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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:授権資本と資本金のマジックについて教えてください)
授権資本と資本金の違いとは?法定準備金の条件も解説
このQ&Aのポイント
- 授権資本と資本金は異なる概念です。授権資本とは、法定の最低限の資本金よりも多い金額を意味します。一方、資本金は、会社設立時に出資者が会社に出すお金のことを指します。
- 授権資本は、会社の信用力や経営の安定性を示す指標として利用されます。一般的に、授権資本が少ないと信用力が低く、経営に不安があると判断されることがあります。
- 法定準備金は、会社法で定められた最低限の資金です。資本金の4分の1までを法定準備金として積み立てることができます。ただし、法定準備金は利益準備金と資本準備金に分けられ、それぞれ別々に積み立てられます。
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通常、会社が増資するためには株主総会での承認が必要ですが、授権資本金とはここまでの金額なら株主総会の決議を要せずに取締役会の決議で増資できるという金額で、資本金の4倍を限度に定めることが出来ます。 法定準備金は、それとはまったく別個の概念で、法律で積み立てることが義務づけられている準備金のことで、資本準備金と利益準備金があります。 株式会社は、公示した資本額に相当する資産を保持しないと、利益配当等をおこなうことができないので、実際に資産が資本を下回るような場合は法定準備金でこれを補うことができます。 これまでは法定準備金は使途が限られていました。しかし平成14年度の商法改正によって法定準備金が資本の4分の1を超えるときは、株主総会の決議により、法定準備金は剰余金にすることができるようになり、資本準備金は資本剰余金に、利益準備金は利益剰余金にすることができるようになりました。剰余金になったということは、株式会社はこれを自由に使えるようになったということです。