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有線LANの速度について
今、windowXP,windows98SE,windows98,windows95×2をスイッチングハブで有線LANを組んでいます。そこで、そのLANの転送速度を上げるにはどうすればよいのですか?そのソフトとかあれば教えてください。よろしくお願いします。
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質問者さんが混乱するといけないので、専門家として補足しておきます。 ネットワークの実際の通信速度と言うのは、以下の要因で決定されます。 ・通信機器の【リンク】速度 ・通信経路の混雑 前者は、PC の場合はNIC の速度になり、NW 機器の場合はPort のLink 速度です。 基本的には以下のような接続になります。 <PC> <SW> 10/100M <--(100M-Full)-->10/100M 10M <--(10M-Half)--> 10/100M これは、NIC とSW の間でLink UP する際に信号を確認し合い、 お互いのリンク速度を調節します。 (ここでFLP やNLP が使用され、以後Idle 信号で互いのLink 状態を監視しあいます) OS が持つネットワークカーネルのパフォーマンスに、 Windows95/98/ME とWindows2000/XP 間では違いがありますが、 基本的に通信速度が2倍も変わるようなことは有り得ません。 また、NIC を接続しているインターフェースにも左右されますが 100M のPCI スロットNICで接続していれば、 Win95 出会っても十分100M に近い速度は出ます。 (USB1.1の場合は、理論値で11Mbps なのでそれ以上は出ません) ただし、リンク速度が異なるPC の通信においては、 リンク速度はもちろんそのままですが、 最大転送速度は遅い方の速度になります。 次に通信経路の混み具合ですが、これは10M-HUB を使用すると多発します。 通信が1対1だけで行われている場合、10M に近い通信速度が出ますが、 複数の通信が同時に起こると、通信の遅延が発生します。 また、半二重通信と呼ばれる、片方向通信しかできないため、 大きなファイルをTCP/IP で転送しようとすると、 必然的に通信速度は低下します。 その他の通信経路が混む原因としては、PC やSW のスペックも関係します。 これは転送データを蓄積する内部メモリが少なければ、 それだけ通信の待ち時間を作ってしまう為で、 待ちきれなかった通信データは破棄され、再送されます。 大きなファイル転送の場合、この処理が繰り返され、 最終的に転送処理の時間制限に引っかかり、 通信エラーを引き起こしたり、ファイル破損の原因にも繋がります。 以上のことを踏まえた内容が、No.3 の回答になります。 繰り返しますが、SW が間に入っているので、リンク速度は自動的に調節されます。 SW のLink 速度は、Port to Port で行われ、 SW 全体がある一定のリンク速度に統一されるわけではありません。 10M のリンクが間に入ると、その間の通信が10M に縮小されますが、 リンク速度は変わりません。 専門家から見れば、OS でリンク速度が変わるというような変な話はナンセンスです。
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- kuma-ku
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info22さん、何か誤解をされていませんか? FLP/NLP/AutoNegotiation の仕組みを、 もう一度ご確認ください。
- info22
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#2です。 #3の方の以下の発言は正確ではありません。 >余談ですが、、、 >#2 の方が述べられている内容は、適当とはいえません。 >あくまでネゴシエーションはリンクアップ時のみです。 >毎回するわけではありません。 これは「通信相手が4つの通信形式の1つだけに限定されている場合」または「1対1の通信の場合」に限られます。 いかえれば、最初に10Mbps半2重のWin95に出会ってしまったら、ネゴシエーション(自動認識:検出と自動設定)はその一番遅い通信方式でそろってしまい、効率の悪い通信状態に陥ってしまうことになります。 また、どれかのPCが現在の通信形式と異なる他の通信形式でWinXPにリンクアップをしようとするとまたネゴシエーションのプロセスがその都度行われます。複数のPCがより高速の通信形式のPCに現在の通信形式と異なる形式でリンクアップしようとするたびに毎回ネゴシエーションプロセスが行われることもありえます。 もう一台、WinXPのPCが100BASE/10BASE-Txまたは1000BASE/100BASE/10BASE-Txでネットワークに参加したら、ネゴシエーションプロセスが盛んに繰り返され、最悪すべてのPCが一番低速の10BASE-Tの通信形式を採用することになることもありえます。 これではWinXPの100BASE/1000BASE-Txの高速性が損なわれてしまいますので、No.2で書いたように、通信速度(通信形式)の同じPCグループは同じハブに接続してまとめた方がよいのです。 現在の質問者のネットでは100BASE以上はWinXP一台ですのでWinXPは、ネゴシエーションの結果として、10BASE(10Mbps)の全2重か、半2重かのどちらかを選ぶわけです。WinXPが2台以上になった場合は、1台のスイッチングハブで接続すると、ネゴシエーション機能が災いして、WinXPがWinXPとWin98/95グループと交互に通信するときネゴシエーションプロセスが速度が異なるリンクアップが発生する度に、通信形式を切り替え選択するネゴシエーションプロセスが繰り返されます。これを防止し、WinXP間でのネゴシエーションプロセスだけで通信形式を固定するために高速側のWinXPをまとめるSW-HUBと低速側のWin98/95を10BASE固定のハブでまとめて接続した方が全体として高速な効率のよいネットワークができます。 以上回答を補充させていただきます。
- kuma-ku
