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対米テロで小泉首相の直後声明は「まずく」ありませんか?
今朝、福田官房長官が但し書きをつけましたね。 小泉首相の「全面的に支援する」でしたか?あの言葉はとても、非常にまずくありませんか?言質を取られたらどうしようもありません。各国元首がテロに対する批判に徹している中で他に言いようもあったのでは。 問題は二つ、 1.「何に対してどこまで支援するか」という目的語が抜けているため、どのようにでも解釈されてしまうのでは? 2.国としての主体、意思を放棄するとも取れる、言葉一つで日本の対外評価をがっくり下げる言葉ではないのでしょうか? 常に2言多いといわれる私に取ってさえ、「これはまずいよ~!」と慌てさせた小泉首相の発言。本当にまずいかどうか、皆様のご意見を伺いたい。 聞いてみたところバイト先の店長は同意見で「今はごたごたしているから誰も何もつっこまないけど、前森首相の失言と同じ。後になったら野党がいろいろ言うのでは」というものでした。
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根本的な問題として、小泉総理の発言は記者会見の場で 「今後のアメリカの対応を支持する」というものと電話会談での 「必要な援助と協力をする」というものであって、日本のマスコミに ありがちな言葉の切り張りって感じがしますね。 さて、この事件、ここに書込みされている方は所詮アメリカのやる事 だから関係ないだろう。そんなことを言ったら日本までテロの標的に なるじゃないかという主旨の発言が多いですね。確かに、これは アメリカの事件です。しかし、犠牲者に日本人がいることを忘れては ならないと思います。路上爆破テロでたまたま日本人が通りかかって 犠牲というのであれば、不運だとは思いますが、あのビルに日本企業が 入っていることはテロ組織も承知のはずです。意図的にではないにしろ テロの標的として日本人が犠牲となったわけですから、日本の指導者で ある小泉総理が「毅然とした対応をとることを支持する」と発言する ことは良いことだと思います。 各国元首がまだなのに、日本が先駆けて支持表明をしたことに 「まずいよ~」と思っていらっしゃるようですが、平時は日本が国際社会で リーダーシップをするべきだと言う人まで、いざ、事件があると各国の対応を 見て判断しなければならないとか言い出すところに本音と建て前社会だなー って思いましたよ。むしろ、日本が先駆けて表明したことには大きな意義が あると思います。湾岸戦争のときの対応はまさに後手、後手であり、結局 支援金だけだせばいいという結果になってしまいました。しかも、高額の 支援金を捻出したにも関わらず、クゥエートの感謝ポスターには掲載されない 馬鹿らしさ。あの頃から国際社会では行動しなければ認められないという 認識をみんなが持ちはじめましたよね。 小泉総理が即座にG8議長国であるイタリアの首相と電話会談をしたところ をみると、アメリカが直接行動を起し、G8がそれを支えるという構図にし 日本が国際社会に貢献できる国であると示したかったのではないかと思います。 もっとも、アメリカの対応はNATOの条約発動へと移ってしまいました。 つまり、欧州の主脳はアメリカの報復攻撃に対して軍事的にも協力することに 決めたんですね。この辺がなぜアメリカの基地防衛に自衛隊を出すんだ、とか 国民の税金を何だと思ってるんだなーんて、えらい平和ボケした人がいるなって 感じですね。 もしも、小泉総理の宣言が遅れたら、アメリカ国民は「日本は冷たい国だ」 と思い国際社会は「日本はテロに甘い国だ」と判断するでしょう。その見返りに 多額の支援金を要請されるかもしれません。逆に「最初から協力するから なんでも言ってくれ」というのはアメリカ人気質から考えると「その気持ちで 十分だ」という反応でしょう。いつも不思議なんですが、この手の批判を する人達って仕事場などに外国人がいて、彼らと議論しているのでしょうか?
