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NTTについて

中学生です。今宿題で、インターネットと公共料金の関係について調べています。そこでNTTについてよくわからないことがあります。 電気通信事業法の解説に「わが国の事業法改正案では、NTT東西を除き、料金は基本的に非規制となる」とありますが、なぜNTTだけ他と違うのでしょうか?NTTの料金は、国から規制がかかっているのでしょうか? またよろしければ、アメリカや中国のインターネット料金は国によって規制されているのか、ということもわからないので、わかる方はどうぞ教えて下さい。よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • fitto
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回答No.1

NTT東西は、国の規制がかかっています。 「日本電信電話株式会社等に関する法律」 http://e-words.jp/w/E697A5E69CACE99BBBE4BFA1E99BBBE8A9B1E6A0AAE5BC8FE4BC9AE7A4BEE7AD89E381ABE996A2E38199E3828BE6B395E5BE8B.html その昔NTTは日本電電公社という、国営でした。 昔、日本は貧乏でしたから、早く各家庭に電話線を張り巡らせるために、今の価格に換算して数十万円の電話債券(現在の電話加入権)を払ってもらい、各家庭に電話線を引きました。 電話線はいわば国民の財産です。 日本電電公社を分割民営化する際、各家庭への電話線のすべてと局舎などのほとんどはNTT東西に譲渡されました。 民営化の目的は、自由競争による料金値引きですが、電話線と局舎のほとんどをNTT東西が持っているので、新たな事業者が参入できません。 巨大な民営の独占業者になってしまい自由競争にならないため、NTT東西の営業は都道府県内に限ること、電話線などは民間に貸し出すこと、サービス料金は国(総務省)の認可が必要など細かく決まりました。 各家庭の電話線を持っていたNTT東西は規制がかかってもほとんど独占状態で業務を展開できましたが、ADSLの普及で本来の自由競争に突入しました。 当初1万円程度していたADSLがいまでは4000円程度となりました。 光回線も当初1万5千円程度していましたが、ADSLとの対抗上7000円程度に値引きされてきています。 もちろん、価格を下げるときもNTT東西は総務省の認可を得て行っています。 アメリカは自由競争の国です。一方中国は共産国であり通信はいわば国営です。

imokomokomoko
質問者

お礼

非常に詳しい回答ありがとうございました!!宿題にとても生かせそうです。本当にありがとうございました。

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