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大和和紀さんか清水玲子さんの漫画で好きな漫画は何ですか?
タイトル通りです。 大和和紀さんか清水玲子さんの漫画の中で好きな漫画は何ですか? 一つだけでなく、いくつ挙げて頂いても構いません。 好きな理由もつけてください。
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大和和紀さん、清水玲子さんとも好きな作家なので、「好きな漫画は何?」と訊かれると、「全部」と言いいたい所ですが。 大和和紀さんの作品は、人物・時代考証や背景がしっかりしていて、ほとんど外れがないのですが、あえて5つあげるなら、 (1)あさきゆめみし 源氏自身より、女性に好きなキャラが多い。 コマのひとつひとつまでが丁寧で素晴らしく、構図や衣装の柄も印象に残るものが多く、うなされっぱなしです。 良いなと思ったエピソードが、実は原作にはないオリジナルエピソードだったり、反対に、原作で好きなシーン(紫の上と女三宮が会うシーン)が私とは違う解釈で描かれていたりして、繰り返し読んでも飽きません。 (1)眠らない街からシリーズ 『あさき・・・』と同率1位で、大和作品中、一番続きが読みたい作品。どのエピソードもそれぞれ好きです。 舞台となった泰明小周辺をよく知っていますが、東京に住む者ですら見落としている部分を、北海道在住の先生が描写しているのがスゴイ! スローライフという言葉が流行る十何年も前の作品ですが、都会の暮らしの中でも小さな自然を慈しむこと、日々の生活を楽しむことを、このシリーズから教えられた気がします。 (3)NY小町 都会を舞台にした『眠らない・・・』に対して、北海道在住の大和先生でしか考えつかないだろう舞台とヒーロー設定の作品。 大和先生のコメディ的な作品では『はいからさん・・・』が有名ですが、絵的にこちらが好きです。 芝出身の志乃ちゃんが芝は田舎だとからかわれて「青山辺りは・・・」と言う所では、 「芝と青山は、浅草と東京くらい離れてるよ、志乃ちゃん」 と毎回突っこんでしまいます。 (4)はいからさんが通る ハンサム3人衆よりも、少女マンガ史上初の酒乱ヒロイン(?)紅緒の元気キャラが好き。絵的にはもう少し後の作品の方が好きですが、『あさき・・・』と同じ作者だと思えないほどの乱れっぷりや、番外編のSFバージョンなども面白かったです。 (5)ヨコハマ物語 お得意の大正グランドロマン!でとても面白く、この作品が一番好きという意見もよく見るのですが、『風と共に去りぬ』を読んだ後に読んだせいか、どうも『風と・・・』のリメイクin横浜に思えてしまうのです。 主要キャラ4人の性格が、万里子(奔放なヒロイン)、竜助(魅惑的なヒール)、新之助(温厚で紳士な幼馴染)、卯野(ヒロインに誠実な優しい女ともだち)と、『風と・・・』そのままで、中盤の、万里子が独創的なセンスを発揮して傾きかけた店を建て直すエピソードにもオリジナリティが感じられないのが、5位の理由です。 それから、小品ですが、『杏奈と祭りばやし』、『鷺草物語』などもしみじみと胸にきて印象に残っています。 清水玲子さんの作品は、順位をつけられないので長さ別で。 (注・一部ネタバレがあります) 短編だと『ノアの宇宙船』、『もうひとつの神話』 中編だと『秘密2002』、『秘密2003』 作品の長さは、私はこのくらいが一番好きなようです。 『2002』で天地が最後見た夢がMRIに出るシーンは、すごく泣けました。 頭ではよく解かっているのに、実際はそう行動できず後悔したことや、自分の意図が相手に上手く伝わっておらず、訂正しようにも、誤解を解く機会は永久に失われてしまったことがありました。 つい最近も身近にそういう事があり、人との付き合いは、本当に一期一会だと思わされましたので、青木くんが 「こんななんでもないことが こんな簡単な事がどうして どうして天地が生きている時にオレはできなかった」 と泣くシーンでは、私ももらい泣きしてしまいます。 『2003』は話の展開が面白く、また、事件を解決に導いた視点(まさしく『視点』です)の出し方に驚きました。 長編だと『竜の眠る星』 連載を読んでいた頃は、暗いし長いしどうもなぁと思っていたのですが。『暗い』では『22××』と『秘密』のシリーズが、『長い』にかけては『月の子』と『輝夜姫』が出たので気にならなくなったと言うか。 作者の清水さんが、カテア女王のことを、キレイで冷酷に見えて実は・・・と柱に書いていたと思いますが、この作品の中では、モニークとカテア女王のエピソードが好きです。 『月の子』や『輝夜姫』も好きですけど、ちょっと長すぎるので、もう少しコンパクトにまとまっていたら良かったのですが。特に最近完結した『輝夜姫』は、10巻を過ぎても話が広がっていくばかりだったので、どうやって収集するんだと危ぶんでおりました。 両作とも絵は安定していて素晴らしいですね。 更に挙げるとすると、『メタルと花嫁』、『チェンジ』、『22××』、『千の夜』なども好きな作品です。