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- mamomamo320119
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小泉首相の「全面的に支援する」・・・この、発言を意味するものは、”野党”的に回答すると、確かにYusuraさんの言う通りとなりますが、しかし”日本国憲法”の範囲内で、全面的に。と云う意味です。で、”各国元首がテロに対する批判に徹している中で他に言いようもあったのでは?”とありましたが、各国元首がテロに対する批判に徹している中だからこそ、日本の首相が今回の様な発言が可能であったものではないか、と私は思います。今回の”テロ”事件の中、アメリカに対して批判的に対応する民主主義国家は100%ありませんし、国連の支援も間違えなく出来ます。(常任理事国は全て、中国もまた、ロシアも。)アメリカの支持をするものと思われます。 確かに国家元首の発言と云うものは私的であっても、公的であっても、一つ一つ大きな意味がありますが、今回の小泉首相の発言に対してあれこれ言うのはおそらく、現国家の反対政治組織や、野党側くらいでしょう。
- yama_x
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私はYusuraさんの観点では特に問題に感じませんでした。 というのは以下の2点の理由によります。 1.「支援」という言葉は、主体的に何かを行う者がいてそれに対する「支援」であるので、主体となる者が何をするか具体的に決まっていないのに、支援する内容について具体的に言いようがないのは当たり前だから 2.全面的支援=求められたことは全てやる、ではないでしょう。とりあえず現状では「派兵」は法的にできないわけですし、金銭的支援を求められたとしても、極端な話国家予算を超える額をも求められても絶対応えられないでしょう。アメリカその他の国々がどのような行動を起こしても、もしくはどのような支援を求めてきても、日本という国として「全面的に支援する」ということで言葉として全くおかしくないのではないですか? むしろpartsさん同様、他人事としか捉えていないことの方が問題だと思いました。もし、アメリカが何かしらの行動を起こした際、少なくとも金銭的に日本が支援することは目に見えてます。それをさせないためには、日本にあるアメリカの基地ではなく、首相官邸・国会議事堂・東京都庁(象徴てきですが)などが標的になるのは想像に難くありません。そちらはどうなんでしょうね?
お礼
ご意見ありがとうございます。ちまちまと回答いただいた分を引用しては反論していますが、以下に述べることを、yama_xさんへの攻撃だと受け取らないでくださいね。 >主体となる者が何をするか具体的に決まっていないのに~ 私が、「まずい」と感じる理由の1つ、先走りすぎや!ていうことです。そう、何にも決まっておらず、各国首相(と引き合いにだしますが)全員はほとんどお見舞いとテロへの怒りしか口にしませんでした。そこへ、一人、その後の行動についての支援を述べるというのは・・。日本語と英語の解釈の違いも出てくるかもしれませんね。 もし、yama_xさんが当て逃げにあって入院されたとします。かけつけてくれた知り合いのかたがたが口々に「怪我は大丈夫?」「ひどい目にあったね」などと慰めてくれるなか、一人だけ勇み足で「で、どうするの?手伝ってあげる!」といわれたらナニこいつ、って思いませんか?(^^;) それに、全面的支援とは確かに求められたこととイーブンではありません。でも、「何でも」って結局求められるよりも広い範囲をってことにもなってしまうでしょう。言葉の選びようがほかにもあったのでは、と思ったのです。 >日本という国が~ のあたりは納得できますが。 また、この質問をしてからはや2週間が過ぎ、自衛隊の派兵も決まってしまいましたね。少なくとも、湾岸戦争の反省らしいものはあったのだということを感じました。遅きに失したということでしかありませんが。 なぜ、湾岸戦争終了後にこういった話題をもっと突き詰めなかったのでしょう。
- parts
