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芝のフェデラー、クレーのナダル
どうして、こんなにはっきり得意コートがあるのでしょうか?。 特にナダル選手は、何故そんなにクレーに強いのでしょうか?。 基本的なことでも構いませんので教えてください。 よろしくお願いします。 参考URL http://tennis365.net/news/today/2005/07/05/01.html
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質問者が選んだベストアンサー
私も質問者さんと同じ様なことを考えます。特に最近では、グランド・スラム全てを制覇する選手がいないですね。昔はビヨン・ボルグとかいましたけれど。 #3の方がかなり詳しく書かれているので、あまり書くことはないんですが、確かにローラン・ギャロスでの勝者は今年はナダル(スペイン)、昨年はガウディオ(アルゼンチン)とラテン系が多いですね。ラテン系の国にはクレーコートが多いんじゃないでしょうか。 テニスのご経験があれば、サーフェスの違いでボールが速く(遅く)感じたり、バウンドが違うというご経験はあると思います。私は芝ではやったことはありませんが、クレーとオムニとハードでも、素人の私でさえその違いは分かりますし、得手不得手がありますから、プロのゲームになればなおさらサーフェスの違いで得手不得手があるのではないでしょうか。 例えば今年のウィンブルドンで、ナダルが何度も転倒していたのをご覧になりましたか?解説者の福井さんもおっしゃっていたように、きっと彼は芝の経験が少ないんでしょう。フェデラーが転倒したのは1度も見たことがありません。つまりそれだけ芝に慣れていて、また、芝の戦い方をよく知っていたんだろうと思います。 決勝戦で、ロディックのスマッシュを逆に相手のクロスに叩き込んでカウンターを食らわせたのをご覧になりましたか?それだけ芝の戦い方(バウンドの仕方)を熟知していたんだろうと思います。 ところで話をナダルに戻すと、彼のラケットはバボラのエアロ何とかいうやつで、これはウェスタンで握ってトップスピンをグリグリやるにはもってこいなんだそうですが、私はイースタンで教わったので、ウェスタンで握るとあらぬ方に飛んでいってしまいます。 また、このバボラのラケットを試打したこともありますが、私にはとても使えない代物でした。グリップとフェースの間(ネック?)がぺったんこになってて、結構変わった格好をしてます。 でも最近はウェスタンで握ってこういうラケットでトップスピンをグリグリかけるのが主流みたいですが、そういうテニスが芝というサーフェスでは通じなかったということなのではないでしょうか。 もっともナダルもまだ若いですし、芝での戦い方さえマスターすれば、将来勝てるかもしれません。
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ヨーロッパではクレーコートのほうが主流らしいのでナダルがクレーを得意とするのは当然でしょう。小さい頃からやっているのであれば自然とそのコートの特性にあった打ち方、動き方になってきます。
お礼
なるほど。 慣れ親しんだコートがクレーなのですね。 ご回答ありがとうございます。
- k-domon
- ベストアンサー率64% (134/209)
ナダルは若いながらクレーのスペシャリストですね。 重く頭の上まで跳ね上がる超トップスピンとカバーリングの広い フットワークと超人的体力でしょうか? クレーのスペシャリストとはスペイン系や南米にいる数多く存在 します。 グリグリのウエスタングリップでボールを潰しながら擦り上げて 打つのが特徴です。 バウンドしたボールの跳ね上がりが強く、上へのウィナーとなる事 もしばしばあるようです。 それとフットワークいわゆる足さばきが巧みな事です。 クレーは足元が滑るのでそれを活かしたフットワークとなり 横方向で前方向でも前に出した足で滑って止まる打つが可能です。 即座に方向転換も出来易いのです。 これはハードでは絶対に出来ないことです。つまりハード出身者は クレーのフットワークは苦手なのです。 ご存知のようにクレーはハードや芝と違ってボールのスピードが 落ちます。それに独特のフットワークでボールに追いつき易い のでラリーが長く続きます。 それゆえ深く高いボールを打ち続ける事が有利になるのです。 相手を深く追い込みバランスを崩した時はすかさずドロップショット を放ち、相手のボールがサービスラインより手前に緩く返ってきた 時には超フラットでオープンコートへ打ちぬきます。 超一流の速いサーブやネットプレーに卓越していなくても トップスピン系のサーブとストローク、そしてフットワークが あれば勝ちあがる事が可能なサーフェスだと思います。 TVで見ているとスピンのかかり具合は分りにくいのですが、普通 のプレヤーではまともに打つ事は難しく、運がよければフレームに 当てるのがやっとでしょう。 あのフェデラーさえてこずる程の超バウンドです。 しかし、これほどのスピンを打つには並外れた体力がないと5セット 打ちきり走り回ることは出来ないです。 そういう意味でクレーは芝やハードコートと違って別な能力が必要 なのです。 優等生ではないが、ある能力に長けているタイプです。 一方、芝ではボールが滑りやすく、低くかつスピードのあるボール では追いつく事は不可能です。キレのあるスライスサーブ、 一発で決まるフラットサーブ、アプローチとボレーのネットプレイ などのオールラウンドのプレイを必要とされます。 どちらかと言うと全てを兼ね備えた優等生タイプでしょうか? ナダルはまだ若いのでこれから進化してもっと強くなる可能性を 十分に持っているプレヤーです。 やはりサーブとネットプレーが弱いのでこれからの課題でしょう。
お礼
とても丁寧かつ分かりやすいご説明ありがとうございます。 よく分かりました。
- s7377
- ベストアンサー率18% (2/11)
サービスエースの数が随分違うような印象です。 ビッグサービスからゲームを組立てていくプレーヤーにクレーは厳しいのではないでしょうか? ハードとオムニの違いと考えても良く分かるのではないでしょうか。
お礼
なるほど、ハードとオムニだと身近に感じられますね。 ご回答ありがとうございます。
- VitaminBB
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クレーだとバウンド後のボールのスピードが遅くなります。 全仏を見る限り、ナダル選手の足をもってすれば、 クレーのボールのスピードならどんなボールでも 拾えるといった感じでしたね。 あとは相手がミスるまでひたすらボールを返し続ければ、 必ず自分にポイントが入るということではないでしょうか?
お礼
なるほど、フットワークの軽いナダル選手に有利だからなのですね。 ご回答ありがとうございます。
お礼
ナダル、スウェーデンオープン制しましたね。 http://tennis365.net/news/today/2005/07/11/02.html すごくよく分かります。 やっぱりオムニ、続いてハードは多いですが、 クレーはたまにだし独特でとまどいます。 ご経験を交えた解説とても興味深く読ませていただきました。 ありがとうございます。