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債権格付けについて教えてください
質問のとおりなんですが債権格付けの役割について教えてください。
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- hide_san
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下を読んでもらえればわかるように、貸した金を返してくれる能力の問題です。 ですから、会社の大きい小さいではありません。 --------------------- 「例」スタンダード&プアーズ 個別債務格付けは、長期(「AAA」~「D」)、短期(「A-1」~「D」)の範囲で格付けされる。 AAA 当該債務を履行する債務者の能力はきわめて高い。スタンダード&プアーズの最上位の個別債務格付け。 AA 当該債務を履行する債務者の能力は非常に高く、最上位の格付け(「AAA」)との差は小さい。 A 当該債務を履行する債務者の能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境や経済状況の悪化からやや影響を受けやすい。 BBB 当該債務履行のための財務内容は適切であるが、事業環境や経済状況の悪化によって当該債務を履行する能力が低下する可能性がより高い。 BB 他の「投機的」格付けに比べて債務が不履行になる可能性は低いが、事業環境、財務状況、または経済状況の悪化に対して大きな不確実性、脆弱性を有しており、状況によっては当該債務を履行する能力が不十分となる可能性がある。 B 債務者は現時点では当該債務を履行する能力を有しているが、当該債務の履行にかかる不確実性は「BB」に格付けされた債務よりも高い。事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合には、当該債務を履行する能力や意思が損なわれ易い。 CCC 当該債務の履行について現時点で不確実性が高く、債務の履行は、良好な事業環境、財務状況、および経済状況に依存している。事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合に、債務者が当該債務を履行する能力を失う可能性が高い。 CC 当該債務の履行について現時点で不確実性が非常に高い。 C 劣後債務または優先株式に「C」が付された場合には、当該劣後債務または優先株式の支払いについて現時点で不確実性が非常に高いことを表す。また、倒産手続きの申請などが行われたにもかかわらず当該債務が引き続き履行されている場合にも「C」が用いられることがある。さらに、「C」が付される別なケースとして、現在は配当支払いが行われているが過去の配当が繰り延べられたままになっている優先株式、および配当支払いは継続されているが償還基金への積み立てが繰り延べられている優先株式が挙げられる。 D 当該債務は不払いとなっている。「D」は、当該債務の支払いが期日通り行われない場合に用いられる。支払猶予期間中であっても、支払猶予期間中に支払いが行なわれないとスタンダード&プアーズが判断した場合には、「D」が用いられる。また、倒産手続きの申請などが行われ、当該債務の支払いが危ぶまれる場合にも用いられる。
「債券」を買うと言う事は、その会社にお金を貸すことを意味しますよね。 お金の貸し賃として「利子」を受け取り、満期が来たら額面で返してもらう。 そんなわけで、お金を貸す相手の信用状態が気になるのは自然な話です。 それを共通の基準で示したものが「格付」です。 ただし、格付をつける会社は複数あり、基準もそれぞれです。 一般的には、S&P、Moody'sあたりは厳しくて、JSRなどはそれに比してやや甘めな印象があります。
- good23
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ご質問の債権とは、債券のことでしょうか? そうであれば、債券への格付けは、レストラン評価のミシュランの3星か2星かのようなものです。 つまり、債券の購入者にとって安全な債券かどうか、利払いが予定通りなされるかどうか償還が問題なく確実に行われるかどうかを、格付け機関の基準で、述べたものです。 驚かすようですが、格付け機関も万能ではなく、債券の発行体から正しい分析資料を入手していることが大前提です。 高い格付けであっても、自分で会社のことを国のことを調べてみることです。 私はアジアの国が発行した米ドル建ての債券をもっています。その国についてよく調べた上で納得して購入しました。