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1.「何に対してどこまで支援するか」という目的語が抜けているため、どのようにでも解釈されてしまうのでは? いやそれよりは、私としては米国の思うつぼで間違いなくこの発言は読まれていた通りか、それ以上に日本には悪い発言でしょう。 それに当初から、米国からの支援要請もないのに、自衛隊を米軍基地の守りにつかせようとか・・・米軍基地は最高レベルの緊急体制を敷いているし、軍事基地ですよ。自衛隊が支援って何するの・・・自衛隊は国民の安全を心配すべきで、何の要請もなく最初からアメリカ軍基地を最初に守ろうかって変だよ。まずは国民全体をカバーした上でなのに・・・平和ぼけかね? しかも税金ですよ。テロが日本国内の他の場所でもあり得るのに・・・悲しいですよ。 そのあとで、これですよ。まあ、最初から期待されていない国でたぶんこれに相当する言葉はくると考えていたでしょう。日本は資金源としか見られていないでしょうし・・・こういう回答が続くなら、この国は変わらないかな。 具体策とまでは行かなくても、支援のある程度の道筋を提示しても悪いことではないですよ。全面的だと何か頼まれたときに否定はできませんよ。 少なくとも被害国の一つとして、できる限りはというぐらいで抑えるべきでしたでしょう。(たぶん、こういう回答がくると思っていたのではないかな、米国は) 確かに致命的な失言でしょう。人気があるからテレビがたたかないだけで、正直者?の森さんならもう「ぼこぼこ」です。 まあ、期待はしませんがこれからが問題でしょうね。 戦闘になるなら、どう支援要請がくるか、どう対処するか・・・
お礼
私の主旨は、「テロ直後であったのだから、まだ何も決まっていない支援のことはあとからもう一度声明を出せばよかったのでは」ということです。支援のある程度の道筋は、後からでも間に合います。いわばテロへの感想みたいな声明だったのですから、まだ決まっていない事に対し「全面的に援助と協力をする」ではちょっと。もし、日本にとってまずい支援を割り振られたらどうするのでしょう。 回答ありがとうございます。 「人気があるから」には私も同感です。実際のところ、今回の件を別にしても首相は着任以来もう数ヶ月以上たったのに「抜本的改革」らしいことは何一つ発表していません。何かアイデアがあるにせよ、どのような筋道でどういう基本的理念をもとにどのような状態に持っていきたい、そのために何をしたいぐらいは言ってもばちは当たらないと思うのですが。 ぐちはさておき。
- nosukenosuke
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たしかに「派兵も辞さない」ととられる可能性はあります。もちろん日本には出来ませんが・・・ しかし今回のように多国籍の人がいることがあらかじめわかっている建物を攻撃したということは「イスラム原理主義」に反する国家すべてに対してのテロであると取れないでしょうか?失言覚悟で申し上げますが、日本人の行方不明者があれだけだったのは奇跡に近いことだと思いませんか?アメリカを敵とみなしている勢力は当然日本も敵とみなしているはずです。アメリカの腰ぎんちゃくというか既「州」だと考えている人も世界には多いですから。 「被害を受けた国」の首相の発言として考えれば、失言とは取れません。森さんなら「憲法9条を改正せねばならない」などといったことを言いかねないシチュエーションではないですかね。これは完全に失言ですが・・・まぁbobさんがおっしゃってるように世界中日本の派兵は最初から期待してませんし、するとも思ってないはずですよ。 逆にあのときどういえば誰もが満足する発言になったのでしょうか? 「う~んお金は出すよ、あと後方支援と機雷と地雷の除去ぐらいはしてもいいかなぁ」などといったらそれこそ洒落にならないことになってたはずですよ。 アメリカを始め、世界中の国民感情が湾岸戦争のときとは比較にならないぐらいヒートしてますから。
お礼
現在は幻滅されているかもしれませんが、アラブ人の中にはアメリカと戦争したという理由で日本人はわりと尊敬されている、と聞いたことがあります。「ヘイハチロー(東郷平八郎)」なんていう名前のアラブ人もいるとか。原理主義の方々にとってはどうかわかりませんが、原理主義というぐらいだからその宗教以外の国々はすべて攻撃対象なのでしょうね。 私が問題とする点の一つは「日本には直接的な軍事協力はできない」にも関わらず、首相の発言はそれを可能であると捉えることもできる点です。というより、私は「支援」とは、真っ先にアメリカが今後行う確率の高い軍事行動への賛同表明に聞こえてしまいましたので、今回の質問をさせていただきました。 (半分は、「首相の発言、どんなふうに聞こえます?」っていうつもりも^^;) それに、日本は間違っても国として被害を受けたわけではないと思います。