チャイコフスキーの未完の交響曲「ジーズニ」について
2006年に指揮者の西本智美さんが指揮したことで、日本でも話題になったチャイコフスキーの
未完の交響曲「ジーズニ」について知りたいのですが・・・。
チャイコフスキーはこの交響曲の第一楽章だけを作曲して、曲を放棄し未完に終わっています。
そののちに1950年代にセミヨン・ボガティリョフという人によって、補筆、完成されているのですが、また新たに2000年代に、ピョートル・クリモフという人が補筆して完成したと何かで読みました。
このように、異なる年代に全く別の人が補筆して、楽曲の整合性に問題が生じたりしないのでしょうか? それとも、その二人が補筆したものはそれぞれ別のバージョン・・ということになるのですか? だとすると、補筆する人の数だけ曲が存在するということになってしまうと思うのですが・・。
また、第2楽章以降は、ピアノ協奏曲第3番の第3楽章などに使われるはずであったモチーフを
使っていると何かで読んだのですが、ピアノ協奏曲のために使おうと思っていたものであれば、
「ジーズニ」に使われることはなかったのでは? という疑問が生じてしまいます。
このような補筆を大作曲家の曲などにするということは、別に珍しいことではないのでしょうか?
(たとえばシューベルトなどは未完のままです。)
また、補筆というものは、どの程度まで許されるものですか?
「ジーズニ」について詳しい方、作曲などをなさる方、回答お願いします。
お礼
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