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農業高校について

 はじめまして。自分は普通高校から農学部に進学しました。過日、親戚の子(中3の受験生)から「農業高校ってどんなとこ?」と質問されましたが答えられませんでした。  大学の同級生に同じ質問をしても「普通高校が分からんから」と逆に返されました。  先生、生徒、卒業生、保護者の方々、どんな関係者でもよいのでいろいろな情報をお聞かせ下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • BWV1012
  • ベストアンサー率38% (133/347)
回答No.5

何年か前まで農業高校に勤めていましたが、とっても「のどか」な世界でした。 「春にまいた種が作物になるのは秋」という農業の性質に由来するのか、生徒も先生もあくせくしないで、のんびりとした校風でした。放課後になると、生徒がその日収穫した作物を職員室に売りに来たりして、りんごだとか、なしだとか、桃だとか、季節の果物を買ったり、秋になると収穫を祝ってバーベキュー大会があったりと、今でもいい思い出です。 今の入試の状況から、生徒は学力的には低い生徒が大部分でしたし、農家の子ども以外のほうが多かったし、農家の子どもでも、高卒後、いきなり就農するわかではなく、進学したり、民間企業に就職したりしていました。 実習で汗を流すことも多かったせいか、卒業生達は「他の子がいやがるようなことも、嫌な顔ひとつせずにやってくれる」と評判でした。(もちろん、すべてがそんな生徒ばかりではありませんが) 特に、農家以外の出身の生徒にとっては、農作業は、ほとんど初体験のようですが、「自分がはじめてそだてはトウモロコシが実をつけた時は感動した」といいながら、大事そうにトウモロコシを持ち帰る姿が印象に残っています。 もちろん、実習以外に農業系の座学もあり、動植物の性質などを学ぶのはもちろんですが、「農業経営者を育てる」という観点から簿記なども勉強していました。 以上述べたのは、農業高校の中でも主として「農業科」(あるいは生物生産科)の様子ですが、学校によっては「食品製造」とか「造園」さらには「ペットビジネス」など、さまざまな科があります。 ちなみに農業高校で頑張って、国立大学の農学部(農業高校限定の推薦入試がある)に進学する生徒もいます。

sursur
質問者

お礼

 ありがとうございます。大学進学は「農学部」に限られ、しかも推薦のみでしか行けない学力と言うことですよね。  カリキュラム上致し方がないところなのでしょうか。

その他の回答 (5)

  • BWV1012
  • ベストアンサー率38% (133/347)
回答No.6

追加です。 農業高校は、「農業クラブ」という全国組織を作り、日頃の学習の成果などを発表しています。 プロジェクト発表や測量競技会など、全国レベルともなるとかなりハイレベルなことをやっています。 リンクを貼っておきますので覗いてみて下さい。

参考URL:
http://www.natffj.org/
sursur
質問者

お礼

 ありがとうございます。  全国大会が岐阜であるんですね。知りませんでした。「プロジェクト」とか「意見発表」とかって農業に関係あるんでしょうか?ちょっと疑問に感じました。

  • Bsukesan
  • ベストアンサー率25% (73/284)
回答No.4

植物にふれれられる、動物にふれられる―という点から、非農家の方でも、入学されています。 同じ高卒の資格なら、こんな風なのもありといった新聞記事がのったことがあります。 ものを栽培する、家畜を育てるといったことは、人間として大きなプラスになるといった考えのようですね。

sursur
質問者

お礼

 ありがとうございます。  「高卒」も資格の1つ、と捉えるようになってきたんですね。  「ゆとり教育」よかの影響で評価が変わったんですかね。

  • yukkebon
  • ベストアンサー率40% (54/132)
回答No.3

普通科の高校であれば、英語、国語、数学、社会、理科などの普通教科に加えて家庭科や体育、芸術などといった授業、ほとんどが座学になるかと思います。 農業高校では、普通教科(当然芸術や体育、家庭科もあります)に加えて、専攻によって様々な農業の専門教科も学ぶことになります。 農業と一口に言ってもどの学科にいくかで専門の教科の内容は大きく変わると思います。だいたい主に、農業(野菜、草花、果樹、稲作などさらに小さく分かれることもあります)林業、畜産、食物流通(製菓や製パン、食品加工など)生活科(家庭科をより専門に扱う)などが農業高校で専門とできるものになるかと思います。あとは学校によってはバイオテクノロジーとか土木などを扱う学校もあるのではないかと思います。 授業も普通教科は座学ですが、専門教科の方は実習もたくさんあり実験室や実習室で作業をしたり、田んぼや畑、ビニールハウス、牛舎や豚舎で授業を受けたりすることもあります。 進路としては一般就職に専門学校、大学進学なども専門高校枠がもうけてあるので可能です。 学校がHPを持っていることも多いですので、一度見てみられたらいいのではないでしょうか。また夏休み中はほとんどの学校がオープンキャンパスをするのではないかと思います。

sursur
質問者

お礼

 ありがとうございます。  オープンキャンパスは大学がするものだと思ってましたが、高校もするのですね。  百聞は一見にしかず、なので調べて参加させてみます。

  • tosembow
  • ベストアンサー率27% (200/718)
回答No.2

 農業高校が普通科高校と一番違うのは、授業科目ですね。普通科高校のいわゆる5教科の時間が少しずつ減っており、その分、農業関連の科目の時間になっていると考えてください。  建前上は#1の回答にあるように、「農業のやり方、知識を学ぶところ」「プロの農業経営者になるための学校」なのですが、近年は偏差値輪切りの弊害で、普通科高校に行きたかったが行けないという生徒が大勢入学しているという現実もあります。

sursur
質問者

お礼

 ありがとうございます。  矢張り、「普通高校第一志望」の子供が偏差値輪切りで来たりもするのですね。  大学進学を果たしている人たちは、一般入試ではなく「自己推薦」なのも頷けます。

  • Bsukesan
  • ベストアンサー率25% (73/284)
回答No.1

簡単に言えば、農業のやり方、知識を学ぶところだということです。 座学で基礎理論を勉強してから、実習という実践で体験していく。 プロの農業経営者になるための学校です。

sursur
質問者

お礼

 ありがとうございます。  「プロの農業経営者」を目指すと言うことは、非農家の子供には厳しい環境なのですかね?

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