家内がピアノを教えています。

ピアノピースの後ろの難易度は古い感覚のもので、現在ではかならずしもあてにならない気がします。
指が回ってしまえば、難易度が高いとされるものでもそれほどキャリアがなくてもそれなりに弾けてしまうこともあるでしょうし、簡単（難易度が低い）曲で、指は簡単でも、高度な音楽表現がないと表現できない曲もあると思います。

で、ご質問の趣旨とはちょっと外れてしまいますが、独断の（でも、だいたいはあたっていると思う！）おおむねの難しさ順です。（簡単なほうから）。

ロマンス　素朴な旋律とアルペジオの伴奏だけなので、ピアノで言えば、バイエル程度。
ただ、セーハ（人差し指を伸ばしていっぺんにたくさんの弦を押さえる）がかなりあるので、これが初心者には、ネックになりやすい。できてしまえば、あとは簡単。

ソルの月光　練習曲です。やはり、アルペジオに旋律がのっているが、部分的に内声の動きもあるので、ロマンスよりは、複雑か。

アルハンブラの思い出　トレモロで旋律を奏でながら、それにバスがついている。旋律は単純だが、美しく、親しみやすい。
トレモロがきれいに弾けるかにかかっている。右手の３指が”器用に、均一に”動けばあとは簡単。しかし、初心者でこれがうまくいく人はそうそういないと思われるので、一応中級以上。

ファンタジアオリジナル　じつは、これはどんな曲かわかりません。
ヴァイス作とされているファンタジアでしょうか。
ギターでよく演奏される「ファンタジア」は何曲かあり、ほとんどがオリジナルはリュート（古いギター・マンドリン、びわのような外観）のためのバロックかルネッサンスの曲の編曲物です。
思い当たるいくつかの曲は、おおざっぱにいってこのあたりの難易度・・。いいかげんですみません。

アストゥーリアス　ピアノ曲のからの編曲。音楽的にも、技術的にも一番難易度が高いと思います。