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脳動脈瘤の手術に関する疑問
- 兄が脳動脈瘤により破裂し手術が行われましたが、亡くなってしまいました。
- 手術前には麻痺のリスクについて説明があったのか、睡眠薬や精神安定剤の使用は可能だったのか、血圧の影響はあったのか、そして冬眠療法についても疑問が浮かびます。
- また、手術後に意識が戻らなくなることや後遺症の可能性も気になっています。
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■まず、ご質問の番号に答えます。 1.少なくとも、ご本人がはっきりしている時点では、術後の麻痺のことも説明しなくてはなりません。むしろ説明をせずに手術することのほうが問題です。 2.手術前に鎮静剤を投与することはあります。でも動脈瘤破裂を防ぐほどの効果はとてもありません。 3.血圧の変動についてはわかりません。 4.冬眠療法という言葉の意味がそのように使われたかどうかかわりませんが、低体温にしたり薬剤を投与することによって脳の活動や代謝を低下させ、出血による脳のダメージを少なくする方法です。意識が戻らないことを前提とする治療ではなく、脳のダメージをできる限り少なくして回復することを期待した治療法だったと考えます。 5.確かではないですが、後遺症は大きかったかもしれません。 ■動脈瘤の破裂はほんとうにいつ起きるかわかりません。特に一度破裂した動脈瘤については、血圧や緊張とかの要因に関係ないことも多々あります。私自身の経験でも手術直前に鎮静剤が十分に効いていて、血圧も十分に低く管理されている状態で破裂したこともありました。 ■ですから、因果関係はわからないのです。お兄様はお気の毒なことでしたが、何も悪い要素がなくても、そのようになったかもしれません。
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- sentatoku
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■再々度お答えします。 ■少なくとも動脈瘤が見つかってから再破裂まではしかたが無かったかもしれません。 ■でも誤解しないでください。血管の弱い部分に動脈瘤ができる場合、弱い部分は先天的に(生まれつきに)ある場合と、いわゆる生活習慣病や不摂生でできるものとがあります。 ■いずれの場合も、飲酒、喫煙、高血圧はまちがいなく動脈瘤が大きくなったり破裂したりの危険要因です。それらが動脈瘤ができて破裂したそもそもの根本原因であった可能性があります。 ■同じ食生活や人生のパターンで過ごされているならば、兄弟で同じく動脈瘤ができ易い可能性はありますので検査をするとともに、減酒、禁煙、血圧の管理は重要です。
お礼
何度も質問に答えていただき本当に有難うございました。まだ若かったので無念でならなくて、こんな事にならずにすんだのではないかとクヨクヨしていましたが、少し整理がつきそうです。 ご丁寧にありがとうございました。
- sentatoku
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■再度お答えします。 ■やはり出血による脳のダメージ(脳幹部などの圧迫)が強かったのだと思います。冬眠療法を行ったとしても、体温や血圧・脈拍を調節する脳の根元の部分に障害が及んでしまうと、脈拍は上がり(100-120)、血圧は下がり、体温は上昇します(40度近くまでにもなります)。 ■その段階では、冬眠療法も効果が望めません。 ■おそらく冬眠療法を止めたので他の臓器の障害が出てきたのではなくて、上記のように脳によって体の調節ができなくなる状態が続いて体の他の臓器も機能に障害が出てきたのでしょう。 ■やはり出血・再出血による脳損傷が大きく、治療が及ばなかったのだと思います。
補足
何度もすみません。 いくら緊張をほぐそうとも、言葉をかけようとも、結局破裂することを防げたかどうかはわからないんですね・・・。兄は毎日飲酒し、少し喫煙もし、血圧も高かったのですが、脳動脈瘤ができたり破裂したりしたのはそれらが要因というわけではないということですよね? まれに兄弟に同じ場所・時期に同じように脳動脈瘤ができるらしいという話を聞いた事があるのですが、ご存知ですか?
補足
お返事有難うございます。もう少し教えて頂けませんでしょうか。 4について、先生からもそういった説明がありましたが、その割には2日後には脈拍が100以上あったり、体温も39度まで上がっていました。でも血圧が下がってしまい上げる薬を使用したり、よく覚えていませんが他の薬を使用するために冬眠療法の薬剤を止めたら徐々に他の臓器に弊害が出てきた状態でした。 結果的に冬眠療法をしても脳のダメージが抑えきれないほどだったということなのでしょうか?