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商品先物取引の起源
今日どこぞでテレビをみていたらシカゴの商品先物市場に商品先物取引の起源は18世紀の大阪堂島にあるとの記述があるそうですが、私の遠い記憶によると16世紀のベルギーの現アントワープが発祥であったと思います。実際はどうなんでしょう?
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1531年にアントウェルペンで、1568年にロンドンで 大坂堂島米会所よりも古い取引所として、1531年設立のアントウェルペンの取引所、1568年設立のロンドンの「ザ・ブールス(The Bourse)」があります。アントウェルペンでは未着の胡椒をめぐり「先渡し取引(Forward)」が行われていた。堂島で未着の米切手が取引されていたのと同じ仕組みであった。 ただし堂島で行われていた帳合取引=先物取引(Futures)が行われていたかどうかはわからない。 ロンドンンの「ザ・ブールス(The Bourse)」は「悪貨は良貨を駆逐する」で知られるトマス・グレシャムが自費で設立し、その後1571年にエリザベス女王の臨行を得て王立とされ、名前も王立取引所(Royal Exchahge)と変更される。こちらは帳合取引=先物取引(Futures)も行われていたらしい。 私も関心があって、この「 教えて!goo」でアントウェルペンやザ・ブールスに関するサイトや文献など質問したのですが、答えが有りませんでした。<世界の中の堂島>で検索すると、<大江戸経済学 大坂堂島米会所>と題されたサイトがあって、こちらが参考になります。多分このサイトが一番詳しいと思います。
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noname#43437
回答No.1
私も、どこか海外のはなし・・と記憶していたので調べてみました。 世界最初はアントワープ、 日本は堂島、だそうです。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。ご紹介頂いたサイトは参考になりました。
お礼
確かにすごいサイトです。読み下すのに別の本を何冊も読まなくてはならないと感じるほどです。ヨーロッパにおける資本主義の萌芽が実態としてどういう姿であったのか、細かく知る必要があると思います。またシカゴで商品先物取引がどのような概念で捉えられたのかということが鍵なのかもしれませんね。ご回答ありがとうございました。