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アダルトビデオのモザイクの意味
アダルトビデオのモザイクに意味はあるのでしょうか? テレビなどでモザイクをかけるのは教育的にもよくない、というのはわかります。ですが、すでに成熟した大人が見るものに対してモザイクをかけることに何の意味があるのでしょうか?あそこまでおおっぴらな性交のシーンに対して、性器をちょっと隠したところで何の意味もなしてないし、そんなつまらない規制をしていることで裏ビデオなどが出回って暴力団の資金源になっているだけなのに、なぜこんな法律があるのかわかりません。
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以前少しメーカーで働いていて聞いた話なのでたぶん合っていると思いますが・・・ 本来は性交シーンを映像にすること自体が、わいせつ行為にあたるためNGなのだが、ストーリー上必要であり本番行為は行わない(擬似)ということで審査団体の審査が通りました。もちろん従来は(ロマンポルノ等)本番行為はしていないはずです。そしてその擬似をごまかす為に濃いモザイクをかけていました。また、もちろん性器や肛門はわいせつ物にあたるのでモザイクが必要という認識でした。(これは劇場上映やレンタル市場の作品の審査団体の審査基準です。 しかし最近のビデオやDVDの販売店で売られている作品は別の審査団体を通しているため少し基準が違います。もちろん性器はNGですが、肛門は排泄口なのでモザイクは不要であるという認識です。(ただしあくまで排泄口なので、肛門へ何かを挿入する場合はモザイクが必要) 今は裏ビデオ等が氾濫していますが、それを販売することは、わいせつ物図画販売の法律違反で捕まります。なのでアダルト作品メーカーはモザイクを入れなくてはいけないんです。
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- kouta_kouta
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性は、禁止(タブー)があって初めて成立します。たとえば、女性が大股を広げて、「さあ、楽しくセックスしましょう」と言っても、男性は勃起しませんよね。 女性の裸体や性器は、隠されているからこそ、男性は興味を抱き、欲情します。何も隠されていなければ、男性は女性に欲情しません。そうなると、セックスが不可能になってしまい、人類は滅亡します。 だから、もしアダルト・ビデオで、女性器がすべてオープンになっていれば、男性は、女性器に対する興味を失ってしまい、人類は滅亡へと向かいます。 しかし、禁止によって初めて成立する男性の性衝動は、本能に規定されたものではありません。人間は動物と違って、本能は存在しません。というか、本能を失い、何をしでかすか分からない愚かな存在が、人間と呼ばれるわけです。 動物ならば、本能の命じるままにセックスすればよいのですが、本能を失った愚かな人間は、そう簡単にはセックスできません。だから、滅亡を回避するために、「隠された女性器に男性が欲情する」という方法を開発したわけです。 もっと明確にいえば、「隠された女性器に男性が欲情する」というセックスは、本能を失った人間が、「仕方なく開発した方法に過ぎない」ということです。だから、他の方法を開発し、それが上手くゆくなら、そっちを採用すればよいのです。 けれど、ご存知のように、行政は前例踏襲を好みます。「隠された女性器に男性が欲情する」という前例も、行政らしく踏襲しているわけです。この前例は、もう何万年も続いているので、いまさら変更しようにも、どうしていいか分からないのです。変更となると、社会の秩序が激しく乱れる可能性も大きいと、行政は直感で知っているでしょう。 だから、「隠された女性器に男性が欲情する」という前例を踏襲し、社会秩序を守るためなら、裏ビデオが暴力団の資金源になることぐらい、黙認できるわけです。行政にとっては、数の多い「表ビデオ」にモザイクが掛かっているほうが、ありがたいわけです。 結論をいえば、アダルト・ビデオの女性器にモザイクが掛かっているのは、行政の前例踏襲の結果です。なお、私のこの意見は、心理学者の岸田秀の理論に多くを拠っています。