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茶室に置く花入れに付いて。
陶芸をしています。 お茶陶の花入れを挽いていますが、無謀ながらお茶の心得は殆ど御座いません。展覧会などで沢山見た花入れのイメージだけで作陶をしている様な始末です。 流派により決まったセオリーの様なものがあるのでしょうか?また季節などにより使い分ける事があるのでしょうか? はたまた決まりごとは無く気の赴くままでよいのでしょうか?花入れに限らず、水差し、茶入れ、茶碗など凡そお茶陶に関する決まり事などご教授願えませんでしょうか。
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私も#1さんと同じで 茶道を少しでも習うことをオススメします。 決まり事はきびしくないのですが 大きさや使う物の調和がありますので 実際に茶道具に触れて お点前やお茶をいただいてみると 学ばれることが多いでしょう。 とくに茶碗は持った感じや 飲んだ感じ、お茶を点てる感じなど 実際にやらなければわからないものです。 茶道具は観賞用ではなくあくまでも 使い手があってのお道具でうsから。 質問者様はどちらにお住まいですか。 美術館や作家の展示会などにもぜひ 行ってみてください。 今、東京では 茶道具の名品がたくさん展示されていますので ごらんになると参考になりますよ。 茶席では亭主と客、そして見えないけれど 道具の作り手の心が通い合いあえるように なりたいものです。 質問者様もぜひそんな作者になられますように 願っております。 静嘉堂 http://www.seikado.or.jp/ 根津 http://www.nezu-muse.or.jp/ 五島 http://www.gotoh-museum.or.jp/top.html 出光 http://www.idemitsu.co.jp/museum/index.html
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- nanryou
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No.1です。 すいません漢字を間違えてしまいました。 「風呂」ではなく「風炉」です。 一般的には、風炉の季節は5月から10月までの6ヶ月間で、11月から4月が炉の季節になります。 ちょっと紛らわしいですが風炉は正式ですので上記の季節にとらわれず一年中使用することができます。と言っても炉の季節に籠の花入は使いません。 お茶の歴史を勉強されると理解が深まると思います。 失礼致しました。
- nanryou
- ベストアンサー率33% (1/3)
今晩は、 陶器の花入は季節を問わず使用できますが風呂の時期は籠ものが多くなります。また、茶道具には好み物がありますが気にしないで構わないと思います。 茶道具の大きさはすべて、茶室にかなう大きさになっています。たとえば、花入であれば高さが24センチ~36センチ程度とされています。茶道具を沢山見て、出来れば触れてみて、大きさ・重さ・色合い・技巧等分かるようにして下さい。芸術は感性を磨くことが一番大事な事ではないでしょうか。 茶の心得が無いとのことですが、茶道具を主に作っていかれるのであれば、お茶の心について勉強されることをお勧めします。作品造りに必ず役立つと思いま。 お茶の心についての勉強は時間と努力が必要と思いますが、手始めに、村田珠光が古市播磨に送った手紙が在り、この手紙を小掘遠州は「心の文」と言っています。この手紙(HP等で探せます)を読んでください。手っ取り早くお茶の心に触れることが出来ると思います。 陶芸頑張って下さい。
補足
nanryouさん、ご丁寧に有難う御座いました。 公募展に出品したような物は別として、小さなものはポツリ、ポツリと売れるようになりました。花入れは作っていてもとても魅力があります。 お抹茶のお茶碗なども並べたところ売れてしまって、茶道の心得も無い者作ったものなのにと言う戸惑いを感じて居ります。 ご教授頂いた「心の文」早速読ませていただきます。 お茶を習うと言うと非常に敷居が高い気がします。 全くずぶの素人でも教えて頂けるものなんでしょうか?恥ずかしながら“風呂の時期”と言うのは夏季のことなんでしょうか。