どの器を指しているか、不明なので、回答が異なるかもしれませんが、おぶす(佛飯器)のことでしたら、大抵、真鍮製だと思われますので、普通に食器中性洗剤で、軽く洗い、熱湯で、すすいで、乾燥させるで、良いと思います。
水垢がついているというのは、佛飯と言うのは、ご飯を焚いて、蒸らしたら、最初にお初と言って、ご飯を軽く盛り、仏壇に供え、普通は、朝ご飯が出来ました。どうぞ、おじいさんお召し上がりください。と言って、すぐに、下げて、おひつ(今なら電子ジャー)に戻し、かき混ぜて、皆さんの朝食が始まるというもので、よく、サランラップをかけたりして、1日中、仏壇にお供えしている様子をみますが、不衛生ですし、それを食べず、生ごみにするならもったいない話で、仏法に反します。
永平寺でも、大黒様から始まって、山内(お寺の中全部と言う意味)の仏様に順に,お供えしていくのですが、最後の仏様は、お供えしたら、すぐお盆に下げて、また、下げながら、大黒様に戻って、最後は、おひつに全部戻って、食べちゃいますよ。この間、1時間くらいかかるかもしれない(仏様が多いので。。。これ、毎日です。)
内側のプラスチックやステンレスの皿のようなものは、ここ20年前くらいから出来たもので、洗いやすいという仏具屋のアイデアなんでしょうね。
どうしても、金属製の佛飯器が汚れた場合、重曹で、こするとか、仏具専用の真鍮磨き剤を使うとか、ありますが、佛飯器の材質が不明なので、はっきり答えられません。
うるし塗りの場合、熱湯までいかない湯で、さっと洗って、いがきで干すという、いわゆる、うるしの木製椀の洗い方を使います。金箔が貼ってある場合は、ナイロンのヤスリ状のスポンジたわしは厳禁です。磁器食器の金の小口塗りを削らない、柔らかな、ふきん類が必要です。
白錆びが出ていれば、本体が鉄製で、その上に銅、真鍮、金、銀などのメッキがしてあるのでしょうから、針とか、歯ブラシなどで、まず、白さびからとらないといけません。
水垢とか、ご飯のでんぷんでしたら、なべで、煮てしまうときれいに取れます。
いずれにせよ、器の材質で、掃除方法が変わります。