福祉業界全般に言えることですが、児童養護施設は特に、簡単に言えば「精神的にも肉体的にもつらい」職場だと思います。
児童一人一人の生活背景や家庭環境をふまえたうえで常に真剣に向き合わなければならないし、自分がどんなに熱意・誠意を持って対応しているつもりでも児童の暴言や行動(万引き癖がある子等)に、「分かってくれない」、「裏切られた」と落ち込むこともあるかも知れません。
また、施設での生活が、大げさに言えば児童のその後の人格形成にまで深く関わってくることもあり、職員に求められる役割は非常に重要です。
もちろん、やりがいも十分にあり、すばらしい仕事だとは思いますが、質問者さんが「自分は児童養護施設でこんな風に仕事をしたい、子供たちとこんな風に関わっていきたい」という想いがある程度明確でなければ、ご自身のためにも児童系でも他の職種の方がいいのではと、勝手ながら思います(偉そうですみません)。
待遇については、やはり施設系で、一般企業等に比べると高待遇というところは少ないでしょうね。でも法人によって様々ですし、社会福祉士や保育士等の資格を持っていれば資格手当てがつく場合もあります。
就職については時間にある程度余裕があれば、今からでも児童福祉系の職場を色々見学してみるとか、施設ならボランティアをさせてもらうと、雰囲気や実際に働いている人から話が聞けて良いかと思います。
運がよければボランティア先の施設で採用情報が聞けたり、採用の話をもらえたりする場合もあります。(実習やバイト先の施設に誘われて就職する人は結構多いです)
長々と書いてしまいましたが、今描かれている希望や熱意を大切に、がんばってください。
お礼
ご回答ありがとうございました。 予想より厳しい現実を客観的にいただいて身の引き締まる思いです。ご意見を参考にさせていただき、今一度、真剣に考えてみたいと思います。