曲げ工程のシゴキカス対策について
いつも参考にさせていただいております。
さて、今回プレスメーカーさんより、フランジ形状の曲げ工程からカスが出るとの不具合の相談があり、曲げ工程を更新しました。
(金型自体は5年前に納品、以後現在までは問題なく打てておりました)
しかし、状態は改善せずカスが出るのが止まりません。
参考画像の「2nd曲げ」の赤丸部付近から発生。
曲げ型の状態(先の金型部からの改善点含む)
ワークをシゴク箇所に表面処理施工(Ti-C)。
ワーク滑り込みのR(フランジ曲げ)を前回より大きくした。
プレス加工時に注油はしている。
現在考えうる対策
1 滑り込みR及び成形部R(参考画像「曲げ部品」の破線部分まで拡大)を大きくする。
2 抜き形状を変更する。
3 旧の金型部品を再度表面処理をかけなおして、取り替える。
対策2については、フランジ高さを小さくするとそこに余った材料が集中してしまい、さらに悪化する可能性が大きい。
カスの出る箇所を突き詰めて、その箇所のみ行なうのであれば、あるいは…。
対策3についてはあまり効果なしと考えてます。
何かよいアイデアがおありでしたら、お教え下さいますようお願い申し上げます。
1st曲げ
2nd曲げ
曲げ部品
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お礼
ありがとうございました。