テロは国というより、人間の社会そのもの、言論の対立を通して解決をはかろうとする民主主義、互いを尊重する精神、そういったもの全てに対する一方的かつ傲慢な暴力的活動だと私は考えます。 ええい!うまく言葉にできません。自分の語彙の貧しさ、論理の組み立て下手がもどかしいですね。 HateCrimeっていう言葉がありますよね。人類の存在意義に対する冒涜になる憎むべき犯罪っていうか。そういうふうにテロを捉えています。 だからこそ、アメリカ国内の問題と片付けずテロに賛同しない国々の元首がテロに対する批判の声明を出したのだと思っています。 だから、首相もテロに対する声明に徹するべきだったんだと思います。だって、まだ被害を受けた国の大統領がまだ「今後どうする」については何にも言及していないんです。しかし、「米国を強く支持し、必要な援助と協力を惜しまない」はアメリカのその「今後」について言及しているように聞こえます。 だから「まずい」のではないかと。外交上云々以前に世界の憲兵を自認するアメリカと、憲法9条が戦争に対する柱となっている(であろう)日本の立場はだいぶ違うはずです。 それに、実は日本のアピール下手さがネックとなってか、諸外国のうちで「憲法9条」のことを認識している人間はあまりいないようです。少なくとも私の知る限り。湾岸戦争の時も、「なぜ出兵しないのか?」という疑問、怒りは見られておりました。欧米、アラブの認識は「一緒に血を流した人間こそが味方」であるはずです。 ですから、私は前提として「世界が日本の出兵を期待していない」とは思っていなかったんですよ。
- bob
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疑問はもっともだと思いますが、「言質を取られるな」と「どちらともとれる発言をするな」というあなたの主張は全く矛盾しています。外交においてもっともまずいのは矛盾ある発言です。 今回の首相の発言は意識的に具体性を排して、言質を作らない事を意図しているのは明らかです。例えば日本は過去の戦争の関係上そう簡単に海外に軍隊を派遣できません。従って「軍隊を派遣する」と答えても「派遣しない」と答えても大問題に発展します。だからこそああいった答え方になり、米国もそれを分かり切っているから敢えて具体性を追求せず素直に感謝の意を表しているのではないでしょうか。 我々国民が考えなくてはいけないのは首相がそういった声明を出さざるを得ない背景にあると思います。政府にばかり問題を押し付けていてはいけません。我々の問題です。
お礼
まずくはないと思います。要するに、小泉首相は「一言多かった。」のです。まだアメリカがどういう行動にでるかもわからないテロ直後の第一声明が、その後の戦争まで含めて支援いたしますと受け取られかねない発言はあまりに軽率ではなかったかと思い、質問しました。 外交上、矛盾ある発言は問題あると考えます。しかし、「言質を取られてもよい発言」(=国としての方針、立場に反しない発言。他元首のテロを批判する発言)までにとどめるべきだったのではと思いました。 「どちらともとれる発言」は非常に危ういと思います。「自分はこんなつもりで言ったのだから」と後からいちいち言い訳しなくてはならない発言は、国際社会の舞台において大人気なくはありませんか?少なくとも、欧米の政治家の感覚を見るに失言と私にさえ言われても仕方がないと思いますが。 小泉首相の意図については、私は側近ではありませんのでさっぱりわかりません。ただ、非常に昂奮状態にあり、ぱっと感情的に言葉を発したように見受けました。問題なのは、あの時点では出兵だの戦争だの云々自国の憲法がどうだのそこまで考えて発言する必要はなんらありませんでした。おっしゃっているような「軍隊を派遣」することについて何か言明する場ではありませんでした。それを、先走ったようにも取れる発言をしたことは、ちょっと・・。 ところで、そういった声明を出さざるを得ない背景とは・・?お手数ですが、もしこれをごらんになれば補足いただけないでしょうか。首相が、そんな時期でもないにも関わらず国内の今後をも視野にいれて自衛隊の複雑な立場を慮った声明を最初に出さなければならなかった、という意味ですか? 私としては、テロ直後に元首が自分の国の立場を踏まえて発言することは当然だと思ったのですが。 回答ありがとうございました。 何ぶん、最初から小泉首相のことを胡散臭い目で見ていた私の書き方はだいぶ辛らつかもしれません。気分を害されたのならすみません。
