分裂症の姉を持ち、精神科病棟で看護助手をしていました。
息子さんへの対応方法は暴力的ではないということなので、
まずは一安心だと思います。
これが家族にとって一番悲劇な出来事ですので。
その上で、病気の事は医師と相談しつつ一つ一つ対応をし、
長い目でで見守ってください。
分裂症は良くなるように見えてる時はあっても、「治ることははっきり言ってありません」。
本人はもとより、家族も上手く手抜きしながら付き合うしかないのです。
正常な人の理論で、息子さんを問い詰めると、息子さんやご家族の方に
精神的な相当負担がかかるので、息子さん以外がこういうものだと「あきらめること」が
まず、ご家族の心の負担を軽減できる早道です。
基本、治らないからあきらめることしかできませんので・・・
その上で、私たち家族の失敗から学んだことですが、息子さんの意思で無理のない程度で、
社会生活をなるべくできるように、デイサービス等を利用しておくことが重要です。
私の姉は、社会生活をしたことがなく、金銭管理も服薬管理もできませんし、共同で作業する
といったこともできません。 ある意味自由奔放に過ごしてきた結果、社会生活をなるべく
一人でする能力が欠けてしまいました。
おかげで、家族がサポートしなければ、医者にも行けず、薬も自分では飲まず、
気分がいい時でも掃除・洗濯も全く出来ない人間になりました。
これでは、家族の負担がものすごく多く、親から姉を引き継ぐ私の負担がものすごいことに
なっていて、現在方法を模索しております。
私たち家族と同じ道を歩まないようして頂けることが私からの切なる願いです。
このことを踏まえ、病気ながらも、社会とうまく生きるすべを一つでも多く身に着けさせることが
今後の息子さんへの対応だと私は思います。
まずは、息子さんの病気を受け入れること。
期待もぬか喜びもしない。(一時的なことが多いので、がっかり感が多く見てる方の負担になります。)
その上で、息子さんが将来どこまで社会生活を送れるかをサポートする。
ということだと思います。
精神病院では、家族会なるものもあります。
まずは、そこにご家族の方も参加して息子さんの病気の知識やその他先輩家族の体験談を聞くことから
始めてください。
そこがすべての始まりだと私は思います。
ちなみに、息子さんのような病状の方が以前いましたが、基本的には時には話や行動を共にし、
時にはダメだということを和やかに理解させるというように対応しておりました。
これの繰り返しです。 確かに対応が面倒な時が多々ありますが、とても可愛らしいと感じる時がありますよ。
暴力をふるい暴れる息子さんでなかっただけ家族の幸せと考えるようにして生きてください。
私の家族もそのようにして生きております。すべてを抱えず、病院等の勉強会とかに積極的に参加し、
社会福祉制度も積極的に学び、将来に備えるようにしてください。
お互い大変ですが、頑張っていきましょう!
お礼
・・・息子は19歳で破壊的な症状はでていません。でも子供の頃に帰ったのか・・・ 大きな声をだしたり人にっちょっかいをだしたりします!私には抱きついてくる始末です!どうもありがとうございます。