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スピーカーの点検
新米の消防設備士ですが、会社などについているスピーカー(一般放送用)が壊れて音が出ない場合、スピーカー自体が壊れているのか、そのスピーカーは大丈夫だが電線までの電圧?がきていないのかを調べる方法を教えて下さい。スピーカーに繋がっている線は2本です。テスターで線をあたり、放送してもらい電圧がかかれば、線は生きていると解釈していいのでしょうか? あと3kオーム、インピーダンスの意味がよく分かりません。 宜しくお願いします。
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インピーダンスとは簡単に言えば交流回路の抵抗のことです。 普通スピーカー単体のインピーダンスは4~16オームぐらいでアンプからの電圧も数ボルトぐらいです。このタイプのスピーカーは基本的にアンプと1体1でつなぎます。 会社などに使われている放送用のスピーカーは何十個と並列につなぎますので普通のスピーカーでは対応できません。合成インピーダンスが1オームもなくなってしまい、回路がショートしている状態になってしまいます。 そこで普通のスピーカーにトランスを付けてインピーダンスを変換しています。なお、アンプの方にもトランスが付いていて出力の電圧を定格で100V位まで昇圧しています。 信号ラインを測定する場合、交流の100ボルト近くまでかかりますので感電しないよう注意してください。テスターもアナログの方がわかりやすいでしょう。 信号ラインに電圧がかかっていてスピーカーが鳴らない場合はスピーカーのトランスが断線しているかスピーカー自体のコイルが断線しています。 スピーカ自体の線にテスターを抵抗測定モードにして触れたり離したりすると壊れていなければボソボソと音がします。トランスとスピーカーを切り離せれば、導通をはかり、壊れているかどうかがわかります。
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- LM6
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簡単なスピーカーの点検方です。 簡易的ですが乾電池(1.5V)をスピーカーコードにつないで《ボッボッ》と音がすればスピーカーはOK。
お礼
有難うございます。大変勉強になります。
- tatsu01
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建物の設備としてのスピーカーは、いわゆるハイインピーダンスラインと言って 定格(フルパワー)で100Vあるいは80Vがかかります。 普通の電灯線と同じ考えで、アンプが100Wなら、10Wのスピーカーを 並列に10個繋ぐ事が出来ます。 普通のスピーカーにこんな電圧をかけたら一発で壊れます。 このようなラインに繋ぐスピーカーは仰るとおり、3KΩというような インピーダンス(実際には内部で3KΩ:8Ωのトランスが入っている) の専用スピーカーを使います。 違うスピーカーに繋ぎ替えることが出来れば確実ですが、 線をテスターであたる場合、高い電圧で来ているので注意して下さい。 普通のテスターの交流レンジは50Hz~60Hzが繋がるのが前提ですから テスト信号が音楽だとあまり触れないと思います。 できれば100Hz前後のトーン信号を流してもらってください。
お礼
教えて頂き有難うございました。大変勉強になりました。
お礼
ありがとうございます。大変勉強になりました。まだまだ未熟ものですね。。