- ベストアンサー
胃潰瘍と十二指腸潰瘍
標題の病気には、相互に因果関係があるのでしょうか? 胃潰瘍だから十二指腸潰瘍になる(その逆も)? うちの親がよく併発してたので、ふと疑問に思いました。 ご存知の方、ご教授ください。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
胃潰瘍と十二指腸潰瘍についてですが、実は原因が異なります。 潰瘍ができる原因は大きく2つあります。 1つ目は、胃酸が多く分泌されるため消化管の壁への攻撃因子が増えて起こる。 2つ目は、消化管を保護する粘液(粘膜)の減少や、消化管への血流減少などによる防御因子の低下です。 多くの場合胃潰瘍は、2つ目の原因である防御因子の減少が引き金になって起こります。また壮年期・高齢期の患者さんが多い傾向にあります。 一方、十二指腸潰瘍は、1つ目の原因である攻撃因子の増加が引き金になって起こることが多く、どちらかというと若年者に多い傾向があります。 したがって治療は、それぞれの原因にあわせて、多過ぎる胃酸を出にくくしたり、粘液の分泌を高めて防御因子を増強させます。 今回の質問では、併発されるということでしたが、ストレスなどが多い環境ではこれらの原因が絡みあってどちらも治りにくい状態にあったということではないでしょうか。
その他の回答 (2)
- saburo0
- ベストアンサー率35% (76/216)
回答No.1
部位が違うだけで、原因や症状や治療は同じだと思います。