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絞り優先+フラッシュ撮影でのシャッタースピード
Canon EOS Kiss Digital N、EF-S10-22mm、EF-S17-85mm、EF-S60mm Macroに、Canonのスピードライト580EXを組み合わせて撮影しています。 ストロボはETTLモードを使用しています。 これで、Pモードで撮影すると、F5.6 シャッタースピード1/60と、常にシャッタースピードが1/60くらいに設定されます。 ところが、全く同じ条件で絞り優先を使用すると、シャッタースピードが1/10などと低速になります。(絞りはF4など、Pモードよりも解放にしているにもかかわらず) なぜ絞り優先にするとシャッタースピードが遅くなるのかが理解できません。(Pモードよりも絞りを開放しているのに) 絞り優先モードでは、ETTLは使えないのでしょうか?
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ストロボを使用したときのプログラムモードと絞り優先モードによる露出決定の方式が異なる為です。 プログラムモードの場合は、主被写体を重視しつつカメラぶれを防ぐ為にある程度のシャッタースピードを確保します。 背景はある程度考慮するが、限度を超えたら諦めてちょうだいというスタンスです。 ですので絞り値もシャッタースピードも自動設定ですが、シャッタースピードは高めになります。 プログラムモードは失敗写真を少なくするのが目的ですから、ブレブレ写真はご法度という事です。 対して絞り優先モードでは、設定した絞り値に合わせて主被写体が適正になるようにストロボ発光を調光しますが、シャッタースピード は背景も適正になるように制御されます。 その際に、カメラブレ云々は考慮されません。 絞り値よって被写界深度を自分で決定出来ますから、よりクリエイティブ向きです。 結果として、プログラムモードでは被写体は適正だけれど背景はアンダーぎみ。 絞り優先では被写体/背景とも適正という事が多くなります。 プログラムモードだとE-TTLの真価は発揮されないという事ですね。 絞り優先モードだとE-TTLの能力を十分に発揮出来ますが、背景が暗い場合は極端にシャッタースピードが遅くなる為三脚必須です。 E-TTL調光として機能するのは、P,Av,MモードですがE-TTLらしく使うならAvかMでしょう。 ちなみに主被写体の露出決定値は、絞り値とストロボ発光量で決定されますので、シャッタースピードはあまり関係ありません。 背景だけ黒く潰したい場合は、Mモードで絞り込みつつもシャッタースピードをシンクロスピード上限まで上げます。 主被写体はストロボ光によって適正に制御されますが、ストロボ光の届かない背景は、どアンダーで黒く潰れます。 仕組み的にはそういう事なので、背景も適正にしたければシャッターを適正に長く開いておかなければならないのです。 Avモードはそれを自動的に行っているという事です。
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- ayupapa
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昔、同じ悩みで困ったことがあります(銀塩カメラですが)。 室内等、暗いところで操作するとそうなります。 明るい場所で同じ操作すると、絞り優先でも1/60、あるいはもっと高速になるはずです。 ニコンのカメラは絞り優先でもスピードライトのスイッチを入れると、スピードライトの存在を認識し高速シャッターに切り替えてくれるのですが、Kissはそういう機能がいまだにないようですね(絞り優先だと、スピードライトが無いものと認識する)。設計思想かもしれませんが。
- umigame2
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Pモードは、とにかく失敗しないように撮るためのモードになっています。 Pモードで、ストロボを焚くと、シャッター幕が全開する一番速いシャッタースピードに設定されます。(ストロボはシャッター幕が全開したとき光らないとダメなのです。) 背景が真っ暗になろうが、とりあえず被写体がはっきり写れば良いという考え方です。 質問者さんのカメラの場合、1/60秒で全開になるということです。 一方絞り優先の場合、設定した絞り値に合うシャッタースピードが自動的に選択されますが、 これは通常の撮影と同じように、画面全体の明るさを、反射率18%の適正露出にしようとするため、 背景が暗ければそれなりに遅いシャッタースピードが選択されてしまいます。 逆に、明るい野外で日中シンクロをする場合、 絞りを開け気味にすると、1/60秒のシャッタースピードでは明るくなりすぎるという問題も出てきます。(質問者さんのカメラの場合、ストロボ撮影では、1/60秒以上のシャッタースピードは設定できませんので。)
- puyo-n
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ストロボをカメラに取り付けていても、Avモードではストロボ無しと同じ様に成るでしょう。言ってみれば、Pモードは、被写体の撮影の失敗を少なくする様な設定に成ってます。が、Avモードの場合は、被写体だけでなく、被写体のバック(夜景なり、イルミネーションなり)も一緒に写しこむ為に有ります。すなわち、一般では使わなくても良い様な特殊なモードです。前の方も書かれていますが、Avモードで夜景をバックに被写体を写すには、三脚と出来ればレリーズ、無ければセルフタイマーで撮影時にカメラを触れなくても写せる様にして、カメラブレに気を付けて写さないと、ブレブレな写真に成ります。また、絞り優先モードでも、ETTLは働きます。ストロボの光量を自動的に制御して、被写体の白飛びを防いでくれます。特にデジカメは、白飛びや黒潰れに気を付けないと良い写真に成りません。お互いに良い写真を撮りましょう。
- bambi_liner
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Avモードでストロボを使用すると、スローシンクロになるからだと思います。 http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/camera/20040303/107371/ http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_digital/w003176.htm