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中南米でのチーノ攻撃について
今中米のグアテマラに居る者ですが、噂にたがわず連日「チーノ」と呼ばれます。 この呼称の歴史的背景などについて他の日本人と話す機会もありましたが、諸説あり今ひとつ釈然としません。 「チーノ」という語が「中国人」を単純に意味するのでないことだけはわかりますが、この言葉にまつわる現地人の感情、この言葉の歴史的背景などについて詳しく教えてくださることを願います。
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中南米を、何カ国か行きましたが、チーノ攻撃は、けっこう有りました。 ただ、国により、受けた印象が違いました。 グアテマラでは、東洋人が珍しく、ただ言っているだけに感じました。 相手がチーノと言っていても、特にこちらを差別しているとは思えませんでした。 ただ、一部のメスティソの人達には、「白人に近いほど優秀な人種」といった、へんな優越感があり、白人の血が入っていない事を、さげすんでいる人もいるようです。 そんななか、中国系・韓国系・日系の人達が、成功しているのを、妬んでいる人もいるようです。 エルサルバドルでは、完全にさげすんでいると、現地滞在の日本人から聞きました。 チリでは、明らかに差別的に使っていました。 ただし、こちらが日本人だと分かると、とたんに態度が変わりました。 ですから、「チーノ」と言われたら、「ノ ソイ ハポネス」と言ってください。 とたんに相手の態度が変わります。 コスタリカ・アルゼンチンでは、チーノ攻撃を受けませんでした。 コスタリカでは、差別の対象が、ニカラグア人で、徹底的に嫌っていました。
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- nacam
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2番を書いた者です。 >、「ノ、、、 ソイ ハポネス」ならまだしも「ノ ソイ ハポネス」では「私は日本人ではない」という意味になってしまいますよ。 たしかにそうですね。 「ノ。 ソイ パポネス」です。 アルゼンチン(特にブエノスアイレス)ですが 差別意識が無いというより、東洋人に興味が無いように思えました。 街なかで、中国人や中華料理店も、ほとんど見かけませんでした。 地方では、状況がかわり、好意を持ってくれる人が多かったのですが、やはり日本や中国の事を、ほとんど知らないみたいでした。 差別するだけの情報を持っていないのだと思われます。 コスタリカですが、コスタリカで一番人気だった車は、トヨタの車で、トヨタの車を持っているのがステータスみたいでした。 日本人 = トヨタのイメージが有るようです。 ただ、それ以外の情報は、あまり持ち合わせていないようでした。 ここでも、差別するほどの接触が無いようです。 中南米の「チーノ」には、差別意識、珍しい人に言うなどの他に、ねたみ などの感情が入っている可能性があります。 「白人でもないくせに、いい暮らしをして」といった感情です。 このへんは、そう思っている人を避けるのではなく、よく接する事が必要だと思います。 韓国人などは、そういった事をしないので、「グアテマラで暴動が起こったら、真っ先に韓国系の会社や、商店が襲われる」なんて言っていた日本人駐在員がいました。 あまり深く考えず、チョット前の日本人が、外国人をみて、はやしたりする程度だと思えばよいのではないでしょうか。
お礼
Muchisimas gracias!
- tennnou
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こんにちわ(/は)。 >「ヴェエズエラ」とは何ですか? ヴェネズエラの打ち間違えでした、あしからず。この国の移民者の多くが支那・中国人です。他の国と比較するとその率が異常に多いです(ネットで調べてみてください)。 >あれだけ広くて多彩な国家群に合って諸人の感情も相当に異なると思われますので、「チーノ」に込める思いはもっと色々ある気がするのですが、さらなる詳細なご説を チーノ感情・蔑視の度合いは各国によって大きく異なります。その度合いは当然ですがその国のなりたち歴史と発展経過の違いと合致しそうですよ。 基本的に、中南米・カリブ人あたりのチーノ概念は、東洋人を知らないし知るすべが無かったことから来ています。彼らから見れば異民族すなわち白人=欧州人でしたからね。中世代に東洋の国で世界的に知られていたのは唯一支那大陸だけといっても良いくらいです。東洋人=支那人の図式。(日本国が知られるようになったのは極く最近でしかも一部の教育を受けている人くらいです)。そこへもってきて17~18世紀に大挙して不法侵入の支那人=チーノが目の前に出現しました。かつ奴隷か乞食同然の汚い生活をしました。20世紀初頭からは韓国人も不法で来るようになりました。この朝鮮・韓国人移民は例によって外国で踏み倒しとか詐欺を多く働きます。当然印象は悪いです。しかし現地の人民から見ればやはり一緒くたにされてチーノです。 初めがこうならこの印象は後を引きます。その後豊かになった国ではチーノ蔑視はひどく、豊かになれなかった国では比較的穏やかというところでしょうか。 例えば、アルゼンチンは背丈が低いくせに自称白人国?ですから徹底的にチーノ=東洋人蔑視。メキシコもチーノ=東洋人蔑視。キューバは共産国でチーノ蔑視でもなさそうです。ただし黒人がなぜかチーノ蔑視ですね。ペルーやブラジルでは日本人の貢献度が高いので東洋人蔑視の程度は低い。エルサルバドルはコーヒーで栄えた国で豊かです。チーノ奴隷が多い地域で蔑視は相当なもの。 田園国のホンジュラスは穏やか。カリブ諸国にも支那人の移民が大勢いました。その末裔の彼らの商いは例によって雑貨屋・安食堂から成り上がった守銭奴です。