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- cross_cable
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再登場のくろすです。こんばんわ。 >『あい色神話』なんかも私的にはとても好きなのですが、どうですか? よくぞ聞いて下さいました!持っているし大好きです。はいからさん等とは違いギャグ系な作品ではないんですが、私にとっては、こう…なんかせつなくって考えちゃう作品という感じです… エリートくんか夢追いくんか…やっぱり恋愛じゃなく結婚となると、「好き」だけじゃなく「条件」も考えちゃって、それにそのまま乗っかっちゃうのが幸せに思えちゃうのはなんとなくわかる… でも私の人生1回なんだもん、ほんとは誰と一緒になるのが一番いいんだろう…? この作品では10年という月日の中でその答えが出ていますが、いまだに私にはよくわかりません。 そういう意味で私にとっては なんかせつない作品なのです。そしてまた、こんな風にいろいろと思いをはせて考えられるって事で、この作品が好きです。 参考URLにこの作品のレビューが2つ載っています。レビューによると連載当時は扉にコピーが載っていたようですね…どんなフレーズだったんだろう…それを読んでみたい気がします。(私は単行本で読んだので連載当時を知らないのです。) それと、訂正です。 なんて王子様→なんと王子さま ですね…失礼致しました。 なお正確に言うとアラミス'78のように途中に点が入ったりするのもありますが、どうか大目に見てあげて下さいませ… 参考になればうれしいです。 でわ~
お礼
再度の回答ありがとうございます。 主人公の女の子が、一旦エリートと結婚生活みたいなのを送ってて、なんか物足りなさを感じてて、みたいなのはわかる気がしますね~。
- cross_cable
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くろすです。こんばんわ。 私も大和和紀さん大好きです! 初期の作品も含め、ほとんどが好きなのですが いくつかをあげますと… 1.紀元2600年のプレイボール 全編を通すと、若様やナインのひたむきさの中に「はいからさんが通る」を彷彿させるギャグが満載の楽しい作品です。 (「作者からの一方的なお返事コーナー」も健在です) でも、ラスト直前のクライマックスで野球の試合がありハラハラして、ラストには戦争によって果たせなかった再試合の無念さと、けっして全員が揃うことの無いナインのその後が描かれて、ほろりとくるんです…その対比がなんとも言えません。 私が思うに和紀さまの作品って「直前のクライマックスにぐっと盛り上がってラストに入る」と言うのが少ない気がするのですが、そういう意味ではこの作品はその少ないうちのひとつじゃないかなって(自分では勝手に)思っています。 (読みきり連載や章仕立てが多いからだとこれまた勝手に思っていますが…(^^;)ゞ) 私としては下記のような思っているんですが… 読みきり連載:ベビーシッターギン、ハイヒールCOP、にしむく士、A列車で行こう、眠らない街から、アラミス78等 章仕立て:ヨコハマ物語、あさきゆめみし等 章とかの切れ目なく最後までストーリーになっている:菩提樹、フスマランド4.5、なんて王子様等 はいからさんは、その後に読みきりの作品がいくつか続くので、どこにも入れられないなと…(^^;)ゞ 2.ベビーシッターギン 1話1話の中に、必ず和紀さまからのメッセージが入っているようで好きです。 3.ヨコハマ物語 2人の目線でそれぞれのエピソードが描かれるところが好きです。 はじめ好きだったけど、後半が…なのは「ハイヒールCOP」です。「新ハイヒールCOP」になってから特に5Eを追っかけているストーリーがうまくからんでないみたいで、私としてはちょっと… ちょうどCATVではいからさんがやっていたので 懐かしくってやってきました。 分け方等は私見ってことで「アンケート」カテゴリであるコトもあり好きなコト書いちゃってますので、ご了承を… ご参考になれば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 分類分けまでしてて、とても好きなのが伝わってきました。 『アラミス’78』はとても笑える作品ですよね。 『あい色神話』なんかも私的にはとても好きなのですが、どうですか?