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こんにちは 幾つか方法があります。 □ハード的に速度を向上させる 現在接続されている通信速度よりも速い通信速度の NIC/Switch を使用するという方法です。 10M -> 100M -> 1000M また、半二重(Half-Duplex)の通信を行う機器が間に入っていれば、 半二重の区間の通信は送信/受信がどちらか片方しか行えないため、 受信確認を行うTCP 通信には苦手となります。 ですので、できるだけ**Mbps-Full で接続できるようにしてください。 AutoNegotation の機器同士は、正常であればFull Duplex で接続が行われます。 □ソフト的に速度の向上を図る ファイル共有を使われている場合は、 以下のようなツールを使うと、転送の速度の向上が図れます。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se193087.html その他の方法としては、、、 TCP 通信を行うと、送信したデータの確認を行いながらの通信になるため、 どうしても遅くなります。 この為、UDP でファイル転送を行うと、若干の改善は見られます。 TFTP は、UDP でファイル転送を行う為のプロトコルになるため、 ファイル送信側ではTFTP Client、 ファイル受信側ではTFTP Server を利用します。 http://support.3com.com/software/utilities_for_windows_32_bit.htm ---------- 余談ですが、、、 #2 の方が述べられている内容は、適当とはいえません。 >Win98SE/98/95のPC間の相互通信は実は10BASE-T専用のハブで接続するほうが通信が高速に行えます。 Windows 98や95であっても、100BASE-TX で通信する分には、 10BASE-T よりは高速です。 NIC が100BASE-TX 対応で、100M-Full でリンクしているのであれば、 そのまま使用してください。 敢えて通信速度を遅くする事はナンセンスです。 >100BASEの全2重通信→100BASEの半2重通信→10BASEの2重通信→10BASEの半2重通信の順に通信できるかを試行することを繰り返す。つまり、WinXPとWin95の通信は毎回このような会話を繰り返し、最後に10BASEの半2重通信を行うわけですね。 あくまでネゴシエーションはリンクアップ時のみです。 毎回するわけではありません。
- info22
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Win98SE/98/95はもともとモデム通信でインターネット接続するのに適したように送信パケットと受信パケットのサイズがデフォルトで設定されています。要するにエラーの多い回線でエラーが起こった場合何回も同じパケットを再送信するようなネットワークに対して最適化されています。現在のようなほとんどエラーのない10BASE-Tや100BASE-TXのイーサネットでのTCP/IP通信では、送信パケットサイズ(MTU)と受信パケットサイズ(RWIN)のデフォルト設定値が最適に設定されていません。このパケットサイズの設定を調整するソフトとして、フリーソフトの「Dr.TCP」や「EditMTU」(日本語ソフト)があります。参考URLにMTU/RWINの説明と調整法が詳しく書かれています。その中の上述の2つのソフトの説明図の右側にダウンロードサイトのリンクがあります。 WinXP以外のPCは 10BASE-TのLANポートになっていると思います。確認してみてください。 一方、WinXPのPCは100BASE-TX/10BASE-TのLANポートとなっています。XPについてはデフォルトでMTU/RWINが最適化されています。 またスイッチングハブ(SW-HUB)は最近購入されたものなら、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANポートとなっています。 古いPCをお持ちですので、昔のリピータ型のダムハブ(または10BASE-T専用のSW-HUB)をお持ちかと思いますがいかがでしょうか? Win98SE/98/95のPC間の相互通信は実は10BASE-T専用のハブで接続するほうが通信が高速に行えます。 高速通信可能なWinXPも1台だけなら昔の古いハブ全部のパソコンを接続したほうが、高速なパケットデータの通信ができます。 これは、100BASE-TX/10BASE-Tという100BASE-TXにも10BASE-Tの通信を自動認識して接続しなおすといった機能に問題があって、高速な通信から優先して設定を選択することにあります。対抗するPCがすべて10BASE-Tの低速LANの規格で通信することが分かっているのにもかかわらず、高速通信の設定から試みて、最終的に10BASE-Tの設定にたどり着くことを繰り返すためです。 100BASEの全2重通信→100BASEの半2重通信→10BASEの2重通信→10BASEの半2重通信の順に通信できるかを試行することを繰り返す。つまり、WinXPとWin95の通信は毎回このような会話を繰り返し、最後に10BASEの半2重通信を行うわけですね。 たとえば日本語も秋田弁も分かる米国人が秋田弁しか理解しない年寄りにものを尋ねる場合、年よりは秋田弁しか理解しませんが、米国人は最初に米語で話かけ、相手に通じないと分かった場合、標準語の日本語で話しかけます。それでも会話が通じないと分かった時点で、初めて秋田弁で話しかけるといった具合です。ここに、米語、日本語および秋田弁の分かる通訳(100BASE-TX/10BASE-TのSW-HUB)が間にはいるとさらに複雑になります。米国人と通訳(SW-HUB)は米語、SW-HUBは上記の場合と米国人が辿ったのと同じことをします。 理想を言えば、10BASEのPCは昔の10BASE専用HUBで接続し、100BASE-TXのPCは100BASEまたは100BASE/10BASE自動認識のハブでまとめ、ハブ間を1本のカテゴリ5e等のLANケーブルで結ぶのが良いことになります。100BASE/10BASEのPCが混在する場合がこういった接続方式が最も効率よく高速に通信できます。
基本的には全てのLANボードとスイッチングハブをGIGA-BITタイプに変え、ケーブルをカテゴリー6に変えれば早くはなります。 その後Win98,SE,95のレジストリ設定を変えれば早くはなるでしょう。 レジストリ設定を変えるソフトはフリーソフトで何種類か出ていますが、全くの初心者にはお勧めできません。