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夏の切なさを感じさせるストーリィ

タイトルの通り、どことなく夏の切なさを雰囲気に持っているお話を探しています。 どちらかと言えば、花火や風鈴、ひまわりといった日本の夏の描写がとても好きなので、外国のお話ではなく日本を舞台にしたものでお願いします。 漫画になってしまいますが、緑川ゆきさんの「蛍火の杜へ」が大好きで、何度読んでも切なくなります。 とても曖昧な指定になってしまいますが、小説・漫画等は問いませんので、ご存知の方がいらっしゃいましたらよろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

江國香織さんの「すいかのにおい」はどうでしょうか? 夏の物語を集めた短編集です。どこか不思議な雰囲気で、夏の情景がありありと浮かんでくるような 文章だと思います。 また短編集になってしまいますが、浅田次郎さんの「鉄道員(ぽっぽや)」の中に収録されている 「角筈にて」というお話も、わたしはすごく好きです。 何年か前に映画化された「夏の庭」という本もよかったように思います。 趣味が合うようでしたら、お試しください。

achrome2501
質問者

お礼

ご返信ありがとうございます。 江國香織さんは、犬だった少年の話?(絵本コーナーにあった気がします)を一度読んで以来、なんとなく倦厭してしまっていたので、これを機会に読んでみようと思います。 浅田次郎さんの作品も同じような理由で未読ですので、やはり手を出してみることにしました。 夏の庭は大好きなんです! 貴重なお時間をありがとうございました。

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回答No.8

菊池秀行さんの「インベーダーサマー」をおすすめします。 「夏の日の午後、夕笛高のグラウンドにひっそりと立つ白い少女は、一瞬にして男子生徒の心を虜にした。少女への想いに胸を焦がす若者たちの口からは奇怪な言葉が溢れだし、描く絵はこの世のものではない色彩を帯びた。信州の青い山脈に囲まれた夕笛市に、異世界の影が白い少女の装いで訪れたのだ。―当代きってのストーリーテラーがリリカルに謳い上げる、あるひと夏の侵略」 こんな小説なんですけどね~~、いかがですか?

achrome2501
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 思わず「うわぁ」と零してしまいました。興味を惹かれるあらすじですね。 最後の『夏の侵略』という纏めがすごく気になります。ファンタジーではなく、SF…なのでしょうか。いずれにせよとても楽しみです。 貴重なお時間をありがとうございました。

回答No.7

江国香織「夏の匂り」 読んでるだけで真夏の暑い日に、日陰で嗅ぐ埃っぽいにおいがします。 乙一「夏と花火と私の死体」 おちはあれですが、、、途中の田んぼを逃げ回っているシーンとか結構夏を感じます。 村田喜代子「鍋の中」 夏休みに田舎に帰ったときの感覚。 あと 「おもいでぽろぽろ」ですかね?

achrome2501
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 江國香織まで…やはり有名な作家は夏作品に関わっているのですね。“日陰の埃っぽいにおい”という言葉にとても惹かれました。田舎に帰った感覚も懐かしい気がします。 夏と~は数年前に読みました。確かにオチはあれでしたね…田んぼのシーンが思い出せないので、もう一度読んでみることにします。 おもひでぽろぽろって原作もあるんですか!?うわービデオしか見てませんでした、ありがとうございます。 貴重なお時間をありがとうございました。

  • wantaro1
  • ベストアンサー率38% (7/18)
回答No.6

椎名誠「岳物語」 作家椎名誠の息子「岳」の小学生時代の成長物語です。 椎名誠「白い手」 映画化もされた小学生たちの夏物語です。 椎名誠さんはいろんなタイプの本を書きますが、 純文学系では,夏にかかわらず季節感をうまく描いていて、 ストーリーは忘れていても季節感だけは覚えている事が多いです。 片岡義男「幸せは白いTシャツ」  特にバイク乗りにはお勧めです。随分バイクから遠ざかった今でも,  この本を読むと気持ちはその当時に戻ってしまいます。 みなさんが紹介さてた中で湯本香樹実「夏の庭」が気になっています。 僕も参考にさせて頂きます~ PS:川端裕人「川の名前」も気になります。「夏のロケット」の作者ですよね。

achrome2501
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 椎名誠は中学生の頃、教科書でよく目にしたのを覚えています。印象に残っているのはシャチの話でしたが、確かに描写が凝っていた気がします。 先程から思っていたのですが、有名な作家でも夏を描いた切ないストーリィを書いている方が多いのですね。盲点でした。 夏のロケットの作者なんですか!?あ、本当だ、そうですね!俄然楽しみになって参りました。 貴重なお時間をありがとうございました。

回答No.5

 宮本輝著「西瓜トラック」(短編集『星々の悲しみ』文春文庫に収録)  今は高校を卒業して市役所に勤務している「ぼく」は、高校生のある夏の日、ワケありげな西瓜売りのアルバイトをした。「ぼく」が垣間見た女の子を連れた若い女と西瓜売りの男との関係・・・。  真夏の太陽、夕立、雷、入道雲、トラックの荷台いっぱいの西瓜、セイタカアワダチソウ・・・・せつない夏の風が心の中を通り過ぎていく、そんな一編です。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167348012/qid=1122439772/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-5331494-9340322
achrome2501
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 紹介して頂いたキーワードを目にして背筋がザワッとしました。少年期からひとつ進んだ青年期のお話は読んだことがありませんので、とても楽しみです。 貴重なお時間をありがとうございました。

回答No.4

「川の名前」という小説はもう読まれてますでしょうか? 小学生の夏休みをテーマにした物語です。 未読のようでしたら是非どうぞ。

参考URL:
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31377289
achrome2501
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 いいえ、このお話は初めて知りました。自由研究がテーマのひとつということですが、あらすじを読んだだけでもなんだか懐かしくなってきてしまいました。 貴重なお時間をありがとうございました。

  • akkyi3377
  • ベストアンサー率39% (142/359)
回答No.3

こんにちは。 ひとつ思いついたので紹介します。 よしもとばなな「海のふた」です。 この小説のキーワードは「カキ氷」かな? たしか伊豆の海が舞台です。よかったらどうぞ。 私も「夏の庭」とても好きな作品です。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860520378/249-8295937-0988314
achrome2501
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 よしもとばななさんって小説家だったんですね!名前の響きからしてエッセイストだとばかり思っていました。さっそく探してみることにします。 貴重なお時間をありがとうございました。

  • hiromixx
  • ベストアンサー率40% (598/1474)
回答No.2

こんにちは。 #1さんの挙げておられる、 湯本香樹実「夏の庭」 いいですよ。 小学生3人の、短くも濃い夏の話です。 昔は夏休みが長いようで短かったですね。 いい体験を夏休みにはしていたように思います。 未読でしたら、是非。

参考URL:
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30831743
achrome2501
質問者

お礼

ご紹介ありがとうございます。 #1様へのお礼にも挙げましたが、夏の庭は大好きな作品で、ビデオも借りて見ました。 ラスト付近の見せ場が流れから浮いたように幻想的だったのがとても印象に残っています。 「夏の庭」のように、夏休みの間だけの出来事をリアルに扱った作品を自分でも検索中です。 貴重なお時間をありがとうございました。

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