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中国留学資金と中国元切り上げへの不安
今年の9月から中国の大連へ留学する予定です。 留学資金について質問させてください。 昨今、切り上げが予想されている中国元ですので、 日本円を中国に持っていき、中国元に両替して 生活していくのに不安があります。 T/Cも考えたのですが、中国元建てのT/Cはありませんよね? 中国銀行に問い合わせたのですが、日本で開設した 中国銀行の口座では中国国内では預金の引出しができないそうです。 日本から中国元を中国に持っていく、リスク・コストの 少ない方法はありますでしょうか? 現金で持っていくのは不安なので安全な方法をお教え下さい。 お願いします。
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ご質問のご趣旨は、 1)留学中の生活費をまとめて円現金で持って行き、必要に応じて人民元に両替をしようと考えているが、安全面で問題があるのではないか? 2)この方法だと、留学中に人民元が切りあがると、保有の円現金が人民元に対して減価するのが心配だ。 という2点でしょうか? 私は、留学時(あるいは事前訪中の時)円建ての高額面トラベラーズ・チェック(TC)で有る程度まとまった額を持ち込まれることをお勧めします。現地到着後すぐに、学校に近い中国銀行の支店の窓口で口座を開設し、そのTC全額(あるいは必ず人民元として使用するであろう分)を両替し、その口座に預金します。銀聯カードというデビット機能のついたキャシュカードがその日のうちに入手でき、ATMが利用可能になります。口座開設は、パスポートと中国国内住所(ホテルでも良い)があれば簡単にできます。中国銀行のメリットは、個人向け為替業務を行っている点、ATMの数の多さの利便性にあります。また、中国銀行の為替レートは非常に良く、TCのレートは現金よりさらに良いです。TCはいちいちサインするのがめんどうかも知れませんが、盗難・紛失のとき、再発行されるので安全性は高いです。日本の郵便局などから後日、米ドル建ての送金もできますが、為替手数料(1ドルあたり1円)を郵便局で取られます。円建ての送金小切手を持ち込むという手があるかもしれませんが、決済されるまで時間がかかるかもしれません。 円建てトラベラーズチェックは一般の銀行で1%、セシールの通販で0.7%手数料が発生しますが、円現金より中国での両替時のレートが良いので十分相殺できます。日本国内で人民元を入手するのは極めてコスト高になりますから止めたほうが良いと思います。 HSBCでの口座開設も信用格付けの高さや全世界の送金ネットワークなどの点から、重要な選択枝だと重います。今後金融自由化にともない、バンクオブアメリカやStandard Chartardなどとならんでサービスを拡大していくのではないかと思います。HSBCは大連に支店があるのも魅力ですね。しかし、(中国国内のHSBCについては良く知らないのですが、)香港におけるHSBCのサービスを見ると、やはり庶民向けというよりは、お金持ち向けのサービスを重視すると思います。両替レートや、口座管理手数料、ATMカードの使い勝手・手数料などを比べると有る程度コスト高になるのではないかと推測しています。中国国内での投資や海外送金網などを考えると利用価値は高いかもしれませんが。 人民元の切り上げ・変動相場制への移行は時間の問題だと思います。しかし、そのペースはゆるやかにかつ段階的に慎重に行われていくと考えています。香港ドルはすでにペッグ制からターゲット制に変更され、変動枠が拡大したそうです。人民元問題は短に為替問題ではなく、中国の金融市場・資本市場の未来を決定する重大問題で、金融制度・銀行改革・香港ドルの扱いを含めて大規模な改革が必要となります。最初は切りあがる(変動幅が拡大する)としてもほんの数%のところから始まっていくのだと思います。ですから、直近の問題として、過剰に人民元切り上げを意識する必要はないのではないかと考えています。日本国内で性急に人民元保有を考えると、かえってコスト高になると思います。
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- yuu3_7
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ちょっと前の記事ですが、日本の各金融機関が中国銀行との提携で、中国国内でのクレジットカード(キャッシュカードも含めて)の提携が始まりました。 今後メジャーな銀行がこぞって足並みをそろえますので、あまり現金に関してのストックを考えないほうがよいと思いますが。 http://blog.livedoor.jp/nz6jp/archives/14451208.html また、下記のURLでは相互の換金ができますので、口座を開設されてもよいと思います。 http://www.hsbc.co.jp/jp/japanese/personal/moneychange/moneychange_j.htm 大連にもATMがあるようです。 http://www.hsbc.com.cn/cn/sc/general/locator/gn15011b.htm
お礼
HSBCでは口座が開設できるようですね。 ただ、やはり直接中国の支店で開設するらしいです。 でも審査を東京でやってくれるらしいのでありがたいですね。 HSBCで口座を作ろうと思います。 どうもありがとうございました。
お礼
なるほど。 切り上げと言っても中国元が急騰するわけではなさそうですね。 円建てTCで持ちこみ、現地の中国銀行で口座を開設したほうがいいかもしれませんね。 大変参考になりました。ありがとうございました。