• ベストアンサー

脱線防止

昔からの車輪という構造ではなく、「ジェットコースター」のような車輪にすれば、横になっても倒れないと思います。もっと、軽い車体でもいいし、いくらでも改造は可能だと思われます。 どうしてもっと、改造できないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kan3
  • ベストアンサー率13% (480/3514)
回答No.1

車両の重量から、ジェットコースターのような形式は無理があります。 価格的に無理です。

その他の回答 (5)

回答No.6

どのような構造でも、壊れないと言う保証はありませんし、ジェットコースターのように宙に浮いた筒状のレールを抱え込む構造にした場合、踏切という日本の鉄道で避けて通れない問題が発生します。 全ての踏切を立体交差にするのは、物理的には可能でも、あまりにも非現実的すぎて不可能です。 また、カントを高くして曲線の通過速度を上げるという考えは、何らかの理由で車両がカント部分で停止した場合に問題があります。 ヘタをすれば、止まった時点、あるいは極低速になった時点で遠心力とカントの角度が釣り合わず、それこそ転覆の恐れがあります。 また、振り子式を全ての車両に採用するのもコストと釣り合いません。 かかったコストは、当然利用者に対する負担としてかかってきますので、鉄道は他の輸送機関との競争力を失います。 既存のシステムで、最も安全が高いと思われる方法は列車の大幅なスピードダウンや列車あたりの定員を少なくして軽量化、それによって万が一事故が発生しても被害を最小限に食い止めることでしょう。 ただ、それを実行すれば鉄道の利便性は完膚無きまでに失われ、現代の輸送機関としては完全に失格です。 そのうえ、そこまでやっても絶対に安全であるとは言い切れず、利用者が納得してくれるとは到底思えません。 つまり、現在まで膨大な時間と手間がかかってできあがった既存のインフラを改造しようとすれば、その範囲内で可能な限りやるしかないわけです。 結局、あちらを立てればこちらが立たずで、要はあらゆるもののバランスを考え、できるだけ高い妥協点を探して実行するぐらいのことしか言えません。

  • takarajun
  • ベストアンサー率23% (237/1028)
回答No.5

振り子式を全面的に採用しても、あれほどのスピードオーバーでは結果的には事故になったでしょう。 振り子式はあくまでも車体だけを傾けるわけで、レールと台車にかかる力は振り子式ではない普通の電車と同じです。 ちようど3輪式の原付バイクと同じで、車体は傾いていても車輪は傾いていませんね。 つまりタイヤの接地能力に頼っているわけです。 振り子式電車もこれと同じで、重心は当然カーブの外側に大きく移動し、フランジには大きな力がかかっています。 ただ、普通の電車よりは重心が低くなっていますから、重心の移動は少ないですが、フランジにかかる外向きの力は重心とは無関係。 それだけ振り子式はいわば無理を承知で速度を通常より上げているわけです。

noname#40123
noname#40123
回答No.4

残念ながら、今回の福知山の列車事故についてはどのような構造の車輪でも同様の事故は発生したと考えます。 また、軽い車体であればあるほど、重心が高くなります。 車体が斜めになって走行しているということは、 重心が高い位置にあり転倒しやすい状態にあったということなのです。 このようなカーブを高速で走行するためには、現在の技術では 「振り子列車」という特殊な装置(振り子装置)を装備した電車(車両)でない限り無理です。 振り子列車は、カーブを高速で走行するために、乗客を乗せた状態での重心の位置を低くして遠心力に逆らうように 車体を内側に傾斜させてカーブを高速走行する事ができる専用の台車を整備するとともに走行区間の路線の路盤整備を同時にすることが必要です。 また、その場合現在の路線の範囲を広げる必要も生じます。 なお、これらの予算がどれぐらいになるのか未知数ですし、 その費用負担については、利用者負担になりますので 現在の運賃に加算されることも考慮してください。 このような高速で安全に走り抜けるとすれば、路盤の傾斜をいっそう斜めにして、軌間の幅を広げるしかないでしょう。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.3

こんにちは。 確かにおっしゃる通りです。 あのような4軸方向からの支持車輪でレールを囲んでしまえば脱線のしようがない理屈になりますね。 でも現実にジェットコースターの脱線事故は起きています。↓一例です。 http://chubu.yomiuri.co.jp/news/inside030908.html ジェットコースターの場合、脱線するには、車輪、もしくは車輪を止めている台車(にあたる)部分の破損によって脱線します。 先のURLの写真を見て頂くとわかると思いますが、ジェットコースターのあの人数の車両でさえ、このサイズの車輪、台車が必要になります。 これが実際の電車の満載重量になったら、いくら大回転なんかしないとしても、どんな巨大な台車になる事やら・・・という問題が一つ。 もう一つの問題は軌道の維持管理です。 世界最大のジェットコースターでもその線路の長さは山手線一周にも及びません。 当り前ですよね。遊園地の中しかないんですから。 これが、普通の土地をあちこち走り回る電車となると、軌道の維持管理は大変な仕事になります。 また、走行障害の可能性は車輪の数が増えた分、増えますから、通常のレールの上面だけではなく、側面などにも点検・管理の眼を光らせないといけません。 無理矢理やれといって出来ない事はないですが、とんでもなく莫大な経費になることは間違えないでしょう。 今の民営の鉄道では、倒産しない為の利益が最優先にならざるをえません。 結局、対費用効果が最優先になるでしょう。 現実にアメリカでは、裁判に負けて賠償金を払った場合の金額を想定し、それを利益が上回るならば・・・というやり方が普通になってます。

noname#113260
noname#113260
回答No.2

もっと安全な構造には出来ます。 例えばレールの幅を広げるだけでも転倒しにくくなります。 現実一般的な在来線のレール幅は1067mmですが、新幹線は1435mm、当然ですが広ければ広いほど安全にカーブが曲がれます。 この1067mmというのは、世界的に見ても狭い線路幅で、明治時代に指導に来たイギリス人技師が、日本は山国だから、狭い方が工事が簡単だし、未開国だから輸送量も多くないと判断して規格を作ってしまい、現在のような高速運転には向かなくなっています。 さてそれではこんな当たり前のことが何故改良出来ないかというと、線路の幅を広げればその路線全てをやらなければならず、車両も改造しなくてはいけません。 勿論両対応のハイブリッド車両もありますが、大変な経費がかかります。 工事の間も鉄道を止められないので、新線として工事をやらざる得ませんが、そうなると土地の買収などまたまた費用がかかる。 結局新幹線とかリニアモーターカーとか、全く新規に作る時以外、現在の規格を外すことが出来ないのです。 幅を変えず、重心移動でカーブをクリアする振り子電車も近所を走ってますが、酔いやすいと、評判は悪いです。

関連するQ&A