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ホルムアルデヒドの発生理由
ホルムアルデヒドが合板等の接着剤からでるってのは知ってますが、接着剤等のどの化学薬品が原因なのでしょうか?
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ホルムアルデヒドとは、その物質ないに、 酸素を含む有機化合物で刺激臭があるのが 特徴の物質です。 では、どうしてそのようなものを使わなければ ならないかと言うと、 接着剤には、必ず、接着時間がありますよね? その硬化時間を調整する役割で使われています。 クロスをはる接着剤には、貼り付けて少しの間は シワを伸ばしたりする時間が必要です。 フローリングをはる時のボンドも、あまり早く 固まると、作業性が悪い・・。 そこで、登場するのがホルムアルデヒドです。 これを入れることによりその揮発時間で 調整が可能で、しかも調整するには一番安くて、 手っ取り早い。 だから、今まで多く使われてきました。 家の中のものほとんどのものに入っているといって良いかも知れません。 しかし、その揮発したホルムアルデヒドや、 まだ完全に揮発しきっていない残っているホルムアルデヒドが徐々に空気中に拡散し、 ご存知の通り、マスコミで問題視されるようになり、 製造メーカーからも、低ホルム・低ホルムアルデヒドと大きく記載された、代替商品がおおく登場し、 施主・工務店ともトラブルを防止するためにも 好んで使うようになってきました。 しかし、先の接着剤のコストが少し高くなるので、 全体的に少し高めの商品になっている場合が多いです。 ではなぜそのような物を完全に廃絶できないか? 木材自体や自然界のそのものにも ホルムアルデヒドは含まれており、 特に干ししいたけは、多く含む代表的なものでもありますが、これはなぜか無害と厚生省では発表しております。 ご参考になりましたか?
お礼
有難うございました。 非常によく判りました。