シャフトの硬さはその種類、メーカーにより基準が異なりますので、種類が違うシャフトの硬さを比べる場合、実際に硬さを図るか、打ってみて感じることが必要になります。
Aシャフト→フレックスS トルク5.5
Bシャフト→フレックスR トルク4.9
重量が同じであった場合でも
この硬さはAシャフトの方が硬い可能性が高いといういうぐらいの回答しかできません。
*振動数はシャフトの長さやヘッドの重さによって変わりますので、数字だけではシャフトそのものの本来の硬さを図ること難しく、かなりの知識とデーターがなければ分かりづらいです。
フレックスには基準がなくC社のSシャフトよりD社のRシャフトの方が硬いなどということはよくあることなのです。
それは同じメーカー内でもシャフトが変われば変わってきます。
初心者用クラブに入っているSよりも上級者用クラブに入っているSの方が遥かに硬いです。
また、トルクも各メーカー図り方が違いますので、同じメーカー内で比べることは出来ても、違うメーカーを比べることはあまり意味がないともいえます。
トルクの測り方はチップとバットを固定し、捻ることにより測定しますが、チップの固定長さがメーカーにより異なり、あるメーカは2.5cm、またあるメーカーは5cmとしているので、そこから出たデーターは全く変わってきます。
メーカーにより0.4~1°程の違いが出てくる場合があると思われます。
また、同じシャフトでも0.3°位のバラつきは多いのでそれらを考えても厳密に比較するのにはあてにならない数字だと分かります。
最後にキックポイントですが、元調子と先調子のシャフト上のキックポイントの位置はどのくらいの長さの差があるかご存知でしょうか?
約2.5cmです。超先調子と超手元調子の差でも5~6cmほどです。
シャフトの一部分が特にしなる先調子は柔らかく感じ、全体的にしなる傾向の手元調子は硬めに感じるということがありますが、
硬さを合わせてしまえば、打ち比べて調子を当てられるアマチュアは殆どいません。
私はプロのリシャフトを数多く行っていますが、プロはデーターでシャフト選びません。
打ってみて合うものを使う、ただそれだけです。
アマチュアにはよく先調子は合わないとか、トルクが多いとボールが曲がるから、なるべく少ないものがいいなどといっている人がいますが、そういう方にまずうまい人はいません。
データーは単にシャフト選びの目安として、最終的には必ず打ってからお決め頂くことをお勧めいたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 プロのクラフトマンと推察します。参考になりました。つまり、データはあくまで数値であり参考。自分のレベル、スイングにフィーリングするかは打たなきゃわからない、ということですね。