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氷川きよしの白雲の城がとても好きです。
氷川きよしの白雲の城がとても好きです。 …が今ひとつ、歌詞の意味がわかりません。 日本の歴史だとなにかピンポイントで指していますか? 若武者、とか言葉が出てきます、戦国時代のことを歌っているのでしょうか? 曲の背景やエピソード知っている方教えてください!
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>若武者、とか言葉が出てきます、戦国時代のことを歌っているのでしょうか? そうではありません。この歌は、荒れ果てた城跡に立った作者が、隆盛を極めた昔の姿を思い浮かべようとしたが、現実の目の前の光景を見たときに、人の世のはかなさ・むなしさが一層のものになったよ、ということを歌ったものです。 この詞を判りやすく書くと以下のようになります。 人の一生などは、はかないものだ。 城跡の空には今日も雲が流れているよ。 コケの付いた石垣を見ながら この城が栄えていた昔をイメージしようと思うけれども ただ風の音がヒューヒューと聞こえるだけだ。 城は黙って建っているだけで何も語らない。 もちろん天は永遠に動かない (城や天から見れば)取るに足らない人生なのに、人の心だけが、ああでもない、こうでもないと揺れる。 昔は水を満々にたたえ、月を水面に映していたお堀も、今は水が枯れてしまって、枯れたお堀に咲く雑草の花に露が付いているだけだよ。 大手門(正門)には数え切れないほどの年月に及ぶ枯葉が積もっては腐っていったのだろうなぁ。 草をふとんにして寝転がっていると 誰が鳴らしているのか、笛や琴の音が聞こえるたような気がする。 昔は、月の光の下に格好よく立つ若武者の姿があったはずだが、その姿は今はどこにいったのだろう?(今はその影も無い) ああ、荒れ果てた城の秋が終わろうとしている(寂しいものだ)
お礼
素晴らしい訳をありがとう御座います…!! かなり、分かりやすかったです!日本語が母国語でないため、演歌が大好きですがかなり苦労します。これからも、良かったら氷川きよしさんの歌の訳を教えて戴けませんか? 本当にありがとうございました!