pH計測について【JIS K0400-12-10…
pH計測について【JIS K0400-12-10 と Z8802】
某化学工場に勤務しており、pH計のメンテナンスを担当しております。
勉強せねばと思い、JIS規格(K0400/Z8802)のpH計測に関して、校正の件で疑問点があり、ご教授頂けたら幸いです。
JIS K0400-12-10内にpH校正はゼロ~スパン校正を行うと記載があり、ゼロは6.86液を使用し、スパンは酸性側なら:3.56or4.01/アルカリ性側なら:9.18or10.01液を使用するとあり、測定液はこのゼロ~スパン間にあるようにする、と記載があるのですが・・・・
?なぜゼロ点(6.86)が必要なのでしょうか?
通常計測器の場合、ゼロ~スパンは最小値~最大値校正(調整)するにも関わらず、0mV点付近というだけで、なぜ必要なのでしょうか?
?測定液が4.01以下~9.18以上まで変動する液の場合はどような校正をすればいいのでしょうか?
メーカーに聞くと、E社は校正を3.56or4.01と9.18or10.01(ゼロ点を校正点に入れない)で実施すればOKとの事でした、Y社はゼロ点を含む3点校正を実施して下さいとの事でした。
?-1・・・どちらのメーカーの意見が精度よく計測できるのでしょうか?
?-2・・・どちらのメーカーもJIS規格外の提案なのですが、これは問題(違法ではない)のでしょうか?
?そもそもJIS規格以外のpH計測方法(使用する標準液、校正方法など)は違法になってしまうのでしょうか?
規格番号を検索して頂くと出てきます
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html