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術後の介護等について
知人が6月8日肺の手術をします.肺がんの疑いで右上葉とリンパ節切除です.この時輸血をせずに済ましたいのです.(日赤の血ではなく)自己血か知人の新鮮な血を使いたいです.このような希望は可能でしょうか?病院側にどのように伝えればいいでしょう?また術後の介護について気をつけることを教えていただきたいです.よろしくお願いします.
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肺外科医5年目のものです。施設によって異なるので、主治医に確認されることをお勧めしますが、右上葉切除+リンパ節廓清術での輸血が必要となる可能性は数パーセント程度と考えられます。 自己血輸血の準備のためにはもっと前から数回にわたり血を採取する必要がありますし、今回の手術では輸血の可能性が低いため、難しいと思います。また新鮮血についてはNo.2さんが書かれているように、通常は使用しません。 術後の介護については、肺切除後は痰が出やすくなるため、まめに痰を出すことが、肺炎などの術後合併症の予防となります。痛みが強過ぎて、痰を出しにくい場合は主治医と良く相談して痛みのコントロールをしてもらってください。また、早目から足を動かすなどして、血栓ができないように予防するのも大切です。 以上を含め、基本的には医師、看護師が術後の経過を見ながらその都度注意していくはずですので、付き添いの方は本人の心の支えや、汗を拭いてあげるなどの身の回りのお手伝いで十分だと思います。 手術が無事終わり、順調に経過されることをお祈りしています。
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- take-take
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`知人`さんが他人の血液を輸血してほしくないのなら、本人がその旨を主治医または看護士に伝えればいいだけです。 手術に際して、執刀医は通常出血量をある程度予想しています。明らかに大量出血が予想されるときには患者本人の血液を採取しておき、輸血が必要な際にこれを使用します。(自己血輸血...これも輸血です) 必要量をあらかじめ予想し、1から数回に分けて採取します。採決した後は多少貧血になるので、手術の時点ではある程度貧血が治っているように手術の数週間前から準備します。 `知人の新鮮血`とは、第三者の新鮮血ということでしょうか?通常は使用しません。あえて他人の新鮮血を使用するメリットがありません。 家族の血液を使いたい...という人は結構いますが、これはGVHDの危険性があるので論外です。 出血量を減らす麻酔のテクニック等もあります。 輸血に関して同意書が必要となり、輸血が必要となる確率についてもご本人は説明されているのではないでしょうか?その点をまず確認してください。輸血はまず必要ない、と主治医が考えているようであれば、この質問自体が無意味です。
お礼
冷静な判断・アドバイス有難うございます.当事者に近いとどうしてもその中に入ってしまい,冷静さを欠いてしまうかもしれません.新聞などで輸血で感染と書いてあるとどうしても心配になってしまします.何回も献血していて現在もエイズや肝炎に感染する心当たりのない人ならば輸血のリスクはずっと少ないと思い,後は病院側のシステム次第と考えたものですから.素人判断かも知れませんが.よく相談してみます.有難うございました.
- ai-yuririn
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私の祖母の時とは状況が違いますが、可能ではないでしょうか…。 祖母の手術は冬期で予定の輸血量が全く足りず、家族も型が合わない状況でした。 病院から「手術開始時間まで検査を続けるから同血液の人に一人でも多く病院に来てもらうように」と指示されましたよ。あの時は友人・知人・見知らぬ人も含めてたくさんの方に善意をいただきました。30人程度の方に検査を受けていただいて、6人の方の血を使わせていただきました。 状況は違いますが、昨今の日赤の輸血によるトラブル(?)報道もありますし手術を受ける医療機関・担当医に申し出てみてはいかがでしょうか? 特に拒否されたり・問題になることではないように思います。 術後の介護ですが…状態がわかりかねます。 よく言われるのは感染症に注意することでしょうか。 手術の成功をお祈りいたします。
お礼
ケースバイケースなので医療機関や本人の病状などによって違うと思いますが,(医者は素人判断を嫌がります)でもいろいろな話は参考になるし,元気にもなります.人の善意はこんな時身にしみます.アドバイス有難うございました.
お礼
専門の方から解答がいただけて少し安心しました。素人はついいろいろ考えてしまい,それが的を外れていることもあるものですから。手術はやはり癌という事で心配です。でも出来るだけいい方向に考えるようにします。有難うございました。