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無所属候補について

先日、近隣の市町でそれぞれ選挙があったのですが、 「自民党」だと思っていた人たちがみな「無所属」で利候補し、 結局、自民党候補は1人もいませんでした。 これは、誰も「公認」や「推薦」を得られなかった ということなのでしょうか? それとも、何らかの意図があるのでしょうか? ちなみに、共産党と公明党は堂々と名乗っていました。

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  • you19994
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回答No.1

いわゆる「保守系無所属」などと言われるものですね。 こういう方々は基本的に 例えば自治会の推薦を受けていたり 職域団体の推薦があったりで まとまった票がすでにあるような人たちですね。 それを自民党という名前を全面に押し出した場合に 国政で異変が起きるとその影響をダイレクトに 受けてしまいます。 そうなると圧倒的に不利になってしまいますよね。 自分の及ぶところじゃないのに。 安定した票を持っていれば中央政党なんて関係ないわけです。 票をたくさん獲得するためには公認とかあればいい と考えるかもしれませんが 共産党や公明党と比べたら非常に不安定です。 とりあえず通ればいいわけですから 安定した票をとりあえずキープできる状況 だけを作ればいいわけです。 基本的に最低何票あればいいというのは みなさん計算しています。 都市部だと自治会なんてあってないようなもんですから 逆に政党と繋がっていないと票にならないわけです。 共産党、公明党は支持層がガチガチに固定してますから 逆に名乗らないと支持者にはわからないですよね。 だから無所属と言っても 国政選挙での協力などで 自民党と大きく関わってますし 議会の会派の構成はほぼ政党別になっています。 国政とのパイプを通じて政策実現をしていく ということもあります。

hiiragi24
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。たいへん分かりやすかったです。

その他の回答 (3)

  • kobakoba3
  • ベストアンサー率39% (89/225)
回答No.4

 実際自民党員なんですよね、そういう人たちって。  じゃあ、何で自民党を名乗らないのか  答えはいたって簡単。票を幅広くとるためです。  保守系無所属候補の支持者の多くは、主に地域のつながりと友人知人。  主に評価を受ける基準はその「ひと」と「なり」  中には自民党を好まない人も多数いたりする。その人たちを無視して自民党「公認」ででても、得策ではないと思う人は無所属で出るのです。  中には、支持者の多くが自民党員で「どうどうと自民党を名乗ったほうが評価が高まる」と判断し、党公認を受ける人もいます。  都会に行けば行くほど、選挙の規模が大きくなればなるほど、人のつながりよりも政策への共感が大事な要素になるので、党公認候補の比率が高まります。

hiiragi24
質問者

お礼

なるほど。よく分かりました。ありがとうございました。

  • lequeos
  • ベストアンサー率54% (308/566)
回答No.3

地方に行けば行くほど、「回りの人はみんな自民党」というのが当たり前の光景になっていくのが日本の現状です(党員に限らず、支持者という意味で。最近は、特定の支持政党を持たない層が地方でも増えていますが、世論調査ではそう答える人でも、日常生活の中では「おらぁ自民党だから」というのはそれほど珍しいことではありません)。 そういうところでは、特に議員選挙の場合、わざわざ「自民党公認」「推薦」を受ける必要がありませんし、公認・推薦をもらうためには、ウソでも地元の支部組織で役員を務める県議や、場合によっては同僚の議員に頭を下げる必要がでてくるので、そういうのが面白くないということもあるでしょう。いずれにしても、一番の原因は、自民党以外の政党が、市町村レベルできちんとした支持者・勢力を持っていないことにあります。 共産党、公明党はその点きちんとしていますが、これは彼らにとり、国政選挙に向けた日常的なPR活動の一種みたいなものですからね。自民党の場合は、それすらする必要がないので、いよいよどうでもよくなっている感じでしょうか。

hiiragi24
質問者

お礼

ははあ、なるほど! ご回答ありがとうございました。

  • bentrey
  • ベストアンサー率40% (84/207)
回答No.2

 1993年の選挙で、自民党の派閥政治・不正・堕落に嫌気が差した国民的機運により、非自民政権・細川内閣が誕生しました。(リクルート事件や愛人問題で首相を辞めた宇野首相その他もろもろ)  この時期は、とくに「自民党」所属と名乗るだけで殆ど落選確実でしたし、政党政治への不信感から「無党派層」という言葉が生まれ頃でしたから、立候補者も党名を名乗らず、又は自民党を離れて「無所属」としたりしていました。  現在では、地方によっては「自民党」の看板を掲げる方が選挙に有利であったり、逆に不利であったりします。後者の場合、自民党の「公認・推薦」と言うだけでも落選確実というような横浜・名古屋の選挙区もあります。 恐らく、何等かの意図があるかもしれません。そして当選後、「自民党入り」というオマケも90年代後半は多々見受けられました。

hiiragi24
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。歴史的な経緯があったのですね。参考になりました。

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