• 締切済み

日本脳炎の予防注射

小学4年の息子が4月に学校から日本脳炎の予防接種の お知らせをもらってきて、4月~7月の間に予防接種を 受けるようにと書いてありました。 4月に受けさせたかったのですが、インフルエンザにかかったり、5月になってからはアレルギーで鼻の調子が 悪かったりと受けられずにいたら、昨日の夕刊に「日本脳炎の予防接種中止」となっていましたが、今年は受けずに安全なワクチンが製造されるまで待っていればいいのでしょうか? 息子の場合、平成10年に2回、平成11年に1回受けていて間隔が6年あいていますが、来年か再来年に予防接種をしても免疫効果を保てるのでしょうか?

みんなの回答

  • RMT
  • ベストアンサー率62% (69/110)
回答No.1

薬剤師なので、一応専門家ということにさせていただきましたが、詳細はお近くの保健所か小児科のドクターに問い合わせてください。 新聞をお読みになったのならご存知と思いますが、このたびの中止勧告は、急性散在性脳脊髄炎というまれな副作用で重篤な結果(一部報道では寝たきり状態)が発生したためです。厚生労働省によれば、平成8年度から現在までに21件発生しているそうですが、年間400万人以上が接種を受けているということなので、単純計算で200万人に1人程度の発生頻度ということになります。 厚生労働省がこのような慎重な措置を取ったのは、インフルエンザ予防接種についての最高裁判決(平成10年頃だったと思います)で、厚生大臣が「接種率を上げることばかりに熱心で、危険性の周知を怠っていた」ことが国の過失と認定されたから、危険性があれば周知するとともに任意接種に切り替えているのだと思います(責任逃れと言えるかもしれません)。 日本脳炎の患者発生自体が昔に較べて激減しており、近年では予防接種不要論も出ていたのは事実です。蚊の媒介する病気としては西ナイル熱も注目されていますから、むしろ蚊の駆除の方が重要視されるのででしょう。 新しいワクチンは、マウスの脳を原料にしないことで異物を減らし副作用の神経症状の重症化のリスクを低下させたものですが、副作用の危険性が完全に0になるわけではありません。予防接種の副作用が「悪魔のくじ引き」と言われる所以です。ただ、優先的に審査されるそうなので、早ければ来年には供給が開始されるでしょう。 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050531ik0d.htm お子さんは小学4年生でしたら、第2期の接種年齢(13歳未満)中におそらく間に合うと思います。 あまりまとまりませんでしたが、参考URL(厚生労働省発表のQ&A)と併せてご参考になさってください。

参考URL:
http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/nouen/index.html