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着物の表地と裏地の違いについて
母親に依頼され、オークションで着物のハギレを落札しました。 私は全く着物に詳しくないので、普通の着物生地(正絹)と思い 落札しましたが、出品者の方から来たメールに“着物の裏地ハギレ” と書かれていて、ビックリしました。 オークションの本文には“裏地”という事は書かれていませんでした。 どうしても裏地というと、洋服のペラペラの生地を想像してしまうのですが、 正絹の着物の場合、裏地と表地はあまり差がないのでしょうか? 詳しい方がいれば教えて下さいm(_ _)m
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>母親に依頼され、オークションで着物のハギレを落札しました。 オークションでお安く落としては、ちまちまいじるのが趣味な おばちゃんです。 >私は全く着物に詳しくないので、普通の着物生地(正絹)と思い 落札しましたが、出品者の方から来たメールに“着物の裏地ハギレ” と書かれていて、ビックリしました。 オークションの本文には“裏地”という事は書かれていませんでした。 オークションの場合、「正絹」とかかれていなければまず 「正絹ではありません」 コレはほぼ、100%、「正絹」であるとは、アナタの思い込みなら、 それは「正絹ではない。 良くあるのは、交織です。 絹も入っているが、レーヨンとの交織。 あと、シルクウールというのもあり。 上物(柄、刺繍)風だと、レーヨンでも「正絹」と書いている出品者もいるので要注意です。 触れば、わたしはほとんど一発でわかりますが、出品者も賢いもので近頃は「着物には不慣れで」とか、「知人に依頼されて」と ホントかウソか装います。 はぎれ(裏でも表でも)で「正絹」と書き込みされているなら、 おそらくはその方に、識別する能力があるのでしょう。 燃やすとわかるのです。 で、【“着物の裏地ハギレ” と書かれていて、ビックリしました。 オークションの本文には“裏地”という事は書かれていませんでした。】 柄があって、裏地なら、おそらく「羽裏」でしょう。 羽織の裏は結構、正絹で、柄があるなら相当なシャレものです。 表には年代や、職業で縛りがあって、羽裏でセンスを競うのが 明治以降昭和20年ぐらいまでのお金持ちの楽しみでしたから。 あくまでも、柄がある裏なら、羽織の裏です。 普通の着物の裏には柄物は使わない。 シロです。 裾回しは、「うら」とは表現しない。 着物の裏なら、上物として正絹なら、 使って、絹物の金巾(色つけて染めた、薄物の羽二重、つるっとして 平織りのすべりのいい無地です。) 今は、ほとんどシロの羽二重の胴裏です。 はぎれとして、出品して、それに柄があり、 「裏・正絹」なら、羽裏ですし、おそらく柄として面白いものが 多いと思う。 男性の羽裏だと、一幅の絵のようになるような作家の凝ったものもありです。 どのような用途で落札されたのかはわかりませんが、 【裏地というと、洋服のペラペラの生地】うーん、難しいところですが、感触としてはそうなりますか? ただ、珍しい柄だと、そのままブラウスや、ベストを作る人も居ます。 私も、絞りの羽裏がついた、ごみのような羽織(100円!です) は、裏は「半襟」羽織の表は、裾まわしに再利用してます。 >正絹の着物の場合、裏地と表地はあまり差がないのでしょうか? 今では、羽二重の表というのはあまり女性ものではないのですが、 大正時代ぐらいまでは、銘仙がそれの廉価版のようなもので つるりとしてとろりとして、すべりがいいのでそのまま古くなると 裏として利用することもありました。 今のように、ほとんど「表・ちりめん」になってくると、 裏は裏ですし・・・ねぇ。 ただ、羽裏なら画像をみて、普通はわかるのです。 まぁ、「正絹、羽裏、はぎれ」とあれば一番ですが。 いずれにしても、「はぎれ」なら、それほど高価で そのまま着物を・・とお考えになられたわけでないなら、正絹で あった時点で価格にもよりますが納得されたほうがいいかと。 ぺらぺらか?・・・といわれれば、その通りです。
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- agapanthus
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古い着物ならば裏地でも正絹であることが多いです。柄はほとんど無地でしょう。裏地なので表地よりは薄く、質も若干落ちます。また、直接肌につくことはないけれど、黄ばみがついていることもたまにあります。とはいえ裏地でもNo.1の方のおっしゃるように良い物を使っている場合もあり、表地と比べて遜色のないものもあります。古い着物の裏地を使った小物なども人気です。 出品者の方に素材や色柄、何時頃のものなのかなど、詳しく聞かれることをオススメします。
お礼
ご回答どうもありがとうございます! 今回は詳しい事を確認しなかったこちらにも非があるので、 明らかに質が落ちる物が到着しても、勉強代と思い あきらめることに事にします。。
- snowduck2
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私が仕立てるときには絹の着物には絹の裏地を使います。が、裏地はやっぱり裏地ですよね・・・。洋服に使われているキュプラなんかとは質も値段も段違いですが。 しかし、古着物の上等には良いものを使っているときもあります。 でも現在の安いものには化繊の裏地のときもありますよね~。 何にせよ良いものは上等の裏地を使い、安物は安物です。 オークションの場合、ちゃんと相手に確認のメールを出して確かめてから購入した方が良いのではないでしょうか。
お礼
早々のご回答、どうもありがとうございますm(_ _)m 今回は安価のハギレですので、実物がイメージと違っていても 母親にはあきらめてもらうことにします。 次回は曖昧な部分を確認してから入札したいと思います!
お礼
オークションのタイトルには『正絹・着物の解き・ハギレ』とありました(ちなみに柄物です)。 「着物の裏地に柄物は無い」という事ですから、着物→羽織の間違いなのか、裏地→表地の間違いなのか分かりませんが、 いずれにせよ、少しテキトーな出品者様なのかもしれませんね・・・。 今回教えて頂いた事を参考にして、次回は曖昧な部分をきっちり質問してから入札したいと思います。 詳しい説明、どうもありがとうございました!