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ビットオファーと残存期間について

時系列モデルを使い、残存期間のことなる割引国債を運用してどのくらいのリターンを得るか研究しています。(大学で) そこで、ビットオファーを1ベースポイントで手数料を計算したいのです。 例えば、残存期間が10年のものだと、ボラティリティが高いのでビットオファーも10倍になるのでしょうか?? もしくは、ビットオファーの定義を教えてください。 ネット見てもよく分からないし、ほんと困っています。実際にやっている方なら簡単とは思いますが、よろしくお願いします

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  • pastorius
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回答No.2

回答遅くなりすみません。 結論から申し上げますが、残念ながらぼくにはわかりませんでした。 > 財務省の国債関係諸資料の過去の入札結果というところのデータを使っています。 こちら、ぼくもダウンロードしてみましたが、新発債の入札結果しか出てませんでした。 機関投資家が新発債に入札するならブローカー不要ですから手数料は要らない筈です。 ビッドアスクスプレッドという概念も発生しません。この概念は多数の売り手又は買い手が存在する市場に於いてしか成立しません。新発債の売り手は国しかいません。 また新発債の入札結果を見てもそれが1週間後に流通市場でいくらで決済できるのかということが特定できないんじゃないでしょうか。 するとシミュレーション自体に意味がなくなるのではないかと思えたのですが。 ただ過去データから1週間先の利回りなどを予測しているとのことなので、何か、ぼくのダウンロードしたデータがおかしかったか、別な見方があるのか。ちょっと知恵足らずでした。 債券に詳しくないので認識に誤りがあるかもしれません。 流通債券市場に詳しくないのに口を出してしまいましたので、知識不足に起因するのでしたら是非識者の方のフォローなりご叱責なりいただければと思います。 運用方法についてですが、1週間に一度売買するという前提はどうかなーと思います。 あくまでシミュレーションで研究目的なら、売買コストは寧ろ考慮しない方がいいんじゃないですか? 売買コストというのは金利と無関係の確定コストです。 1週間に1度売買すると仮に月に4回、年に48回として、金利と無関係の48回分の売買コストを考慮しなければいけません。 コストが仮に0.01%でも年に48回取引すると0.48%が確定コストです。 月に1回の売買ということにした場合には確定コストは年0.12%です。 売買回数が理論値の正当性に影響するという時点で何か違うような気がするんですが。 全体像がよくわかってないのでただの気のせいかもしれません。 > 残存期間とビッドオファーの積が取引手数料なのでは? うーん。 全然わかりません・・・・すみません。 ビッドオファーは理論値として出て来るもんじゃないですから、何か根本的に違うような気はします。 流動性が無かったりすると約定するしないに関わらず100ベーシスポイント乖離してることだってあり得るわけですし。

その他の回答 (1)

  • pastorius
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回答No.1

回答を書いていてゴチャゴチャとし過ぎてきました。 まずわかることを回答した上で補足要求します。 なお回答は債券ということではなくて一般論で申します。ぼくは債券市場は張り付いて見たことがありませんので、識者の方がいればフォローをお願いします。 まずビッドオファーの意味です。 ビッド/オファー(アスク)とは、ある瞬間の一番高い買い指値と、一番安い売り指値のことです。 ビッドが「買いたいんだけど」というプライス、これに対して「オファー(アスク)」が売るよ、というプライスです。 ビッドとオファーの差のことを、一般にビッドアスクスプレッドと言いますので、以下は「B/Aスプレッド」と言うことにします。 (細かいですけど、ビッドはBIDなのでビッ「ト」ではありません) これはコストの一種ではありますがブローカーなどに支払う手数料とは別に考えた方がいいとおもいます。 次にボラティリティが高いとこれが大きくなるかについてですが、ボラティリティーとB/Aスプレッドは相関性が高くないと思います(全く無関係というわけではありません)。 B/Aスプレッドはリクイディティー(流動性)との相関性の方が高いです。 要は指値注文のことですから、一般的に流動性が高い(市場参加者が多い)銘柄ほどスプレッドは狭まる傾向にあり、流動性が低い銘柄ほどスプレッドは広くなる傾向にあります。 債券は理論値がしっかりでるので残存期間が短いほどボラティリティの許容範囲が狭くなり長いほど許容範囲は広がりますから、そのことは、「意味のある」B/Aスプレッドの許容範囲にも影響するとは思います。 しかしB/Aスプレッドは流動性の問題として捉えた方が適当なのです。流動性が非常に低いマーケットではとんでもないスプレッドになる場合がありますが、それは八百屋さんが大根1本1万円で売っているというのと同じことで、現実的には成立可能性がほとんどありません。この問題は、B/Aスプレッドがワイドであると表現するよりリクイディティが薄いと表現する方がしっくり来ると思います。言ってることは同じ問題なんですが。 さて補足要求です。 割引国債に関する時系列データは、どこから持ってきたものを使いますか? また、運用をするといった場合に、具体的にどう運用すると仮定するのかを書いてください。 補足要求の意図ですが、 東証だと後場に1回板寄せで値付けするだけですからB/Aスプレッドは考慮する必要がありません。 ザラ場市場でも寄りまたは引けの価格で取引したことにするなら無視していいです。 ザラ場で場中に成行注文や逆指値注文をする可能性がある場合にB/Aスプレッドをコスト考慮すべきだということになります。 そもそも考慮すべきなのかということをご確認したいのです。 なお初めにも書きましたが、残念ながらぼくは債券市場には疎いので、一般的に10年物国債のザラ場市場でどの程度のスプレッドが見られるのかについては回答できません。

starplus101
質問者

お礼

ありがとうございました。追加いたします。 割引債の残存期間ですので、残存期間=デュレーションが成り立つと思います。なので、それをリスクと捉えることによって、残存期間とビッドオファーの積が取引手数料なのでは?と考えたのです。

starplus101
質問者

補足

丁寧に解答していただきありがとうございます。 では、補足させていただきます。 どこからデータを持ってきたものかと言うと、財務省の国債関係諸資料の過去の入札結果というところのデータを使っています。 運用方法を説明する前に研究内容の説明からさせていただきます。 すでに過去のでーたから、現時点から1週間先の利回り(各残存期間の利回り)を予測したのですが、これに正当性があるかを実際に手数料を考えた時にどうなるか?を調べたいのです。(1週間の他に1日、2日、3日、4日先の利回りも予測済み) 運用方法は以下の通りです。二つの残存期間の債券を金額を同じにしてロングとショートをします。1週間後にまた同じようにロングとショートをします。それを永遠と続けていきます。 なので取引回数とリターンのトレードオフを調べる必要があるわけです。 ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 また、なにか説明不足な点がございましたら指摘していただけたら幸いです。