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スピードライト使用時のシャッター速度について

こんにちは。 スピードライトを購入して半年ほどたちますが、 あまりの奥の深さに戸惑っているところです。 (ちなみにカメラは購入1年が経過しました。) カメラ:NIKON D7000 スピードライト:スピードライト SB-700 オートモードはフォーカスポイントが多数出現するので、 基本的にはAモード(絞り指定)で撮影してきました。 が、、、 スピードライトを使用すると(基本的に暗いところで使用するということもありますが) シャッター速度が1/60よりあがりません。ISOをもう少しあげてシャッター速度を あげて欲しいところですが、そういうときはSモード(シャッタースピード指定)に して撮影しております。この1/60にはなにか決まりがあるのでしょうか? それとも私が何か指定しているのでしょうか?シャッター速度は1/60よりも 小さくならないようには設定しておりますが、ここで設定するとそれよりも 高速での撮影はしないのでしょうか? 教えてください。

みんなの回答

  • mitoneko
  • ベストアンサー率58% (469/798)
回答No.4

 原理は、No3の方が書かれた通りです。  さて、1/60のからくりですが、感動自動制御の設定をチェックしてみてください。低速限界設定がおそらく1/60にセットされています。  このあたりをちゃんと理解しようと思うと、露出の決定方法をある程度理解しておくことが必要です。  ある決まった、適正な明るさで撮影したいとします。  普通ですと、絞りとシャッター速度の組み合わせで、この明るさのコントロールを実現します。  シャッター速度を早くすれば写真は暗くなるし、絞りを絞れば、やはり写真は暗くなります。シャッター速度と絞りのどちらでコントロールしても良いわけです。  ですから、普通は、どちらか一つを人間が指定して、もう一方をカメラ任せにします。絞りを自分で決めたいならAモードを使用し、シャッター速度を自分で決めたければSモードを使用します。いずれにせよ、自分が決めた数字の反対の数字は、撮影対象の明るさをカメラが測定して、写真が適正な明るさになるようにカメラが決定してくれるわけです。  これ以降は、Aモードを基本に説明します。  最近のデジカメでは、ここに、ISOのコントロールでも明るさの制御が可能です。(フィルム時代にはフィルムを入れ替えないとこれは出来ませんでしたが、デジカメなら自由自在です。)  基本的には、ISOをある一定の値で決めて、絞りを決めると、カメラがシャッター速度をコントロールすることにより写真が適正な明るさになります。  感度自動制御は、平たく言うと、シャッター速度のコントロールだけでは、規定の明るさを実現できないカメラが判断した時に動作します。  つまり、設定されたISOと絞り値で、写真を撮った時、その場が暗いとすると、シャッター速度が低下します。普通なら、どこまでも低下します。でもあまりにシャッター速度が遅くなると手ぶれしますね。手ぶれはあまり良い物ではありません。ここで感度自動制御の設定の登場です。  感度自動制御をONにして低速限界設定を1/60に設定するとします。すると、シャッター速度が本来なら1/30になる場合、カメラは、シャッター速度の下降を1/60におさえます。その代わりに、ISOを2倍にして明るさを維持してくれるわけです。  ISOを性能の限り限界まであげてくれても良いわけですが、悲しいかな。ISOをあげすぎると写真がざらざらした感じになります。そこで、感度自動制御の中にもう一つ、「制御上限感度」という設定があります。ここに指定したISO以上にはISOをあげないというわけです。その代わりに、ここまでISOをあげてもまだ写真が暗いとなれば、残念ですが、その分、シャッター速度が低下します。  ここまでが、フラッシュを使わない場合の明るさの制御です。  ここで、フラッシュが登場すると、明るさを決定するための設定がまた一つ増えたことになります。  ニコンのカメラでAモードを使用した時には、明るさの決定は、まずフラッシュを使用しなかった時の明るさ(定常光と言います。)を基準としてシャッター速度を決定。その時、感度自動制御の運用対象になった時には、感度自動制御を適用します。  その状態で、被写体と背景の明るさのバランスを判断し、フラッシュの発光量の決定を行う。  とこんな感じで考えると、カメラの動きが理解しやすいです。  さて、自動制御というのはありがたいものですが、何か意図がある時には、すごく邪魔なものでもあります。(そう。全部自動制御で良いなら、絵文字モードを使えばいいんです。それに自分の意図をプラスしたいからAモードを使うんですよね。)    私がフラッシュを使う時には、まず、感度自動制御をOFFにします。その上で、適正なシャッター速度になるようにISOを自分で決定。  その上で1枚仮に撮影。  それで、シャッター速度が好みにならなければ、モードをMにします。  そう。カメラに任せる制御ポイントは一つあればいいんです。(制御範囲内に収まるならですけどね。)  モードをMにすれば、絞りとシャッター速度は自分の好みに設定できます。明るさのコントロールはフラッシュの露光量のコントロールに任せます。  これで、シャッター速度の値も自分の手に取り戻すことが出来ます。仮撮影した時のシャッター速度が、この後、シャッター速度を自分で決めるの際の一つの基準ポイントとなります。 (ただし、最速でも1/320以下のシャッター速度(可能な限り1/250以下)は守ること。理由は、やはりNo3の方が書かれた通りです。)  ただし、・・・・・・何も考えずにこれをやると・・・・・多分失敗写真の量産になるでしょう。  例えば、背景が暗く、妙に被写体だけ浮いた写真とか・・・=^・・;=  ちゃんとやるには、シャッターの光はどこまで届くのかをちゃんと考えることが必要です。その上で、定常光とフラッシュの光のバランスを取る必要があります。そう考えると自ずと取り得るシャッター速度の限界範囲が出てきます。これが要望の値と外れているならISOの値か絞り値を見直します。  このあたりは、失敗を量産していくと見えてくるでしょう。  わりと難しいですが、背景と被写体の光のバランスが取れた写真が出来るとうれしくなります。自動任せでは出来ない効果も作れるようになりますしね。  まずは、失敗写真の量産を覚悟でチャレンジしてみてください。デジカメの良いところは、テスト撮影の結果がその場で確認できることです。失敗を元に次の値を決定するという行程が実に簡単にできます。失敗してもタダですから、どんどん挑戦しましょう。

