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冠婚葬祭の企業に就職するにあたって
現在大学4年生で来年4月に結婚式、葬儀を主に担っている会社に新卒で入社する予定なのですが、内定をいただいてから業務内容のどこに喜びややりがいを感じたらいいのかわからなくなってしまいました。 配属については適正をみて配属先を決めるそうなのですが、ブライダルのほうは主に女性が配属されるそうなので、自分は葬儀もしくは互助会の営業のほうに配属になると思います。 葬儀や互助会で経験のある方いらっしゃいましたらぜひアドバイスを頂けたら幸いです。就職まで10ヵ月以上も先なのですが、葬祭業が喜びや笑顔をもって働ける職場なのか疑問を持ちますし、不安です。
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私は、業界の人間ではありません。 ですから参考にならないかもしれませんが どなたも回答がないようですので 思い切って書きます。 当方、41歳女、既婚、専門職パート勤務です。 私は常日頃より、結婚式はもとより 葬儀にまつわる仕事に大変興味を持っています。 自分がもしも、もっと若ければ 是非やってみたいと考えていました。 それもお茶運びの女性ではなく プロデュースし一切を取り仕切る仕事がやってみたいです。 しかし、身体は一つしかなく 今は専門職(医療)の仕事で一杯なので 現実には難しいです。 葬祭業が喜びや笑顔を持って働ける仕事か? はい。と私は答えることができます。 仕事のやりがいとはなにか? それはきっと「ありがとう」と言われることです。 近親を亡くして、茫然自失 悲しむ涙も出ない。 混乱の極みにある人達。 そういう方たちと一緒になって 故人を無事に送り出す儀式を執り行うのです。 心から親身になってあたっていかないといけない ある意味「聖職」ともいえる仕事と思います。 すべてが無事に終わり やっと悲しむ時間を持つことができる 故人の遺族の方たちに 「ありがとう、これで故人も安心して目をつむれます」と そういう言葉をいってもらえる仕事が いったい他にありますか? 人生の最後の節目に関わることができるという誇り。 人は動物とは違う。「自分が死ぬこと」を知っている生物である。死に対する哲学を持つ生物であることが、他の動物と一線を引くところです。 まして、これからはいろんな葬儀スタイルが 選択可能な世の中、葬儀を知ることは 人生を知ることです。 しかし、確かに「死」という穢れに毎日触れること 人には言えない悲惨な苦労はあると思います。 決して良い死に方、理想的な死を迎える人ばかりではないですから。 私は葬儀に大変興味があり 民俗学的にも勉強したいと思っています。 そのなかで、簡単で手軽な本を紹介します。 「葬祭の日本史」 講談社現代新書 高橋繁行著 720円です。 葬儀屋という仕事 大名行列を葬式に転用した男 「いろは大王」が興した火葬場事業 現代火葬場事情 さまざまな葬祭サービスの誕生の歴史 葬祭仏教と日本の葬祭文化 ・・・・目次を少し挙げてみました。 一日で読んでしまえる新書です。 この仕事に生きがいを感じている方たちの声を この業界を荒野に開拓していった 先人達の歴史を感じて下さい。
お礼
ありがとうございます。 内定をいただいてから実際に現場で働く人のお話を聞いたのですが、若い方だったせいか葬儀の仕事をビジネスとしてしか見られていなかったため、来年働く自分に不安を持ってしまいました。しかしrurinohanaさんのご意見は葬儀に対する見方を変えてくれました。 結婚も葬儀も人生の2大イベント、それに携われる仕事に就くことにとても誇りをもてそうです。 ぜひ紹介してくださった本などを読んで冠婚葬祭に関する知識を高めていきたいと思います。