- karasu30
- ベストアンサー率13% (46/348)
両方とも好きなマンガ家サンなのですが、 大和和紀さんは「あさきゆめみし」でしょうか。 高校の古典の先生も絶賛してました。 話もわかりやすいし、絵柄も合ってたと思います。 清水玲子さんのはどれも好きなんですが、 しいて言えば 「ナポレオン・ソロ」と「MAGIC」かも。 ナポレオンロボットが可愛いのと、MAGICはストーリーが映画みたいですごく良かったです。 基本的にはジャックが出ているのが好きなんですけど。 あと、タイトルだけなら「八月の長い夜」です。
お礼
回答ありがとうございます。 『MAGIC』いいですね! 私が一番好きな漫画かもしれません。 何度幼くなっても、同じ人が好きなんて、ロマンチックですよね~。
- thumpoo
- ベストアンサー率10% (1/10)
大和さんは、小学生の頃「はいからさんが通る」を読んだ だけなのですが、これは当時大笑いしました。 今改めて読んでもすごく面白いすね~。 大正の職業婦人紅緒の一途で潔い生き方に憧れます。 今、大正浪漫が好きなのもこの作品の影響かも…。 清水玲子さんは「秘密」と「22XX」が好きです。 「秘密」(1巻?)の連続殺人鬼の話は、ストーリー・展開・ 演出とも素晴らしく、ミステリ好きの私にとっては 最高峰の作品です。 大好きなフィレンツェの博物館ラ・スペコラの蝋人形を モチーフにされたシーンもあって見ごたえありました。 「22XX」は物凄く純粋で強くて一途なヒロイン・ルビーの 想いに胸が締め付けられる思いがし、また「食べる」という 行為を考えさせられました。 こういう価値観のまったく違う人物や世界を作り、描ききる 清水玲子さんにはいつもながら感服しますね~。
お礼
回答ありがとうございます。 『22XX』人気ありますね~。
- pause-kagura
- ベストアンサー率31% (49/158)
大和先生ならやっぱり「あさきゆめみし」です。 もともと源氏物語が好きなので、なおさら…。 清水先生は「月の子」が有名だと思いますが、ジャックとエレナのシリーズが好きです。 比較的短編で軽く読める話のほうが上手だと思います。 ちなみに「輝夜姫」は完結しましたよ。
お礼
アドバイスありがとうございます。 私もジャックとエレナのシリーズ、好きです。 またジャックとエレナのシリーズ、読みたいです。 >ちなみに「輝夜姫」は完結しましたよ。 そうなんですか?知らなかったです。 コミックでしか読んでないので。 早く結末を知りたいです。
補足
今日、早速『輝夜姫』の最終巻を読みました。 ちょっと疑問点が残るような…。
- 5wanko
- ベストアンサー率11% (2/17)
大和和紀さんの「あさきゆめみし」でしょうね。 歴史も好きなんですが、あの当時の女性達の心理表現にはグラッと心を動かされるものがあります。 あと大和さんの「ハイヒールCOP」 個人的にああいう強い女性には魅力を感じます。 後 ブランド物のオンパレード!それぞれのブランドの真髄のようなものに触れて奥が深いなーと昔思いました。
お礼
回答ありがとうございます。 「ハイヒールCOP」いいですね! ブランドに疎かった私が、あの漫画をきっかけにブランドに少しこだわるようになりました。 友達もあの漫画を読んで、ブランド物にはまってました。
大和和紀さんしか読んでませんですが。 やっぱり 「はいからさんが通る」がトップに来ます。映画化するときに愛蔵版が出ていたので、そちらを立ち読み(笑)してからはまりました。 「あさきゆめみし」はまだ未読です。途中途中は読んだことがあるのですが…。あまり人物の区別がつかなくて(泣) 「眠らない街から」「A列車で行こう」シリーズは物凄くよかったです。連載している時にリアルで読んでました。コミック出るまで雑誌切り取って保存してしまいました。 あれは少女向けで連載しているのがまずかったのだと思ってます。 「NY小町」も結構好きです。主人公が馬糞アレルギーも笑いました。 「横浜物語」は高校生ぐらいで途中読んでついていけませんでした。今読むのに良いかもしれません。 最近のですと「にしむく士」でしょうか?江戸時代のお侍さん夫婦が主人公のほのぼの系です。よく時代背景等調べてあるので、脱帽です。 ギンさんはまだ未読です。誰か貸してくれ~って感じでしょうか。ここで評判がよいので買うの検討してみます。
