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インフルエンザ脳症のホント。
こんにちは、宜しくお願いいたします。先日、たまたま立ち読みしていた漫画に「インフルエンザ脳症はインフルエンザがあたかも原因に聞こえる病名だが、実はその処方された薬が原因で発病するものだ」という物語が描かれているものがありました。これはどうなんでしょうか?真実なんでしょうか?真実だとすれば、こんな事をいつまでも野放しにする日本の厚生を任されている省は何を考えているのでしょうか?
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■言葉どおりとすれば「処方された薬が原因で発病する」というのは明らかに誤りです。よくわかっていない漫画の作者なのでしょう。 ■インフルエンザ脳炎はインフルエンザウィルスがいなければおきませんし、原因はインフルエンザウィルスです。 ■けれども、インフルエンザの高熱の時に解熱剤を使うとウィルスに対する抵抗力も同時に低下する部分があり、感受性(ウィルスへの抵抗性)の個人差で中枢神経でのウィルスによる炎症が激しくなり「脳炎」となるのです。 ■この作用はどのような解熱剤でも多かれ少なかれあるのですが、小さい子供に強力な解熱剤を使うことでそのリスクは大きくなります。 ■簡単に申しますと、発熱は体がウィルスと戦っているために生じるものです。「熱を下げてしまう=戦いをやめさせてしまう」と炎症が部分的にひどくなってしまう反応がでてくることがあるわけです。 ■でも、インフルエンザ脳炎になるかどうかは、解熱剤の要素とともにウィルスに対する抵抗力の個人差によるものが大変大きいのです。ウィルスに抵抗力のある人は解熱剤を使おうが何しようが脳炎にはなりませんが、抵抗力の弱い人が解熱剤も使って炎症をひどくさせると脳炎にまで進展することがあるわけです。 ■インフルエンザの流行期には、解熱剤を使わなくても脳炎が一定の割合で発生しますから、解熱剤を使うことでその「裾野が広がる」というのが正しい理解でしょう。 ■ですから「解熱剤が原因で発病していく」というのはあきらかに誤った理解です。
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- arsenic23
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原因は解明されていないようですね。 でも、薬との関係を示唆するようなデータもあるようですね。 一例を挙げておきますね。 国は大騒ぎするまで動かないでしょうね。 国家公務員なんてそんなもんでしょう。 なんてことを書くと怒られそうですが・・・ ちょっとフォローすると、国は薬がインフルエンザ脳症の原因になったということが確定するまではうかつに動けないんでしょうね。 万が一、薬が関係なかった場合、製薬会社に思いっきりたたかれますからね。 カイワレの時も先走ったせいで、たたかれましたから http://www.poyopoyo.jp/qa-1-002.html http://www.okiyaku.or.jp/AC2001/nousyou.html http://www.wis-x.co.jp/kachiaru_seminar/wellness/influenza_no_sho.PDF http://www.tanuki.gr.jp/mt/yobou/100/nouen.html
お礼
お返事遅くなりました。やはり製薬会社の関係って重いですよね。癌の治療薬に関しても最近問題になりましたし、利益と人の生命とはどちらが重要なんてモノは明確なのに…。かなしい現実です。
- o24hi
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こんばんは。 そのマンガの作者遅れてますね。それとも昔に書かれた漫画だったんですかね。 解熱剤とインフルエンザ脳症の関連は5年以上前から言われていますよ。勿論、厚生労働省も医療機関に対する情報提供で、注意を何年か前から促していますから、知らない小児科医はいないと思いますし、小さいお子さんをお持ちの親御さんで、お子さんの健康に関心がある方でしたら大抵ご存知ですよ。 心配なさらなくても大丈夫です。 http://homepage1.nifty.com/jibiaka50/inhuruenzagenetuzai.htm
お礼
お返事遅れました。そんなに昔から言われていたのですね、勉強不足でした。ありがとうございます。
お礼
お返事遅れました。なるほど、インフルエンザが原因なのは間違いないのですね。非常にややこしい問題なのですが的確に教えていただきありがとうございました!