黒人からも蔑視されています。彼らの言い分は「中国が豊かな国ならチーノが素晴らしい人なら何故えこんな処まで来て汚い商売をする必要が有るのか」です。スペインでも教育のない人は今でも東洋人=チーノです。 要するに、地球の裏側では東洋人=チーノでしかないんですね。その支那人や韓国人が汚い生活、汚い手段を用いていたことが重大な原因でしょう。日本人は良い意味でこのチーノとはまったく別の色をした別の人種だと思っている人民も多くいるくらいです。 ご存知とは思いますが、チーノは汚いという意味のスペイン語のCochinoにも由来すると思います。「チーノはコチーノで安いけど、ねずみの肉を食わせる」と言う南米人がいます。中国レストランの認識はこんな程度でしょうか。 チーノにはグリンゴ・グリンガといって欧米白人を罵るのとは全く違う感情が込められています。 以上、カリブの島セントマーチンで働いている友人から貰っていたカリブ便りを集約して書きました。 どうやら、現代中国がまともな尊敬される一流国になってもらわない限り『チーノ=東洋人-日本人』の悲しい誤解は解決しそうもありませんね(^^♪。
お礼
ご丁寧に回答いただき非常にありがとうございます。
- tennnou
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こんにちわ(/は)。 チーノまたはチノは、英語Chinaのラテン読みの一種です。Chinaは、秦帝国(Qin Dynasty)のQinまたは、支那(Zhi na)のZhinaから来ています。 現代の中南米人にとってのいわゆる中国人(Chinaman)は、奴隷か畜生の代名詞です。わたしの知っているその歴史は1800年代初期ころからだと思います。 この時期に、支那大陸(注:この当時は日本の隣の大陸国は支那とか秦国と呼称されていました)から大勢の支那人民が世界各地に出て行きました。特に南米と東南アジアが多いです。それは帝国の圧制による愚民政策や貧困生活からくる国外逃亡同然のかたちでした。当然しかるべき手続きを踏んだ出国・入国では有りません。ほとんどがモグリの棄民・移民です。モグリで他人の国に侵入すれば当然現地の官職と揉め事が起きます。喰っていくためには賄賂で事を片付けるしか方法が有りません。悪習がはびこります。賄賂の習慣を世界中に広めたのは支那人だといわれています。(この悪習は各地の現地の人民から見ればとっても迷惑な話しです)。または揉めない様に目立たないように生活をする知恵者も出てきます。このような状況下ではまともな就業は皆無です。奴隷や乞食をするしか道は有りません。文盲で誇りの片鱗すらもない当時の支那大陸からの逃亡者・不法侵入者はこのような生活をしていました。当然現地の人民からは馬鹿にされます、虐められます。 その名残りが現代の中南米にはひときわ根強く残っています。知る限りでは、ヴェエズエラが特に支那人(中国人)を軽蔑しています。黒人以下だと認識されていますね、今でも。 この国の子供は貧しい格好をしたアジア人を見かけると石を投げてくる場合も有ります。彼らは支那人と日本人の区別が付かないので、薄汚い格好をした日本人バックパッカーを支那人と間違えて石を投げつけてくるという話しは良く聞きます。自転車旅行をする日本人の中には胸の前と後ろに大きな日の丸を貼り付けて走る若者がいるくらいです。 セルジオレオーネ監督、クリントイーストウッド主演・エライウォラック共演になる西部劇映画の中にも、この支那人蔑視の場面が一カット出てきましたね。 的外れな回答だったら無視してください(^^♪。
お礼
ありがとうございます。 また一説出たという感じです。参考にさせていただきます。他の日本人にもそのことを尋ねてみたく存じます。私が昨日聞いたのは、スペイン人が先住民に対する圧政をごまかすために「お前らよりさらに下がおる」という日本の被差別部落式の政策をしいたのが今日に残っているという説でした。 これはガテマラの例です。あなたは「中南米」で説明をしてくださいましたが、あれだけ広くて多彩な国家群に合って諸人の感情も相当に異なると思われますので、「チーノ」に込める思いはもっと色々ある気がするのですが、さらなる詳細なご説をいただければと存じます。 「ヴェエズエラ」とは何ですか?
お礼
実際に「チーノ」呼ばわりされた体験をお持ちの方から回答をお寄せいただき大変うれしく存じます。 ガテについては、そうですよねー、見かけん変な奴らがおるなという、好奇心本位の目を主に感じますよね。こっちを見て「友達になろうよ」と言わんばかりに「チーノ」と言う奴がおってそいつに話しかけたらきわめて友好的やったとか、あきらかにバカにして「チーノ」と来る奴もおれば、子供が主ですがただ言ってみたくて言ってる奴もおれば、実に多彩に「チーノ」と言われますよね。私も「日本人!」と訂正したら「ああー」と分かってくれる奴がほとんどでした。ガテ人の彼女から「あなたのチーノの目が好き」と言われた日本人もいます。彼ら細い目で判断しよりますからね。 3段落目についてなんですが、私は先住民的な連中にほど「チーノ」と呼ばれ猜疑心に満ちた目で見られました。逆に金持ちそうな奴や白人の要素の濃い者ほど我々を気にかけずに放っておいてくれます。そいつらが内心で我々を差別していたのでしょうか?コスタリカでは差別が一番ひどいと或る本に書いてありますが、表に出さない奴のほうが差別意識を持っているということになるのでしょうか?アルゼンチンは白人の国に等しくあそこはヨーロッパやと断ずる人もいますので、同じ事情なのでしょうか? エルサドのことは参考になりました。あんな何もなさそうな所に行く日本人は少ないので、貴重な情報と思われます。南米には全く行ってないので、南米の情報がさらに聞きたく存じます。 蛇足ながら、「ノ、、、 ソイ ハポネス」ならまだしも「ノ ソイ ハポネス」では「私は日本人ではない」という意味になってしまいますよ。