正解です!栄養素量は違いますよ。
栄養士さんにとっての聖書
『5訂日本食品標準成分表』略して『成分表』の弱点です。
果物だけではなく、全ての食材にいえます。
あぶらの乗った秋刀魚とパサパサの秋刀魚…絶対に違いますし、成分表の秋刀魚とも違います。
成分表はあくまでも、日本で標準に食べられている食材の平均値なんです。
たとえば、ほうれん草。
栄養満点というイメージがありますが、
旬ではない夏に食べると、成分表の半分くらいの栄養素量で、
旬の冬に食べると、成分表の倍近く栄養素量が含まれています。
それを一年間で割り、平均値を載せたのが『成分表』です。
(例:成分表で100という数字の内訳が、0の時期、200の時期という大きな落差があっても
2で割ると100という数値になるという意味です)
このように成分表は誤差がありますし、成分表での計算ですと、一品づつ四捨五入するため
食品数が増加するほど計算が狂ってきます。
その改善策として、最近の市販弁当の栄養素表示ですと、弁当の中身ごとミキサーして
栄養素量を測量する企業も存在します。
こちらの測量ですとより比較的正解に近いですね。
誤差の話を続けると、個人個人で消化吸収力が違うわけだから、
100kcalのものを食べたとしても、その栄養素の反映は人それぞれという結果も存在します。
しかし、上記のことは「厳密に言えば…」ということですね。
また、糖尿病食事療法の基本とは、カロリーコントロールと言うよりも
食事バランスの改善が第一義ですから、一般的にはあまり気にする問題ではありませんよ。
お礼
初めての質問書き込みでもたついてます。 お礼が遅くなってすみません。 反映されない訳がようやく分かりました。 はい。改めて、 ご丁寧なご回答ありがとうございました。 やっぱりそうなんですね。 巨峰なんかいただいた日にゃ、血糖値ががんがん急上昇・・恐くなっちゃいます。 納得致しました。 で、今や、好物は甘くない桃。甘くないミカン。 やはりこの路線で行こうと思います。 ありがとうございました。