僕は「うわ。小泉さん、失言だ~!」・・とは思いませんでした。 なぜなら、小泉さんって、こういう人だからです。 しかし、もうちょっと慎重でもいいんじゃ・・とは思いました。 なんか、これまでの小泉さん自身を象徴している発言ですね。 今後に注目しましょうか。
お礼
一歩国外に出れば「なぜなら、小泉さんってこういう人だから」ではすまされないと思いますが・・(^^;)。 憎めない人だからと日本人の間で大目に見てもらっても、外交の場ではそれは通用しないと思います。 本当に、この後どうなるのでしょうね。今のところ、(ニュース番組は一日中この事件を取り上げているのですべては追いきれませんが)マスメディアでこの発言が取り上げられてはおらず私の杞憂に過ぎないのかとも思っておりました。 回答ありがとうございました。
同感です。金額を入れずに裏書した小切手をきったも同然です。小泉首相は情動で動くとこが危険ですね。靖国神社参拝問題のときにそう思いました。特攻隊員の無念に思いを致したことで靖国参拝を決意した、というのですから。ピュアな方なのでしょうが、政治家としては致命的な問題です。
お礼
回答ありがとうございます。 靖国参拝問題の時は、なぜ教科書問題で揉めにもめてるこの時期に、「公人として」参拝を決行させた理由が結局理解できずじまいでした。何か、こう、政治家としてのバランス感覚に欠けた方のように思います。 今回も、文句を言わない金袋になれといわれても反論できないのではないかと思い質問させていただきました。
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お礼
>根本的な問題として、 と仰っているところからすでに、すみません、私にはわかりません。最初から書くべきでしたね・・。私が「まずいのでは?」と指摘した小泉首相の発言とは、テロ直後の第一声「日本はアメリカを全面的に支援する」うんぬんという声明全文で、これは画面のブレ、音声の食い違いなどで判断する限り私が見たものは切り貼りされたものではありませんでした。 私は、テロはアメリカで起きたものとはいえアメリカそのものと資本主義・民主主義への攻撃としてテロを受け止めており、そのため小泉首相があのタイミングでテロへ批判的な声明を発表したことは高く評価しております。被害者も事故直後のAFP調べではイスラム圏出身者が多数含まれており、もちろん死者が多いから大きな態度で報復を行うことが許されるというものでもありませんが、その意味でも人間の生命を軽んじるという実に言語道断の行為であると感じています。 つまり、各国首相が対テロ声明がまだなのに日本の首相が一番乗りしたことにまずいと感じているわけではありません。わかりづらい質問文で申し訳ありません。 あの小泉首相の声明の「中身」を問題としたのです。単なる言葉のあやをつついているだけなのか、それとも英語に翻訳されても問題の残る発言であったのか、個人であれこれ考えるよりは皆様に伺いたく思いました。それに、対テロ声明発表が一番乗りであったというだけで「リーダーシップをとった」とはまさか世界の誰もが思いはしないのでは?(^^;) 声明が遅れなかったという点ではもちろん同感です。というより、ここで遅れるような方もいないと思いますが・・。・・・・・・・・・・・・森首相でなくて、ヨカッタのかも・・・・・・(--;)。 残念ながら私は日本生まれの日本育ちで、アメリカ人気質についてアメリカ人ほどは知りません。 国民性というものの存在を無視するわけではありませんが、「人種のシチュー」とも呼ばれ多数の民族と文化が存在する、日本の24,5倍の国面積をもつアメリカでどれほど一定の「アメリカ人気質」が指摘できるのかも疑問に思っています。もしアメリカで生まれ育っていたとしても周囲の人間は同じような人生コースをたどる人ばかりで、正しく「アメリカ人気質」を捉えるのは難しいと思うということです。「仕事場にいる外国人」も、おそらく似通った境遇の人ばかりで彼らのみ見て「気質」を捉えるのは無理があるのではないでしょうか。 私の知る限り、アメリカとはアンフェアであるという批判を嫌い、社会のあるところにゆがみがあったらその中枢から告発がなされるような公正さを持ち、その反面やられたらやりかえすところや、極端から極端へはしりがちでもある国。悪く言えば一国超大国主義のおごりも見える、戦争勃発を防いだことのない二院を抱える国です。ほかにもいろいろ考えていたのですが、長くなるからこの辺で。 ところで、「この手の批判」って・・・?これをごらんになったのなら、ご補足ください。