- ベストアンサー
軽量高反発ラケットとナチュラルガットとの相性
ヘッドのリキッドメタル8にバボラVSタッチ130を張りましたが、3ヶ月足らずでフェイス上方で切れてしまいました。週末プレイヤーで、一度にやる時間は長いのですが、頻度は多くありません。コートが濡れているときはシンセティックを張ったラケットを使っていますし、使用後に保護液は塗布しています。 コストがかかるのでトニックプラスを張りましたが、今度は3,4回使用しただけで切れてしまいました。それもスイートスポット周辺で切れるのならまだしも、今度は下の方です。 ショップでは、トニックプラスは廉価版なのでガットにキズが入っている場合があるからと言っていましたが、それにしてもという感じです。以前使用していたウインブルドンスロッグでもガットを張っていましたが、こんなに頻繁に切れたことはありません。 軽量高反発といわれるラケットとガットの相性は悪いと聞いたことがありますが、やはりそうなのでしょうか。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ストリンガーの仕事をしています。 ご質問への回答という訳ではありませんが、これから書く事もいろいろある可能性の一つとして捕らえてください。 軽量高反発のラケットとの相性がすべて悪いわけではありませんが、フェイスの大きいラケット・ストリングの目の粗いラケット(糸の本数が少ないラケット)はストリングが切れやすくなります。 リキッドメタル8をお使いとの事ですが、112平方inchのフェイス面積に16x19のストリングパターンですので、ある程度以上のパワーがある方やスピン系の打ち方を頻繁にする方が使用するとどうしても切れやすくなるかと考えられます。 また、質問の中にはどのくらいのテンションで張っていられるかは書いてありませんでしたが、もしも高テンションで張っていられるならばさらに切れやすくなります。 さらに補足ですが、トニックプラスだからといってガットに傷が入っていることはあまり考えられません。 以前にBABOLATのPRビデオを見せられた事があったのですが、VSもトニックも製造段階ではすべて一緒に作られていました。 そして最終のチェック段階で、色にムラがあるもの・規定の範囲内で異物が入っているもの(天然の牛の腸を使用しているために腸壁内に小石等が入っている場合があるそうです)はトニックへ、すべての項目をクリアしているものはVSへ選別されているとなっていました。 機械&人の目で最終チェックをしている様子が映っていましたから、もともと傷が入っていたという事あまり無いように思われます。 もしもストリングに傷があった場合、ナチュラルは張りの作業が難しいので(ストリングを非常に丁寧に扱わなければなりません)その間に傷を付けてしまったという事の方が多いのではないでしょうか? 仕事柄今まで10000本以上のストリングを張ってきています。 張る前に一度自分の手と目でストリングを確認していますが、不良を見つけてメーカーへ返品した数はシンセティックの商品のみで2~3本しかないですよ。 暑くなってテニスコートの上では熱中症になりやすい季節になりました。 十分な水分補給をして楽しいテニスライフをお過ごし下さい。
その他の回答 (1)
- mino1
- ベストアンサー率27% (10/36)
参考になるか解らないですけど、軽量高反発といわれるラケットとガットの相性は悪いというのは切れやすいという事ではなくラケットもガットも反発がいいので飛びすぎという意味ではないですか?私の経験からするとガットを張っている時にキズをつけるとキズによっては1日~2日で切れました。ナチュラルガットはキズにも弱いのでガットを張った時に何かしらのキズが入ったのではないでしょうか
お礼
関心を持っていただき、ありがとうございました。 なるほど、キズが入ればそうなりやすいのですね。 だとすれば、残念ながらユーザーとしては気をつけようがないですね。 自分が気付かないときに傷つけたことがあるかもしれませんけど。
お礼
丁寧な説明を頂き、ありがとうございました。大変よく分かりました。 質問での記入不足でしたが、テンションは推奨範囲内でのやや高めといったところです。 パワーヒッターと自認していますが、20代の現役選手に比べればお笑い程度のパワーヒッターです。打ち方はスピン系です。これも切りやすい原因かも。 でも、ここ数回続いている切れようはちょっと納得出来ませんので、現在張り替えに出しているトニックプラスの様子を見て、場合によってはストリンガーを変えてみようと思います。