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  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.3

スピードライト(以下ストロボと書きます)自体、閃光で1/10000s以上の高速ですが、フォーカルプレーンシャッターは構造上、スピードライトが同調する上限シャッタースピードがあります。 それが、D7000では、X=1/250秒、1/320秒以下の低速シャッタースピードで同調(1/250~1/320秒はガイドナンバーが減少)します。 ところで、Pモードでは、周囲の明るさに応じて、シャッタースピードが1/60~1/250sの間で変化します。 低限が1/60sに設定されているのは、手振れに配慮しているからです。 ですから、シャッタースピードを上げたい場合、Tv優先モードで1/250s以下に設定します。 ただし、定常光が不足し、背景が暗くなるなど、如何にもストロボを焚きました的な写真になってしまいます。 ストロボの上手い使い方は、定常光とのバランス調整。 Av優先モードでは、ストロボを使っても定常光測光となり、バランスの取れた写真を撮る事ができ、このような撮影テクニックを「スローシンクロ」と言います。 ただし、スローシャッターになるので、三脚を使用するなどの手振れ対策が必要になります。 また、外付けストロボを使うと、ハイスピードシンクロ(日中シンクロ)や、定常光を遮断し多灯ストロボ調光と言った高度な撮影テクニックを駆使する事も可能になります。 何れの場合も、ストロボ同調速度以下では、ストロボ光に対し露光量に関係する要素は、絞り値とISO感度でシャッタースピードは関係しません。(ちょっと難しいかな?) 今時のカメラは、ストロボ調光も全自動調光ですが、本当にストロボを使いこなすには、そこそこの知識を必要とし、それだけ奥深い分野です。

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  • uruz
  • ベストアンサー率49% (417/840)
回答No.2

カメラのシャッターには色々な物がありますが一眼レフカメラにはフォーカルプレーンシャッターが主流です NIKON D7000のシャッターもフォーカルプレーンシャッターです、フォーカルプレーンシャッターは原理上あるシャッター速度以下(より短い)ではシャッターが全開にはならずスリット状の隙間が走行し露出します、ストロボの発光時間は大変短いのでシャッターが全開の時に発光する必要があります。 D7000では確実にシャッター全開でストロボ同調するには1/60が最高速度ということです。 参考:フォーカルプレーンシャッター http://stream-oba.2.pro.tok2.com/24-enjoy-digital/02_kouzou_03shutter.htm

anpan-man
質問者

お礼

フォーカルプレーンシャッター。 この原理をはじめて知りました。 すごく勉強になりました。 ありがとうございました。

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  • mbp
  • ベストアンサー率41% (95/229)
回答No.1

>この1/60にはなにか決まりがあるのでしょうか? 初期の銀塩カメラのX接点でのストロボとの同期シャッタースピードが、1/60だったから・・・。だと思います。(ストロボの発光時間は短いので、夜なら、1/60だからといってぶれたりはしません。) FP接点を使うフラッシュバルブでの撮影では、シャッターが開く前に発光するのでカメラの最高シャッタースピードでの撮影が可能でした。(プリントゴッコのランプって言ったら分かりますか?) 基本的には、日中の撮影で被写体の動きを止めたい場合にはハイスピードシンクロ、夜景バックの人物撮影等ではスローシンクロを使います。 デジタルだとフィルム代や現像代を気にしなくても良いので、いろいろ撮影条件を変えてバシバシ撮って見てはいかがですか? 銀塩みたいに撮影条件をメモらなくてもexifに残ってるし、AvだろうがTvだろうが露出はカメラが決めてくれるし、ピントも自動で合わせるしで、小さい子供でもそこそこの写真が撮れてしまう今のカメラってホントお利口だと思います。 http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000151495/SortID=13149147/

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