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読者が実は犯人だった。という小説を教えて下さい。
おそらく綾辻行人さんと島田荘司さんの対談集だったと思うのですが、読者が実は犯人だったという小説が2冊あるというの読んだ記憶があります。 しかし、お二方曰く、「どちらも計画倒れ」だったと。 残念ながら、その2冊の題名は書いていなかったように思います。 この衝撃の小説が実在するのであれば、是非とも読んでみたいのです。 どなたか、ご存知の方いらっしゃらないでしょうか?
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こんにちは。 私はその対談集を拝見していないのですが、恐らく、辻真先さんの「仮題・中学殺人事件」ではないでしょうか? はっきりいいますと、私は「はあああ~~~?(怒」って感じでした。面白いとは思いません。 確かに計画倒れかも・・・。人それぞれの主観ですので、質問者さんはお気に入りになるかもしれません。 しかし、読者が犯人だったなんてのは良くあるはなしで、東野圭吾さんの「名探偵の掟」でも、とある一話がそんな感じのノリでした(これは面白かった)。 1冊しかご紹介できなくてすみません。 他にも思い出したらお知らせします。 ご参考になれば幸いです。
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- chatea
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高原伸安さんの『予告された殺人の記録』(1991年出版) 篠田秀幸さんの『蝶たちの迷宮』(1999年出版) でしょう。島田荘司・綾辻行人という新本格推理を代表する2人なら、対談でも新本格(80年代後半~90年代)の作品を取り上げるはずです。辻真先さんのものは1972年ですから、すこし時代がさかのぼり過ぎます。 なお、どちらも作品としては微妙ではありますが、読者を犯人にした理由については、それなりに納得はいきます(ただ、犯人がわかっていて興奮するかは別ですが……)。 高原さんのものは講談社ノベルス、篠田さんのものはハルキ文庫からでています。
お礼
chateaさん、詳しく教えてくださって有難うございます。 私は、そんなに小説に詳しくないため、辻真先さんの著書が70年代のものとは知りませんでした。 その対談集では、島田さん綾辻さん両氏は広い年代の作品について話されていたと思いますが、なるほど、私の探していた作品については新本格時代だったかもしれません。記憶が曖昧ですみません。 『予告された殺人の記録』『蝶たちの迷宮』のふたつも読ませていただきます。 本当に、読者が犯人という作品って結構あるんですね・・・。 犯人はわかっていても、そのプロットの仕方に興味がありますので、すごく楽しみです。 明日早速、本屋巡りです。 出版社情報もくださり、有難うございます。
補足
皆さん、有難うございました。 一先ず、教えてくださった作品を読ませていただきたいと思います。 ポイントですが、勝手ながら投稿してくださった順につけさせていただきました。 有難うございます。
#1さんが紹介された「仮題・中学殺人事件」は、確かに読者が犯人という作りになっています。 冒頭で作者がそう宣言しているので、これはネタバレにならないでしょう。 その後の「高校殺人事件」や「宇宙戦艦富嶽殺人事件」などで、作者が犯人とか、読者が犯人で探偵で被害者である、などという作品もあります。 いずれもその条件を満たすためにかなりトリッキーな構成になっていますので、好き嫌いは分かれるかと思います。 現に#1さんはお気に召さなかったようですが、推理小説界では、けっこう話題になりました。 あと、都築道夫の作品にも、そんな話があったかも知れません。
お礼
gimatetuさん、有難うございます。 「高校殺人事件」「宇宙戦艦富嶽殺人事件」・・・どちらも気になる内容です。 作者・読者が犯人って、想像すら出来ません。 そう言えば、綾辻さんか島田さんが、作者が犯人の作品もあると仰ってたような記憶があります。 ということは、辻真先さんの作品で間違いなさそうな気がしてきました。 今から、想像すらつかないプロットの作品が本当に楽しみです。 早速探して読みます。 気になっていた作品の題名が分かってよかったです。 情報有難うございます。
お礼
nyanko_2003さん、こんにちは。 教えてくださって本当に有難うございます。 実在してて、大変嬉しいです。 「仮題・中学殺人事件」、絶対読みます。 気になっていた本なので、私自身(怒」っとなっても後悔はしないと思いますので。 読者が犯人という設定、私にはどんな話なのか到底思い浮かびません・・・。よくある話と聞いて、びっくりしております。 また、「名探偵の掟」もチェックしておきます。 大変参考になりました。有難うございます。