過激な言動をする人への反感は、和を重んじる日本人にとって常にありましたが。
最近は世界の常識となりつつあるジェンダーフリーに対しての、バッシングが目立つようになりましたね。
一つには
子供が親に相撲を仕掛けたような場合、親は余裕で負けてやって「やあ強い、強い」なんて言いますね。
ところがある日、全力を出しているのに息子に負けそうになって愕然とした。息子の成長を喜ぶより、親の権威がなくなるようで怖い。
男性も、「女なんか」と今まで高をくくっていたのが、危機感を感じるようになった。
二つには
少子高齢化で、年金も心もとない。女には今までのように家庭で子供を生んで、年寄りの面倒を見るなど無償労働に従事して、社会負担を軽くしてほしいという政府の思惑。
三つには
マスコミはまだまだ男性主導。女らしい女が賛美される。それをキャッチした女性が「私、あんなヒステリックな女じゃないわ」とアピールすることで、もてようとする。
でもそういう女が戦い取った権利は、ちゃっかり利用させてもらう。
かくいう私も以前、女性支援のためのボランティアグループ(それなりに有名なとこ)の講習会に参加しました。が、そのメンバーたちの、受講者の意見がちょっと違っていたり、意識が未熟だったときのすさまじい罵詈雑言、「てめぇ、とっとと部屋から出て行け!」なんて言葉遣いに辟易として、世間がフェミニストという言葉に対して持つイメージは、こういうものなんだと思い当たりました。それが拡大され一人歩きしているのかもしれません。
補足
>逆に男性の権利や利益を下げることを容認している フェミニストは男女同権を主張していて女性が男性以上の権利をもつことを主張しているわけではないと思うのですが 男性と同じ権利を女性が主張すると、男性の既得利益が損なわれることが問題だという意味でおっしゃっているのでしょうか?