海外（英語圏）留学をして後悔した人

質問

海外留学をした人の中で後悔した！と言う方はいますか？例えば、高い金だして海外の大学まで出たのに就職できなかったとか、たいして語学が身につかなかった。。とか
あまり後悔した人という話を聞いたことがないので、質問しました。

回答No.2

milky2222 · ベストアンサー

４－５年留学したからって、普通の人は語学がネイティブ並みになることは稀で、話す・書く・読む・語彙のうちのどれかに問題が残ります。
私は滞米17年で、院を卒業してアメリカで管理職をしていますが、「英語できます」なんてクチが裂けても言えません。「これが日本語だったら、絶対に負けないのに」と思うことも未だにあります。

この年月、大学や院を卒業したけれど、就労ビザの取得ができず諦めて帰国した人をたくさん見てきました。外国人が就職しやすいアメリカでも、H1-Bの就労ビザは、年間3万人くらいしか発給されません。これをアメリカ全土の新卒留学生や海外からの就職希望者が取り合うのですから激烈です。またEUでは卒業しても就労ビザの取得はかなり絶望的だと聞いています。

また、日本に帰国しても就職は厳しいようです。最近の日本は「英語ができる」くらいでは就職に有利にはならないそうですから。特に日本の会社を辞めて留学した人は、留学時代に資格や実力を身につけない限り、再就職は非常に険しく、派遣やアルバイトなどで食いつないでいる人も多いと聞きます。

ただ、後悔するかしないかは、本人の性格によりますね。
海外では日本でできない経験ができますので、その部分だけ取ってみれば「後悔していない」という人が多いでしょう。特に、ワーホリや語学留学なら「目的が英語を勉強して海外で生活すること」なのだから、期待外れの部分は否めないとしても後悔する人は少ないでしょう。アメリカの生活や学業が合わずノイローゼになった人や成績が悪くて退学させられた人などは別ですけれど。

海外生活の憧れや日本からの逃避で深く考えずに留学し、卒業間際になって「就労ビザって何ですか？ どうすればアメリカで就職できるんですか？」「どうすれば日本の就職先が見つかりますか？」なんて聞いてくる人がいますが、こういうタイプは大半が撃沈してます。日米のライバルたちは、将来を見据えて専攻を選び、在学中にインターンをして経験を積み、卒業前に内定を貰っているのですから、この時点で既に出遅れてしまっているからです。

就職を目的とした留学で後悔しないためには、自分の目標を早めにきちんと定め、将来の計画と対策を練っておくこと、そして、留学中に目標を達成するための努力や情報収集、人脈作りを惜しまないことです。

余り知られていないことですが、アメリカは日本よりも「学歴社会」です。良い大学へ行けばいくほど、より高い学歴を得れば得るほど、良い人脈ができますし、就職に有利になります。MEI-JIANG51さんのご意見は、そこを指摘されており、私も同感です。

外国人というハンデを持つ身で、現地の優秀な人間と競争して待遇の良い仕事を得るには、英語ができるのは当たり前で、他に何らかのプラスアルファを身に付けることが必要なんです。バイリンガルが多い欧米で、日本企業の国際ビジネスが低下している現状では、日本語ができることは大したプラスにはならないですからね。

お礼

とてもくわしい意見をありがとうございました！！わかりやすい上に現実味あふれるコメントでしたので役にたちました。今まで留学というと良い面しかみない傾向があったのですが、milky2222さんの意見を読んでこういった側面をみることができよかったです。現実は厳しいのですね。留学について再度考えさせられました。・・・milky2222さんは17年も住んでいるのですね！！milky2222さんはアメリカに行った事は後悔していないですか？

回答No.4

mei-jiang51

お返事遅くなってすいません。

今私はアメリカの大学でグラフィックデザイナーをしております。

私が”あの時もっと違う学校に行っていれば．．．”と思ったのはその学校の有名／知名度だけが理由ではなく、もう少し大きな学校に行っていればクラス数も多く、私が行った所では受ける事の出来なかったクラスも受ける事が出来たはず、と言うのも大きな理由です。そういう事を含め、もう少し大きな学校に行っていれば．．．と今更ながら思います。

参考になれば幸いです。

お礼

お礼が遅くなってごめんなさい。なるほど。学校選びもとても大事なのだと思いました。参考になりました☆

回答No.3

milky2222

結論としては、後悔はしていません。

永住権を取るまで、かなり苦労しましたし、アメリカの悪いところも良いところも経験しましたから、アメリカ万歳というつもりは毛頭ありませんがね。

また、日本では公務員で、院卒業時がバブル時期で日本の大手企業から幾つか内定を頂きましたから、「留学しないで公務員を続けていたら…、アメリカに残らなかったら…、どうなっていただろう」と考えることはありますが、最終的に自分で選んだ道です。それに、自分の性格が日本向きでないのは痛感していますから。

後悔していない理由は、以下の通りです。

１）性別・年齢差別が日本より少ない（特に女性に対する就職差別・昇進差別がない）
２）転職が簡単である
３）プライベートと仕事がきっちり別れていて、休暇が取りやすく自分の時間を持てる
４）個人主義で、他人に口出しされることがない
５）自分は基本的に学問が好きで、アメリカの教育システムが合っていた

私見ですが、留学や海外移住には
１）前向きで、へこたれないネアカな性格
２）独力で困難を解決できる精神力
３）文化の違いを消化できるフレキシビリティ
が必要だと思います。

先進国の欧米ですらシステムがいい加減で、役所や学校で書類をなくされたり、バス・電車が時間通りに運行しなかったり、は日常茶飯事ですし、第三世界はもっとすごいです。
海外で日本の完璧主義を持ち込もうとするとストレスだけが溜まります。留学生や駐在員で「アメリカなんか大嫌いだー」と言って帰国する人も多いですよ（笑）。

お礼

お礼が遅れてごめんなさい。　大変役にたちました。やはり長所短所はどちらの国に行ってもあるのですね。自分の性格を判断した上で決めなくてはいけませんね。本当にありがとうございました

回答No.1

mei-jiang51

こんにちは。アメリカ在住10年の２９歳の女です。

私の場合、留学そのものは後悔していませんが、決めた学校に後悔しております。アメリカと言っても大きな国。何処もかしこもニューヨークやカリフォルニアの様ではありません。あの時行ってた学校がもっと別の所だったらきっと今もっと良い仕事に就けてたかも．．．とはたまに思います。

こちらで知り合った留学生の知人も留学そのものを後悔してる人はあまり居ない様です。ですが、ご質問者さんの言う様な状況になってる人は多くいます。こっちの大学を出たのに、今は日本でバーテンをやっていたり、バイトをしながら英会話に通ってしまっている人とかもいます。ただ、結果はどうあれ、留学をした人は基本的に”留学をした事自体は言い経験になっている”と思っているのでは無いかと思います。だからあまり”留学なんてしなければ良かった”と言う言葉は聞かないのでは無いでしょうか。

ご質問者さんの求めている様な回答では無いと思いますが、私の経験からの意見を書かせていただきました。

お礼

どうもありがとうございました。＞あの時言ってた学校が別の学校だったら　というのは、やはり学校の有名度でしょうか？　海外大学を卒業してバーテンをやったりするのはちょっと嫌かも。。。MEI-JIANG51さんは今はアメリカでお仕事されているんですか？