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正しい陰陽マーク
こんにちは。 陰陽のマークがありますよね、太極図と呼ぶんでしょうか。 いろんなサイトでその起源や意味するところを解説していますが、よく見ると勾玉の向きが逆であったり、角度が縦横違っていたりします。 本来の陰陽マークはどれなんでしょうか? 時計回りなのか反時計回りなのか、縦位置なのか横位置なのか(言いたいこと、おわかりになりますよね)を知りたいのでご存知の方、ご回答お願いいたします。
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>回り方も反時計回りではないですか??? 円の中心から時計の12時の位置に向かって一本の線を引いてみてください。 その際には陰が100で陽は0のはずです。 そのまま中心を固定し、線を時計回りに移動させてみてください。 陰が減り、その分だけ陽が満ちて来ます(この状態を陰遁といいます)。 線が6時の位置に来ると、陰は0になり陽が100となります。 さらに線を時計回りに動かすと、今度は陽が減って陰が入り込んでいき(陽遁)、12時の位置に戻ると陰:陽=100:0に戻ります。 どこかで太極図を見つけて定規か何かを使ってやってみてください。 面白いですよ。 これは時計回りで陰陽の盛衰を表現しているというマークですよ。 東洋医学や自然哲学的な見地からすると、ものすごく偉大な図なのです。 鍼灸師でした。
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- sinnkyuusi
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この際なので、陰陽を理解するためにご自分で正しい太極図を書いてみてください。 1)大きな円を描き、中心から各時刻へ向けて線を引きます。 2)1時の位置から6時の位置までの6本の線をさらに6等分し、中心に近い位置から1つずつ外側へ向かって印を付けていきます。 3)その印を線で結びます。 4)同じ事を7時の位置から12時の位置まで行います。 これが正しい太極図です! もう少し円の中に引く線を増やせば、滑らかなカーブの半円状にかけます。
お礼
手取り足取りありがとうございます。 コンパスを使うと少ない手順で滑らかな太極図ができますね。 方向や向きを決めかねていたのですでに何種類か描いています。(画家の端くれですので^^) それにしても、なんともパワーを感じる図形ですよねぇ。 多彩なご教示に感謝いたしております。
- sinnkyuusi
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太極図は陰遁・陽遁を表しています。 ですから『陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる』ので、陰陽のバランスさえとれていればどのように描いても良い事になります。 古い文献にはお馴染みの太極図の他にも陰陽がグルグル渦巻いている形のものもありますよ。 正式とされている形は「タウン&カントリー」というブランドのマークが最も近いです。 時計回りに12時の位置で陰極まり、6時の位置で陽極まればOKです。 これが逆になると陰陽説に反する描き方(陰は下降性、陽は上昇性の性質があるので、描き方が逆になると陰と陽がだんだん離れていってしまう)ですから、できればこのような描き方が理想です。 ちなみに、韓国の国旗は『陰陽巴図』と呼ばれています。 陰遁が3時の位置で陰が極まっているので、実は陰陽論では正しいとはいえません。 中国文学を専門的に研究している大学教授の話を聞いた事がありますが、その方も「陰陽巴図はちょっと描き方がおかしい」と言っていました。 先ほど書いたように、このままだと陰と陽が離れてしまいそうですから・・・(朝鮮半島の南北分裂を予期していた国旗だという噂もあり・笑)。 鍼灸師でした。
お礼
ご回答ありがとうございました。 かなりスッキリしてまいりました^^ 教えていただいた「タウン&カントリー」というブランドのマークは(ステッカーを見る限り)陰陽が逆のものがあったりマチマチで、しかも12時から少しずれていたりしますね。回り方も反時計回りではないですか??? 陰が上に来たほうがよいというのはよく理解できました。 南北分裂のお話、大変面白く感じました。 またなにかありましたらよろしくお願いいたします。
- ftomo100
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皆それぞれの出展・主義主張があるので、どれが正しいのかは解りませんが、 http://www.npo.co.jp/eki/eki2.htm#t1 >陽は行き着くと陰になり、陰は行き着くと陽になります。 >したがって、なにが陽でなにが陰かと分類することはあまり意味がありません。 というところは賛成できます。 #太極旗の中心のマークも同じ意味ですかね?
お礼
ご回答ありがとうございます。 シンプルで奥の深いデザインですので、その意味するところは各自千差万別に受け取るのでしょうね。 >太極旗の中心のマークも同じ意味ですかね? http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/26/20040126000072.html によると、起源は同じように思えますね。 で、このリンク先に乗っている数枚の写真を見てみると、2つの勾玉が縦位置、横位置それぞれあるのでますますわからなくなってしまいました。
お礼
非常に興味深いお話ありがとうございました。 いえ、私は勾玉の丸っこい方が頭で、その方向にグルグル回ると思っていたものですから。逆だったんですね。 火の玉がグルグル回るのをイメージしていました。 陰が減っていき、陽が溢れ出す、ですか。おもしろーい^^ 陽(+)が減っていって陰(-)になるのは理解しやすいですが、陰(-)が減っていって陽(+)になるという考え方は、まさに目から鱗が落ちる感じでした。 東洋的な深い示唆に富んだ着眼だと思います。 同じ太極図でも、見る人によって回り方が逆になりますね。心理テストにも使えますね^^ 私の思っていた火の玉グルグルの回り方は「我が、我が」という感じです。英語のサイトで火の玉グルグルのFLASH動画を何種類か見ましたが、西洋人には当たり前の感覚なんでしょうね。