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【着物】総絞柄の質について
オークションで、七五三の振り袖を格安で落札しました。 商品が届いたのですが、「正絹総絞柄」とのことだったのに、意外なほど安っぽい感じがします。 ポリエステルの長襦袢も絞り風の柄が入っているのですが、それと比べてあまり差がないのです。 「絞り柄」というのは、布地の表面がデコボコしているものではないのでしょうか? 「総絞柄“風”」の柄を印刷した着物というようなものも、あるのでしょうか? 着物については全くの無知なので、質問のピントがずれているかもしれませんが、どなたか回答をお願いいたします。
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noname#12037
回答No.1
残念ながら「総絞柄」は総絞りではありませんね。 絞りはご存じのように手で一つ一つ布地を糸で絞って染めたものです。 鹿子絞り、匹田絞り、ほか様々な技法があります。 仰るような凸凹があり伸縮性が加わるのでしなやかな手触りです。 また手絞りではなく凸凹の型にはさんで絞りのように加工した物もあります。 こちらは洗い針などすると伸びてしまいます。 いわば絞りの模倣品です。 一方、その絞り柄を模して型染めした物があります。 染め鹿子、染め匹田などと呼ばれ、絞っていないので凸凹はありません。 でも複雑な工程を経た手のかかった物です。 さらにそれをプリント技術で模した物があります。 それが質問者様の手元に届いた物だと推察します。 まさに仰る通り、総絞り風の柄を印刷したものです。 「総絞柄」には変わりはないというわけです。 手絞り、型染め絞りはそれぞれ手作業で行われるのでそれなりに高価です。 金額の違いは歴然としている筈です。
- 参考URL:
- http://shibori.jp/what1.htm