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精神安定剤の発がん性
こんばんは。 先日、精神安定剤には発がん性があると、知人から聞きました。 常用はして居りませんが、かれこれ20年以上、たまに体調が悪い時に服用している為、心配です。 安定剤に含まれる物質に発がん性があるのか、他に要因があるのかなど、ご存知でしたら、教えて下さい。 よろしくお願い致します。
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追加しておきます。 発がん性のある医薬品、現在もいくらかあります。 服用している方もあると思いますので、気にされるでしょうから、現在使用されている薬剤名や薬効のカテゴリーは伏せておきます(必用だから、同意の上服用されているはずですが・・・)。 もう17~18年位前になると思いますが(手元に資料はありません、記憶だけですが、)、ある緩下剤(成分名はダンスロン)で、動物実験で、常用量の500倍位を投与すると発癌性が認められたとの海外文献が出ました。厚生省はこれを受け、販売を自粛するようメーカーに指示を出し、販売は中止になりました。 つまり、明らかに発癌性のリスクを負ってでも投与する必要性のある薬剤は、注意喚起はあるにせよ、上述程度の報告では販売中止にはなりません。通常、一般的(日常的)に用いられる薬剤群において、もし発癌性が、動物実験ででも示されれば、とうに販売中止になっていますし、我々にもそいういった情報が入ってくるものです。ご質問の薬剤では、そういったことはありません。
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- jkmiyuki
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結論から書きます。安定剤なら、そんな事はないですよ。抗精神病薬や抗鬱剤等を含めて考えても思い当たりません。 ただ、妊娠中に服用すると催奇形性のあるものもありますから、発生毒性学的には、絶対安全である薬剤とはいいにくいかもしれません。しかし、通常、これらの薬を処方する医師も調剤する薬剤師も、それらが変異原物質という認識をもって扱っているわけではありません。一般成人が用いる範囲で発癌するする可能性は、その薬を服まなかった人と変わりないと考えていいと思います。 まあ、副作用は、色々あることはありますが(全員に出るわけではなく一部の人だけですが)、定期受診され、時々血液検査などされておれば、気にされることはないと思います。効果が減ってきたとか効き過ぎるだとか、あるいは皮膚になんらかの症状が出ただとか、そんな気になることがありましたら、主治医に遠慮せず相談してください。
お礼
jkmiyukiさん、アドバイスをありがとうございました。 聡明な年長の友人が、「知っていると思うけれど・・・」と前置きをし、発がん性の話を一般常識のように話した為、「え?知らないのはわたしだけ?」と、少々焦り気味でもありました。その友人のお友達が、甲状腺のがんに罹ったという話の次に、精神安定剤には発がん性があるという話になった為、尚更説得力があった訳です。がんに罹られた方の思い込みか?それとも、関係する医療機関の方のお話なのか? ネットで検索しても、事実関係が確認できなかった為、質問をさせて頂きました。 安心しました。 重ねて御礼申し上げます。
お礼
jkmiyukiさん、再度のアドバイスをありがとうございました。 さすがに、ご専門家らしく、理論的で説得力があり、大変参考になりました。 今度、その友人に会った際、どういう経緯で発がん性の存在を認識しているのか、聞いてみるつもりです。 まさか、たまたま癌になった友人が精神安定剤を服用していたから推測や思い込みで言ったのではないと思いますが・・・。 お時間を割いて頂きまして、ご厚意に感謝致します。