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ケロイドについて
怪我やキズもないのに急に胸部に赤く腫れ上がった2センチ程の大きさのケロイドができました。 たまにかゆみと熱さを感じます。 見た目にも気になるし、大きくなっているような気がするのですが、治療方法等があるのでしょうか? 1、ケロイドには体質があるのですか? 2、生活習慣や食生活でよくなる方法はありませんか? また、よくないことも教えてください。 3、ステロイド剤など、あまり使いたくない薬での治療の ようなのですが、からだへの影響等、治り具合はどう なのでしょうか? 4、悪性化してしまうのでしょうか? 5、切除したほうがいいのでしょうか? 6、また再発してしまうのでしょうか? わかる範囲で詳しくおしえてください。
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外傷がないのに発生するケロイドを「特発性ケロイド」と呼びますが、実はこうした原因不明と思われるケロイドにも目に見えない微細な外傷が先行している場合が多く、「特発性ケロイド」という用語はあまり使われなくなりました。 ご質問のケロイドも、原因となる外傷がないように見えても、虫刺され、毛嚢炎、皮下に見えない程の微細な異物が入り込んでいて刺激を続けている、という可能性もあります。 わずかな刺激に対してケロイドの増殖があまりにも大きい場合、ケロイドが自律的に増殖する内部要因があると考えられます。 こうした真性ケロイドについては体質的なものが関与していると言われています。 一番はっきりしているのは人種的要因。 黒人>黄色人種>白人 の順にケロイドになりやすい傾向があります。 また遺伝的傾向もあるようです。 ケロイドというのは創傷をきっかけとして「炎症」が持続する状態です。 ケロイドがある部位では炎症を起こす化学物質が存在し、症状(赤み、血管拡張、発熱、かゆみ)も炎症と同じです。 このことを踏まえてケロイド体質や治療・改善方法を考えると、話はとてもわかりやすくなります。 炎症と同じメカニズムの症状を持つ人はケロイドになりやすい傾向にある、例えばアトピー、喘息を持っている人はケロイド体質の可能性が高い。 内分泌系の問題で一時的にケロイド体質になることもあります。妊娠中はケロイドになりやすいと言われています。 ケロイド治療に使われる薬はすなわち「炎症」を抑える物質です。 ステロイド局注、ドレニゾンテープもステロイドですが、炎症を抑える代表的な薬です。 内服薬のリザベン(トラニラスト)は元は喘息の薬でしたが、経験的にケロイドに効果があることがわかり、ケロイド治療に転用されています。こちらも炎症と拮抗する物質です。 治療法については、皮膚科で扱っているところはほとんどありません。形成外科に行ってください。形成外科でもケロイド外来が別に設けられているところもあります。 ひとつケロイドができたら、全身的にケロイドになりやすい状態になっていると考え、切除という処置は極力避けます。 再発というより、傷を作ると新たなケロイドになりますから。 こちらで回答してますので参考になさってください。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=957432 肥厚性瘢痕が真性ケロイドに変化することはありますが、腫瘍ではないので、真性ケロイドが悪性化することはありません。ただし、増殖はします。 日常生活でケロイドに良いと思われること:押さえること(圧迫) 肩から胸にかけての広範囲はケロイドでブラジャーのひもが当たっていたところだけケロイドが消退した例もあり、圧迫するための用具などもあります。 持続的に圧迫する必要があります。 悪いと思われること:引っ張ること(張力) 肘、膝、胸などは動かすことがすなわち張力になります。 良いと思われる食べ物: 大した効果は期待できませんが、炎症やアレルギーを抑えるものは良いと思われます。 免疫効果を高めると言われているようなものは逆効果かもしれません。(自信なし) 民間療法のようなもので効果のあるものはありません。 急激に大きくなってきたものでしたら、やはり、早いうちに形成外科を受診された方がいいですね。
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- muwaiko
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私の場合は、子どもの頃にかかった水疱瘡のあとが(肩の下あたり)、年齢と共にケロイド化し膨らんで大きくなってしまいました。一時とても気にしていましたが、この数年忘れて放っておいたら、小さく薄くなっていました。時々とても痒くなり、かいてしまいます。 1、の体質かどうかはわからないのですが、ケロイドになりやすい場所があるそうです。胸部、上腕部、お腹(帝王切開などで)はケロイドになりやすいそうです。 質問者様も私もなりやすい場所にあります・・・。 これは、別の病気で形成外科にかかっている時に、ついでにケロイドが小さくなってきたのを診て頂き、教えていただきました。 3、6年位前に皮膚科でケロイド部分にのみ貼るテープの薬をもらい、数ヶ月試した事があります。長く続けないと効果が出ないと聞いていたのですが、やはりなかなか効果が現れず、やめてしまいました。でも、今のものはよく効くようになっているかもしれません・・・。 他に関してはわかりませんが、皮膚科か形成外科の先生に診ていただくのが良いかと思います。ちょっとでも参考になればと思い書いてみました。
お礼
ありがとうございます。 どの文献を読んでもなかなか詳しく書いてなくて。 少しでもいろんな方のご意見を聞きたかったので助かります。 できるだけ早くに病院へ行こうと思います。
- lilylilylily
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私も子宮内膜症の手術跡がケロイドになりました。 私の場合は皮膚科に行って「ステロイド剤の皮内注射」をしたら、見事に綺麗になって、今は傷がどこにあったかさえ解らない程になりました。 ですので、この方法はお勧めです。 ただ、この治療法は「行ってくれない皮膚科」も多いのです。 ですので、皮膚科でこの治療を受ける場合は予め「そちらではケロイドに対するステロイド注射をやってくれますか?」と問い合わせをしてから、受診されると良いでしょう。 行って「空振り」では元も子もないですから。 あとの治療法は「外用薬」と「内服薬」です。 下記「参考URL」を御覧になって下さい。 「ケロイドの治療法」が薬の名前なども挙げて書かれています。 どうぞ、御参考になさって下さい。 あと、市販されている外用薬では「ぺリドール」というものが佐藤製薬から販売されています。 20グラムが1000円、35グラムが1500円でした。(ネットで変えます。「ケンコーコム」というサイトです。) 以上、私の経験も踏まえて書かせて頂きました。 何かのお役に立てれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 薬も市販されてるんですね。 もう一度いろんな皮膚科へ受診してみたいのですが、仕事柄なかなか病院へ行くことができなくて、その間にまた大きくなるのが怖くて質問をたくさんしてしまいました。 ご意見を参考にさせていただきます。
お礼
くわしく説明していただきありがとうございます。 いろいろ知りたいことがわかりました。 参考にさせていただき、時間があるときに病院へ行ってみたいと思います