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全ての郵便貯金利用者が・・・
全ての郵便貯金利用者が、一斉に通常貯金の残高の全額を1週間だけ引き出し、通常貯金残高が「0円」になったとします。 そうした場合、日本経済はどうなるのでしょう? 実際に一度やってみたい実験ではあります(爆)。
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郵便局の準備能力を超えた取り付けが起きた場合、当然ながら払い出しは停止されます。 そして例えば「定期性貯金払出停止・普通貯金一人一月30万円まで」といった緊急策が取られます。 当然預金者は他方に現金を求めるので市場から資金が枯渇し金利が上がります。 ここまではほぼ必然です。 新円切替時の預金封鎖ではこの後、大インフレが起きました。 現代であれば、在庫が捌けない企業が続々倒産し、資産の逃避をはかる円売りが起きて円が暴落し、信用不安を受けて外資すら逃げ出すので、恐慌へと繋がるでしょう。 しかし政府が郵便貯金だけの封鎖を固守し、徹底的な資金供給による銀行預金の保護に成功すれば、生き残った企業はインフレと円安を利した輸出に活路をみつけ、日本の産業は復活するでしょう。 ただし、郵便貯金をしていた一般庶民の資産はインフレによる目減りで壊滅、殆どが国に接収されることになります。 恐ろしいシナリオですが、実際に郵便貯金の原資はすでに形骸のみの債権に化けてしまっており、払出能力など無きに等しい状態ですから、近い将来十分に起こりうるストーリィです。 というか、私が独裁者なら財政再建の切り札として本当にやります。 資本家に極力影響を与えずに国民の資産を没収するには非常に効率のいい手法ですから。 こうでもしないと千兆円の借金は返せません。 実際に50年前にあった事件ですから夢物語ではありませんよ。 資産は国内外に分散させておきましょうね。 勿論私は実行しています。 史実については、参考URLをどうぞ。
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要するに金融恐慌の時と同じ状況になります。 ・まず各郵便局には、そもそもそんなに現金を用意していないので実際には払い戻しができず長蛇の列ができる。 ・しかし支払い拒否をするわけには行かないので、郵便局は市場から現金を調達しようとします。 ・市場にも当然、250兆円もの現金はないので、短期金利は急上昇します。 ・そうすると一般の銀行も資金繰りに困り、現金需要に応じられなくなります。 ・というわけで、金融システムは麻痺します。一般企業も短期資金が手に入らず倒産するでしょう。 ・このような事態に対しては、まず日銀は売りオペで市場に現金を供給します。 ・しかし、追いつかないでしょうから、日銀特融発動となります。 ・あとは、紙幣印刷速度の問題でしょうが、片面印刷の紙幣とか出るかもしれません。 昭和金融恐慌と同様の流れを書きましたが、同じ轍を踏まないシステムはあるのでしょうか。 あの時は、国民が無知でパニックになったため被害が広がった面もありますが、今では、もう少し冷静に対処されるでしょう(と期待したい)。 しかし、質問文のような確信犯的事例だと、かえって大変なことになるかもしれません。
- Asihana
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日本人はすぐ「風評」につられるから、それが「1週間の郵便貯金」だけにとどまらないで大混乱、というのが、可能性としては一番高いですね。 郵便貯金の限度額が、たしか、1人300万でしたっけ? 定額や定期にいれる金額が大きいから、めいっぱい300万円の人が1000万円を引き出して30兆円になりますが、この金額がおおきいかどうか。銀行支援のために何兆円というお金が動いたこともありました。 いまの経済って、現金で動いていないように思うのですが、1週間だけ現金がうごいてどうなるでしょうかね。 郵便貯金の運用は、かなり公共事業の運転資金に使われているので、そっちの資金繰りが困る、というのは考えられます。
お礼
郵便貯金や簡易保険の資金はさまざまな事業に融資されていますよね。 そこから生まれる利益は貯金利子となり、郵政職員の給与となり・・・。 これを実際にやったら、選挙以外の場で国を動かすことが出来る唯一の場であるのではないかと考えてみたのです。ついでに、かんぽも全部解約されると完全に麻痺ですね。あまり期間が長いと空き巣や強盗といった犯罪も考えられますし。 で、とりあえず1週間だけ。 たんす預金と言う言葉もあるぐらいですから、1週間だけみんなでたんす預金してみると、国民の力で国が動いてしまいますねぇ。選挙より有効な手段かもしれません。