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スプールとバッファの違い
こんにちは。 現在コンピューターの勉強をしているのですが、「スプール」と「バッファ」の違いがどうしても分かりません。 IT用語辞典などを見ても同じようなことを書いているのに少し違うようで…。 どなたか、具体的な違いが分かる方はいらっしゃいますか?
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バッファーという言葉はとても広い意味で使われますのでわかりにくいですね。 プリンターについていえば「スプール」と「バッファー」はよく似ています。 どちらもコンピュータとプリンターの速度差を吸収しようとしているからです。 違いはそのための記憶装置がどこにあるかということと仕組みです。 「スプール」・・記憶装置はコンピュータのハードディスクです。 それをタイミングよく読み出してプリンタに送り出すのは コンピュータ側の仕事です。 普通は低優先度で動く専用の印刷プログラムがそれを受け持ちます。 「バッファー」・・最近ではプリンターが大きなメモリーを持っています。 これがバッファーです。 スプールとバッファーを組み合わせて使うケースももちろんあります。
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- ngsvx
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バッファーは単にデータを置いておく場所です。 スプールは「特定の用途で使われるバッファー」です。 スプールは、速度の遅いものに対して書き込みを行うとき、両者の間に置き、書き込み側の処理を早めます。 これがないと、書き込み側は遅いデバイスの書き込み終了まで待たなければならず非効率です。 似たようなものにキャッシュというバッファーがあります。 こちらは、速度の遅いものから読み込むとき、両者の間に置き速度を上げます。 身近なのではブラウザのキャッシュでしょう。回線という遅いものから読み込むとき、ブラウザと回線の間にディスクを置き、ここから取り出すことで速度を上げるものです。
お礼
スプールはバッファの一部ということですね。 何となく分かってきました。 ありがとうございます。
バッファに対してはデータを投げたらそれっきりが普通ですが スプールに対しては、まだPCの上に (場合によってはプリンターサーバー上のスプールに) 印刷データがありますから、OS上から操作が可能です。 たとえば、ワープロからプリントすると OSのスプールが受け取ります。 この時点でスプール管理操作で 印刷を保留にすることができます。 その状態でワープロを終了しても構いません。 プリンターサーバー機側で管理を行なうなら ワープロが動いていたPCの電源が落とされても大丈夫。 スプール上で、印刷ジョブを複製することもできます。 ただし、そのへんの事情はOSによっても違うことがあるので WindowsやMacOSの場合、どうなっているかは知りません。 良く考えたら、ヲレ、スプールの管理操作なんて OS/2(Warp Connect,WARP4)でしかやったこと無いし… (その印刷データに適合する)同規格のプリンターが複数あれば スプールレベルで別プリンターへ 割り当てを移せる場合もあったと思ったけど未確認。
お礼
そういえばプリンタではスプール上のジョブに再印刷の指示を出せますね。 ありがとうございます。
- xcrOSgS2wY
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「スプール」は「バッファリング」の一種で、主にデータの蓄積を逐次的に行うものです。必ずしも常にシリアルに扱うとは限りませんが(例えばスプール済みデータのうち必要ないものを中間から抜き取る、あるいはスプール済みデータの仕分けを行う等は考えられる)、主な処理順序は逐次的になります。(英語のSpool: 糸巻きからある程度連想できるでしょうか。) 「バッファ」は一時的なデータ置き場で、この言葉自体では使われる順序を一切規定しません。「スプールバッファ」となれば「スプール」のための「バッファ」ですから、「スプール」という言葉で「バッファ」の使用順序が規定されます。
お礼
バッファの一部なんですね。使われる順番にもちがいがあるとは。。ありがとうございます。
お礼
非常に分かりやすいです! 記憶装置の場所に違いがあるんですね。 ありがとうございます。