近い将来、情報インフラとして非常に重要になってくると思われます。現に、NTT東西は「メタル」回線での電話を「捨て」始めています。「ひかり電話」ですね。また「フレッツ フォン」といったテレビ電話も現実的な選択となってきたと言えます。テレビ電話に関しては、電話機自体が手に入りやすくなるかどうか。FTTHの普及進行度合いとのバランスでしょうが、家電メーカーが普及品を出せば・・・。
ある一定割合を超えると、急速に世代交代が進みます。メタルの回線で電話・・・は旧世代として技術革新がなくなり、FTTHでのネット経由での通話は、どんどん新しい機能が開発されていく。一般ユーザーに「パソコン以外でのネット利用」の恩恵が顕著に表れるのがここ2,3年の様な気がします。
今は、インターネットへの接続ぐらいしか思い浮かばないかもしれませんが、その「インターネット」を使うことが急速に進む予感。そのとき、ネットへの出入り口になるのが「アナログ ダイヤルアップ」は???ですね。サービス提供側もダイヤルアップは当然考慮しない。やはり、大容量 安定のFTTHでないと利用できない物が多くなるでしょう。
現実的な話としても、現状キャリア各社は、特にマンションタイプを中心にFTTHの拡販に励んでいるように思います。工事費無料だったり、プロバ料金割引だったり。この状況があとどれだけ続くかは予測できませんが、半年、一年前に比較すると「非常に導入しやすい環境」になったと思います。ブロードバンド利用者がある程度居住するなら、理事会等に提案してみるべきだと思います。また、FTTH導入済みということで、賃貸売却の際もひとつの「売り」になるのでは?
デメリットとしては、今の規格、設備でマンションに安易に導入すると、今後の技術革新にマンション内設備が追いつかない可能性があるということ。たとえば、初期のFTTH導入でhomePNA使って導入したマンションは現状でも下り10M。これをVDSLなりに変更するためには、工事代の負担、料金アップを加入者全員が了承しなければならない。なかなか難しい話になります。現状で満足してしまう加入者もいる訳ですから。
だからといって「高速回線」を使わないわけに行かない時代が目の前ですから、この際電力系、NTT等合い見積もりでもさせてみたらどうでしょう。前述の通り、導入にかかる経費は底値に近くなってますから。
FTTHだけでなく、電力線を使ったブロードバンドも始まる様子。ただ、話題になっているときに使わないと、いつまでたっても低速回線のままになってしまいますよ。新技術より、ある程度「涸れた」技術の方が安心できたりしますので、そう意味でも、FTTH導入にはいい時期かもしれません、今が。
補足
回答頂き有難うございます。大変参考になります。 私個人は現在ADSL利用なのですが、速度を1Mにしかしていないのでもう少し割安で高速ならと考えている程度です。確かにマンション住人のブロードバンド利用率が高いなら導入するのも悪くはないとは思いますが、あくまでも共同体でのこと、共同部分のメンテナンス等を考えた上でのコストなども気なるところですよね。聞くところによると、共同型でも住人に割り振られる人数によって提供速度が変わることもあるらしいですし。そういったことを踏まえて、共同体での光導入ってどうなんだろうと思うわけです。電話もセキュリティ関連でいろいろ言われてますしね。ほんとのとこどうなんでしょうか。判断が結構微妙ですね~。 ア、ちなみに現在うちに営業掛けてきているのはYahooBB光です。