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北側隣家への配慮
現在、家を建て替えするため仮住まい中です。先日いよいよ着工ということで近所へ挨拶に行ったのですが、その時は何もなかったのですが、昨日になって作業中の方にうちの北側の奥さんから、娘がいるので(うちは息子ばかり)我が家の北側の窓には全て目隠しをつけるように、というのです。うちの北側は当然隣にとっては、南側になりますから、隣は大きな掃き出し窓等、開口を多くとってます。だからって目隠しをつけなきゃいけないものなのか、大工さんに聞いたら法的には何の制約もないと・・。ただ、近所付き合いもありますからねえ、といわれました。私に何も言わないで、大工さんに言うのも気に入らないし、そういわれてみて近所の住宅街を歩いてみたら、確かに北側はスリガラスが多いかなとは思いますね。でも窓を開けたら見えますよね。あちらがカーテンをつけるなど、工夫するべきなのではないですか?前の家は平屋で、隣との間に生垣があるので問題にならなかったのです。経験者の方、教えていただけませんか?
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基本的にはプライバシーに配慮するというのが望ましい考え方です。民法の規定は要するに極端な例については法的な権利を与えるというもので、それ以下であれば問題ないというわけではなく、あまりにもプライバシーの配慮がない場合には法的な拘束力を与えますよという意味で設けられています。 つまり法規制の範囲に入らないからといって何をしても良いというわけではないわけです。 >確かに北側はスリガラスが多いかなとは思いますね。 そうですね。私も北側は全部すりガラスor型ガラスにしています。 >でも窓を開けたら見えますよね。 ブラインドなどを利用して風は通すけど視界はさえぎるとか、色んな方法があります。 >あちらがカーテンをつけるなど、工夫するべきなのではないですか? 世間的には「互いに配慮すべき」というのが一番合意の取れている考え方でしょう。 特に南側というのは一番光を取り入れたい方向ですから、それを考慮しないというのはかなり独善的な考えと思われてしまいますよ。 >経験者の方、教えていただけませんか? 何を持って経験者というのかわかりませんが、私自身は窓はもちろん北側の家の日当たりまで出来る範囲で配慮するようにしています。そしてそれが一つの同じ地域に住む、お隣さんとして仲良くやっていくための大事なことではないかと思っています。実際色んな家を見ていくと、単にすりガラスというだけでなく、カーテン、ブラインド、配置等色んなやり方で配慮している家は多いですよね。 >私に何も言わないで、大工さんに言うのも気に入らないし これは直接言うと角が立つことが多いですからね。少なくとも大工さんであればそういう隣人トラブルもご存知でしょうし、言いやすいでしょう。 この辺は直接言うのが良しとする人と、間接的に言うのが良しという人で別れますね。 賃貸住宅の隣人問題は直接はトラブルになるので必ず不動産屋経由にしろと言われていますが、ご質問のような持家、戸建の場合は微妙になりますね。 これまであまり考えもしなかったことに気づかされて戸惑っていらっしゃるのかもしれませんが、これまで平屋であれば日当たりなどの条件も悪化するわけで、幾ら法的に許されているとはいえ、やはり互いの配慮・気配りがあって初めて人間関係が成り立つという基本的なところをもう一度考えて見てください。 ちなみに計画時に北側の影響の大きな隣人には図面などで事前に説明して理解を求めるなんてことも割と行われていますよ。 ご質問者自身にとっても、隣人関係ほど大事なものはないですよ。これに失敗して不幸になった例は山のようにあります。
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申し訳ございません。少し前の似たようなご質問というのは、ご質問の主旨が違っていたのでご紹介はしませんが、「隣地 目隠し」等のキーワードからいくつか出てきましたので、そちらでご覧になられるのもよいかもしれません。 それと少し補足しますが、2.の方の回答や現場の大工さんが言うように、法的な強制力のあることでは無いのは事実です。そして大工さんが言うように、「ただ、近所付き合いもありますからねえ」という部分に集約された問題だと思います。 ただ最初のご質問が、何となく相手側だけに工夫を求め、自分とは無関係の事柄であるような意図を感じたので1.のような回答を書きました。 民法に目隠しの規定があるということは、民民の問題で、配慮すべき事項であると解釈すると、例えばスリガラスを用いるとか、何らかの対策を講じるのも一案かと思います。 しかし、ご質問者が仰る通りに、直接言ってこないで、現場の大工さんに言ってくるという部分はちょっと気になりますよね。そういう大事な(大事だと思っていることなら)ことは、施主に直接言ってもらいたいものですね。