お礼
回答ありがとうございます。 私も『横浜物語』を高校生くらいに読んで、とても感動したのを覚えています。 あと、ここに出てないですが、私的には『菩提樹』も良かったです。
- crystalmeg
- ベストアンサー率38% (164/421)
私も「あさきゆめみし」ファンです。何度も読み返したので源氏物語もいろいろな現代語訳のものに手がでてちょっとした源氏オタクになってしまいました。漫画じゃないとわからない当時の風俗とかよく調べたことだと感心します。(ご本人はあとから歴史資料とあってないことに気がついて赤面なんておっしゃってましたが、なにしろ膨大な量ですものね)。「はいからさん」も架空とわかった安心感の上で楽しいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 大和和紀さんは、代表作はやっぱり『あさきゆめみし』ですかね?
- -nohohon-
- ベストアンサー率38% (8/21)
■大和和紀さん→ ★「眠らない街から」「A列車で行こう」シリーズが好きですね。 あまり有名どころではないのですが・・・^^清廉とした雰囲気で、どこかノスタルジックで微笑ましい所もあって。もしご存知でなかったらお勧めです^^都会に住む小学生の女の子と父親の物語です。 その女の子は植物が大好きで空中庭園を想起させる部屋に住んでいます。 ★「なんと王子様?」 またまたマイナーどころですみません>< 一風変わった王子様が妙にツボにはまりました。 もちろん「はいからさんが通る」「あさきゆめみし」「横浜物語」「NY小町」といった代表作も好きです。 あさきゆめみしでは王道で紫の上が気に入ってました。 ☆清水玲子さん→ ★「月の子」ですかね~。 とにかく絵が綺麗。人魚伝説と絡めた幻想的な雰囲気がいいです。 「かぐや姫」はまだ最終巻を見ていないので、なんとも言えませんが・・・。 この作者さんは各国の伝説をモチーフにした、ファンタジックな話を描くのが多いですよね。
お礼
回答ありがとうございます。 多分、大和和紀さんと清水玲子さんの作品は全部読んでいると思うので、マニアックなものでもOKですよ。 っていうか、懐かしい作品が出てきましたね。 >「眠らない街から」「A列車で行こう」シリーズ 続きがあるのかな~と思ってたら、なんか終わっちゃいましたね。 ところで、『輝夜姫』、今ってどの辺なんでしょうね?ラストに近いのでしょうか?全然見当がつかないのですが、あの漫画はちゃんと辻褄が合うのでしょうか?個人的に心配です(汗)
- midora
- ベストアンサー率22% (7/31)
清水玲子さんの「22XX」です。 食べるということに悩むロボット、人を食べる人種である女の子との話です。別の物語の番外編(?)のようなものですが、これ一冊でも分かりやすく読めます。 切なくて最高ですよv
お礼
回答ありがとうございます。 『22XX』は、綺麗な女の子の人種なんですよね。 男性がロボットであることを知らずに、「いつかあなたを食べてあげる」と言うんですよね。 切なかったのは、彼女が彼に自分の手を切って差し出してあげて、「食べてくれた?」って言いながら谷に落ちてしまうところですね。
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お礼
回答ありがとうございます。 理由をたくさん書いて頂いて、ありがとうございます。 結構私の中では、理由を知りたくて質問を出した、というところがありますので。 『竜の眠る星』は、私は一時期毎晩のように読んでいました。 5巻あるので、最後に達する前に眠りについてしまうのですが、眠り薬のような感覚でした。 何度読んでも飽きないので、すごく良かったです。 あまりに依存しすぎているので、古本に出そうかと思ったくらいです(笑)