- madisons
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この掲示板でもよく見かけるお悩みだと思いますが、難しいところですよね。 我が家もついこのあいだ建て替えたところです。 結論から申し上げますと、我が家の場合は、北側の窓をなるべく減らすか小さくし、また位置も(お隣と向かい合わせにならないよう)ずらすようなプランニングをしました。 建て替える前は、1階北側にはお風呂・キッチンなどの小窓がいくつか、2階北側は廊下になっていて大きめの引き違い窓が二つありました。 対してお隣さんの南側は、1・2階とも掃き出し窓、縁側、ベランダなど大きな開口部がいくつもありました。 お隣さんは、ほぼ一年中窓を開け放して過ごしているようで、テレビや話し声などが(我が家の北側の窓をあけると)ほんとによく聞こえてきました。 そうした雑音がうるさかったのと、窓越しに顔をあわせてしまうのを避ける、あるいはこちらは見てないのに、のぞいていると思われないために、今回の建て替えにあたっては徹底的に北側の窓を減らし、また位置をずらしました。 前の家の図面が残っていたので、それと照らし合わせながら何センチ上げれば/下げれば大丈夫というふうにです。 北側は日当たりもよくないし、北側斜線で若干天井高が低くなっているので、収納や水回りを配置し、明かりが必要なスペースには、かわりに天窓をとりつけました。 この天窓、北側なら夏も暑すぎるということはなく、冬でも光がいっぱいでとても気持ちよいです。 また、壁は閉じられていますから、前の家と比べてお隣の生活を気にしなくてよくなり、とても気が楽です。 もし今からプランニングの変更が可能ならば、ここは百歩譲って、北側の窓を再考してみるというのはどうですか?サッシの注文がすんでいても、位置をずらすなどは可能かも知れませんし。 お隣さんもレースのカーテンくらいならつけるべきと思いますが、せっかくの南側の開口部を気にして生活しなければならないのはすこし気の毒だと思います。ましてや「娘がいるので・・・」という言い方をされてるなら、こちらにその気がなくても、ちょっとしたことで被害意識をもってしまうかもしれません。 あと、そもそも建て替えならば、あらかじめ隣家との位置関係がわかっているわけですから、窓の位置をずらすなどの配慮が設計段階でされているはずですが・・・。 狭い日本、北側はお隣に配慮して、そのかわり南側は反対のお隣に配慮してもらうというのが理想的な方法ではないでしょうか。
■基本的には義務はありません。でも北側でなくとも隣家の様子が目に入ってくるのは見られる方より見るほうもいい気持ちはしませんので、自然とカーテンや目隠しをするようになるものではあります。 ■固定した目隠しは防犯などの点でリスクもありますので勧めません。せいぜい窓のカーテンや化粧ガラスなどで対処すればよいものです。
少し前にも似たようなご質問が出てましたが、一応こういう決まりがあります。 民法 第235条 境界線から1メートル未満の距離において他人の宅地を見通すことのできる窓又は縁側(ベランダを含む。次項において同じ。)を設ける者は、目隠しを付けなければならない。 2 前項の距離は、窓又は縁側の最も隣地に近い点から垂直線によって境界線に至るまでを測定して算出する。(境界線付近の建築に関する慣習) 第236条 前2条の規定と異なる慣習があるときは、その慣習に従う。 一応隣地に対する何らかの配慮は必要かと思いますよ。 >あちらがカーテンをつけるなど、工夫するべきなのではないですか? とばかりは言っていられないでしょう。
補足
ありがとうございます。ただ、家の場合、境界線から1.2メートル離れているので厳密には大丈夫なのかなと思います。少し前の似たような質問というのは・・すみません。見落としています。教えていただけますか?
お礼
ありがとうございます。そのとおりです。実は2年前にその北側隣家が家の建て替えをしました。そのときの対応が悪く、また出来上がってみたら何と駐車スペースがうちの玄関のところに排気ガスがかかるようになっており、あちらがアイドリングしているときは、あわてて北側の窓を閉めなくてはいけない、そして何より、その隣家のそのまた北側隣家と、境界線・目隠しの問題でもめにもめ、そこのお宅は引っ越していったといういきさつがあり、ご近所でもちょっと嫌がられている方なのです。それで私も感情的になってしまいました。そういう隣人だからこそ、上手に付き合わなくてはいけませんね。回答くださった方、全員が配慮するように、とのことなので、納得しました。